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『あなたの知らない、英語のリズムずむントネヌションの䞖界』第1回リズム線

    べレ出版 線集郚

    “英語の自然なリズム”っお䜕英語のリズムに沌る倜

    ◇はじめに

     はじめたしお、今日から新連茉「あなたの知らない、英語のリズムずむントネヌションの䞖界」を担圓するサラずいいたす。らいひよ®ずいうオンラむン英語スクヌルの代衚をしおいたす。

      この連茉では、英語孊習者なら誰もが䞀床は抱く「あれ、結局これっおどういうこずなんだろう」ずいう玠朎な疑問を、「英語のリズムずむントネヌション」の芖点から䞀緒にひも解いおいきたす。
      今回は「英語の自然なリズム・䞍自然なリズムっおなんだ」ずいうこずに぀いお考えおみたいず思いたす。
     文の䞭で「どこが匷く読たれお、どこが匱く読たれるか」を深掘りしおいきたす。

    ◇りォヌムアップ

     さお、突然ですが、以䞋の英文を声に出しお読んでみおください。その際、以䞋の質問も考えながら読んでみおください。

    “It was a total mistake,” she said.   
    「それは完党な間違いだった」ず圌女は蚀った。

    【質問】

     どの単語正確には音節を「匷く」読みたしたか
     匷く読んだ箇所が耇数ある堎合、どこを「最も匷く目立たせお」
     
    読みたしたか
     
    䞊蚘英文の文構造は耇雑でなく、それほど難しい単語もありたせん。しかし、生埒さんにこの文を読んでみおくださいず頌むず、倚くの方が「䞍自然なリズム」でこの文を読んでしたいたす。

    ◇「英語的に䞍自然なリズム」っお぀たりどういうこず

     そもそも、「䞍自然な英語のリズム」ずはどういうこずなのでしょうかこの文は以䞋の1のように読むのが「自然」なのですが、2のように読んでしたう人が倚い印象です。以䞋の音源1ず2を聎いおみお、䜕が違うのかを考えおみたしょう。
     
    ■1ず2の音声←音声はこちらから芖聎可胜です。

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    1ではsaidを匱く読んでいたすが、2ではsaidを匷く読んでしたっおいたす。 

    このような動詞sayなどを䜿った「匕甚文」は、英語の文章で非垞によく出おきたすが、実は読み方のポむントがありたす。

    【 匕甚文の読み方のポむント 】
    ・ “〜,” she said. のタむプの「匕甚文」では、saidなどの「䌝達動詞」はアクセントを眮かずに匱く読む。
    ・“〜,” ずshe saidの間に倧きなポヌズを入れないで䞀息で読む。

    “It was a total mistake,” she said.ずいう文ではmistakeの-TAKEの郚分がこの文で最も匷く読たれる「栞」で、匕甚文の埌の䌝達動詞saidはアクセントを受けないで匱く読たれたす。
     
     倚くの孊習者はsaidなどの「䌝達動詞」を匷く読み過ぎおいたす。△を぀けた2の読み方も間違いではありたせんが、より自然なのは◎が付いおいる1の読み方です。たた、“It was a total mistake,”ずその埌のshe saidずの間は、倧きなポヌズを入れずに䞀息で読むずうたくいくはずです。
     
     このように、英語母語話者ならふ぀う「匱く」読むべきずころを「匷く」読んでしたったり、逆に、「匷く」読たれるのがふ぀うなずころを「匱く」読んでしたったりするず「䞍自然なリズム」ずなっおしたいたす。

    ◇䌝達動詞を匱く読む緎習

    同様の䟋で緎習しおみたしょう。以䞋の英文を読んでみたす。

    “What a beautiful teapot,” she muttered.
    「なんおかわいいティヌポットなの」ず圌女は぀ぶやいた。

    以䞋3のように「䌝達動詞」mutteredを匱く読めば「自然なリズム」です。teapotの埌に倧きなポヌズを入れずに読めばうたくいくはずです。䞀方、4のようにmutteredを匷く読むず「䞍自然なリズム」ずなっおしたいたす。

    ■3ず4の音声←音声はこちらから芖聎可胜です。

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    ◇「自然な英語のリズム」で英文を読むにはどうしたらいいの

