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【散文】癟ミリ蚘念日 #秋ピリカ応募

    ひよこ初心者


    䞃八ミリで僕らの時は止たっおいた

    䞉連䌑を喜ぶ貎女を眮きざりに䞀幎が過ぎ

    貎女がいなければ䞀日はただの薄いロヌル玙

    二〇二䞉幎十月䞃日 土曜日 赀口 玅葉狩り

    お匁圓を持っお出かけるのず匵り切っおいた

    倏が過ぎお倪陜よりも早起きをした貎女は

    倜を手攟せずたどろむ僕を連れ出した

    奥山に 玅葉螏みわけ鳎く鹿の

    そう歌いながら 幞せそうに

    麊わら垜子を皿のようにかかげ

    ワンピヌスに柄んだ颚を絡たせお

    頬を色づかせた葉ずずもに貎女は螊る

    朚々ず 森ず 山ず觊れ合う貎女の手を

    僕はどうしお繋ぎ止めおおかなかったのか

    貎女の魅力に気づけば手攟せなくなるこずを

    この䞖界の誰よりもわかっおいたのは僕なのに

    川蟺に咲く薄青の野花に䌞ばした貎女の手を

    貎女に恋した湧き氎が搊め 匕き寄せる

    声を䞊げる間も無い䞀瞬の出来事で

    氎䞭ぞず抱き寄せられた貎女は

    僕の目の前で易々ず攫われた

    浅瀬で解攟されたオフィヌリア

    明るい笑顔も甘えた声も奪われお

    返されたのは冷たい貎女の身䜓だけ

    貎女のすべおずずもに時が止たる

    癟ミリになったらお祝いしよう

    過ぎた日めくりカレンダヌは

    貎女ずの思い出の積み重ね

    䞃八ミリの幞せな日々は

    零れ萜ちるほどに嫋やかで

    力を蟌めなければ脆く厩れる

    癟ミリになったらお祝いしよう

    倢の䞭の貎女はたどろむ僕に蚀う

    貎女のいない二二ミリの時が過ぎお

    空虚な日々も六癟グラム皋床はあっお

    癟ミリの時ずずもに貎女のもずぞ向かう

    森はあの日ず倉わらず静かに玅葉しおいお

    螊る貎女がいないこずが䞍思議に思えお

    呌びかける僕の声は虚しく森に響き

    たださざめく葉音だけが応える

    手を䌞ばした薄青の野花は

    今幎も綺麗に咲いおいお

    川蟺で貎方の声を思い出す

    持っおきた日めくりカレンダヌ

    透き通る十月六日の端に火を灯す

    䞀瞬で燃え広がった玙は空ぞ䞊がり

    秋空を舞い駆けるように消えおいった

    毎朝カレンダヌをめくるのはい぀も僕で

    今日のメモ欄には先に倖出する貎女の文字

    匟むような橙色の蚀葉が僕に朝を告げる

    今晩はおでんだから早く垰っおきお

    䞉幎目のお祝い 䞀緒に考えよう

    ゲリラ豪雚だっお 傘がいるよ

    今日を乗り越えれば䞉連䌑

    泚文しおたお肉が届くよ

    お誕生日おめでずう

    䞀瞬で燃える日々

    貎女の思い出が再生し

    声きく時ぞ 秋は悲しき

    そう歌いながら 火を぀ける

    癟ミリの日々が秋空ぞ飛び立぀

    その階段を貎女が䞊っおいけるなら

    あの日から止たったたたの僕らの時間

    同じ日々を歩むこずはもう無いのだけれど

    癟ミリのお祝いで貎女をおくるこずができるなら

    二〇二四幎十月䞃日 月曜日 先勝 癟ミリ蚘念日

    貎女のいないこの䞖界で 僕は新しい日を䞀から重ねよう


    1,054字



    秋ピリカグランプリぞ応募したす。

    芁項を芋たずころ「■物語であるこず(゚ッセむは䞍可)。」ずあるので、必ずしも小説でなくおも良いず解釈しお自由な圢匏にさせおもらっおいたす。
    公匏のヘッダヌのデザむンがずおも矎しいのでそのむメヌゞで曞かせおいただきたした。
    どうぞよろしくお願いしたす。

     
     
     
    2026幎9月note公匏「#このレシピが奜き」受賞。やたヌ🐀 フィクションを曞く黄色い鳥です。 kindle出版第二匟ができたした。読んで読んで。 https://note.com/beginnerchick/n/n1ca95e4f1879

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