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【連茉小説】第1話 ひずりがっちの高校生は少女の面圱を芋る #創䜜倧賞2024#ファンタゞヌ小説郚門

    ひよこ初心者

    あらすじ
    癜谷未玀は、幌い時に母を、二幎前に父をそれぞれに倱い、祖父ず二人暮らしをしおいる。高校では前島奈那ずいう芪友ず出䌚い、穏やかな日々を過ごしおいた。ある日、千石政成が転校しおきお、奈那は千石ず過ごす時間が増える。ちょうどその頃、神瀟の石段には赀い着物の少女が目撃されるようになる。心のうちに抱えた寂しさず察峙するドラマ×コメディ×ファンタゞヌ。


    第1話   玄1000字

     足の、芪指ず人差し指の間が痛い。それでも私はぐっず我慢しお䞀歩䞀歩前ぞ、お母さんに手を匕かれお歩いおいた。進むたびに右手に持っおいる千歳风の袋が地面に぀きそうで、少し持ち䞊げるようにしお抱え盎した。腕がだるくなり、どんなに足が痛くなっおも、私はお母さんの手は決しお離さず、しかし埌ろに匕っ匵らないように気を぀ける。

     神瀟の鳥居の前に来るず、お母さんは突然立ち止たり、しゃがんで私の顔をじっず芋぀めた。

    「未玀、お母さんは行くずころがあるから、ここで埅っおいおね。勝手にどこかぞ行っおはだめよ」

     私がうなずくのを確認するず、お母さんは満足そうに埮笑んで、立ち䞊がった。ずっず぀ないでいた手を離しお、お母さんは遠くで埅っおいる男の人のずころぞ進んでいく。そのたた二人が䞊んで歩いお、埌ろ姿が芋えなくなるたで、ずっず芋぀めおいた。

     私は神瀟ぞず぀ながる石段を芋䞊げた。この䞊に行けば、お祖父さんがいるこずを知っおいる。でも足がずきずきず痛むし、お母さんはここで埅おず蚀ったのだ。

     私は石段の䞀段目の衚面を手でそっず払う。そこに腰かけお、草履を脱いだ。足の痛みが和らいで、ひんやりず冷たい石の感觊が気持ち良かった。詰めおいた息を吐き出しお、目の前の歩道を眺める。座っおいる暪に巟着ず千歳风を眮いお、私は暇をもおあそび着物の袖にある桜の刺繍を指でなぞった。凹凞を確かめるように刺繍に沿っお指を動かす。

     それに飜きるず、私はただ足元を眺めおいた。神瀟の前を通る人は誰もいない。道路を走る車や電柱の圱が段々ず巊ぞ動いおいく様子をじっず芋぀める。私の頭の圱がい぀もよりもずっず倧きい。そっず手で觊れるず、髪食りが揺れお桜のかんざしが取れおしたう。お母さんからもらった倧切なかんざし。私はそのかんざしを持ったたた、う぀むいた。

    「未玀か」

     突然声がかかり、私はびっくりしお顔を䞊げる。そこには、お祖父さんが立っおいた。い぀も楜しそうに笑顔を浮かべおいるお祖父さんは、お母さんず同じうす茶色の目をびっくりしたように芋開いおいた。

     思わずこがれ萜ちそうになる涙を堪えるため、私は口を堅く匕き結んで、お祖父さんの顔を芋䞊げた。





    第2話

    第3話

    第4話

    第5話

    第6話最終話



    ※このお話は、続線です。よろしければこちらからご芧ください。


     
     
     
    2026幎9月note公匏「#このレシピが奜き」受賞。やたヌ🐀 フィクションを曞く黄色い鳥です。 kindle出版第二匟ができたした。読んで読んで。 https://note.com/beginnerchick/n/n1ca95e4f1879

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