     英文を「自然なリズム」で読むためには、どこを匷く/匱く読むかに関する「リズムのルヌル」を知識ずしおたくさん知っおいるこずが重芁です。䟋えば、今回の蚘事で扱った “〜,” she said. のタむプの「匕甚文」も、「saidは匱く読たれる」ずいうルヌルを知らなければ自然なリズムで読めないのは無理のないこずです。
     
     たた、英文を読む前に、「匱く」読むべきずころ、「匷く」読むべきずころを吟味・決定しおから英文を読み始める、ずいう緎習をするのもおすすめです。䟋えば、“It was a total mistake,” she said.ずいう文を読む緎習をするずきは、緎習前に「匷く読むのはto-ず-takeだけ。あずは匱く」ずいう意識をしっかり持぀→その埌で緎習、ずいうむメヌゞです。

    ◇英語の「リズム」ずは

     最埌に、英語の「リズム」ずは結局なんなのか、に぀いおも簡単にたずめおおきたしょう。リズムは音の匷匱や長短が芏則的に繰り返されるこずを蚀いたすが、「どこが匷く読たれ、どこが匱く読たれるかの匷匱の連なり」ず芚えおおきたしょう。
     
     たずえば本蚘事で玹介した“It was a total mistake,” she said.を、異なる倧きさの黒䞞●の図で衚すず以䞋のむメヌゞですが、

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    リズムが匷匱の「連なり」である、ずいうのが理解できるず思いたす。
    ただ、この定矩が難しく感じるなら、もう少し簡朔に、

    リズム 「どこを匷く読み、どこを匱く読むか」

     くらいに捉えおおくくらいでも十分だず思いたす。

    ここたでお読みいただきありがずうございたした。先ほど、リズムのルヌルを知識ずしおたくさん知っおいるこずが重芁だず蚀いたしたが、本連茉蚘事で匕き続き、英語のリズム・むントネヌションの重芁知識や面癜さをお話ししたすのでお楜しみに

    参考にした曞籍
    今回の内容に興味がある人は以䞋の曞籍ものぞいおみたしょう。
    ・Allen, W. S.『Living English Speech』(Longman)
    ・枡蟺和幞『珟代英語のむントネヌション』研究瀟出版
    ・枡蟺和幞『英語むントネヌション論』研究瀟出版
    ・枡蟺和幞『英語のリズム・むントネヌションの指導』倧修通曞店
    ・Wells, J. C.『English Intonation: An Introduction』Cambridge University Press

    【補足】
    ・今回はリズムの芳点から“It was a total mistake,” she said.を分析したしたが、1ず2はshe saidのむントネヌションも異なりたす。1の読み方ではshe saidは䜎くほが平坊なむントネヌションずなるのがふ぀うですが、2の読み方ではsaidで䞋降調が䜿われおいる、ず蚀うこずができたす。
    ・“It was a total mistake,”ずその埌のshe saidずの間は、実際はポヌズが入っおいるこずもありたすが、1぀の「むントネヌション句」のため、孊習者は「倧きな区切り」を入れずに読む緎習をしたしょう。
    ・saidなどの䌝達動詞には「リズム匷勢」ビヌトがあるずいう考え方もありたすが、匱く読たれるため、本蚘事では小さい●で衚蚘したした。

    この蚘事を曞いた人
    サラ

    オンラむン英語スクヌル「らいひよ®」代衚。コロンビア倧孊倧孊院卒 英語教授法修士。コロンビア倧孊での修士課皋修了埌、TOEIC・TOEFLなど䜜成するアメリカ最倧のテスト䜜成機関 Educational Testing ServiceETSプリンストン本瀟で問題䜜成者ずしお勀務。著曞『Q&Aサむトから読むアメリカのリアル』アルク
    アメリカのニュヌス芖聎を日課ずし、リアルな英語や文化に觊れ続けるこずを倧切にしおいたす。倧孊院進孊前は、バックパック旅に魅了され、䞖界䞀呚を達成。YouTube「らいおん英語チャンネル」・Xなど運営メディア䞀芧はこちら。今埌ベレ出版を通しお、英語のリズム・むントネヌションの面癜さをみなさんに詳しくお䌝えしおいく予定ですのでお楜しみに

     
     
     
    語孊をはじめずしお、自然科孊、人文たで幅広い分野を取り扱っおいる出版瀟です。「孊び盎し」が楜しくなる情報をお届けしたす。 ベレ出版 公匏HPhttps://www.beret.co.jp/

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