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第10章 助けてほしかった。

    親から何度も言われていた。


    「病院に行きなさい」


    お母ちゃんの様子がおかしいことは、

    きっと誰が見ても分かる状態だったんだと思う。


    でもお母ちゃんは、

    なかなか病院へ行こうとは思えなかった。


    正直、

    行ったところで何も変わらないと思っていた。


    だって、

    苦しい原因は分かっていたから。


    旦那の不倫。


    家族の崩壊。


    息子との距離。


    お母ちゃんが苦しい理由は、

    病気じゃなくて現実だった。


    だから病院へ行っても、

    何かが解決するとは思えなかった。


    それでも、

    少しずつ心は限界に近づいていた。


    夜になると、

    いろんなことを考えた。


    なんで私だけ。


    なんでこんなことになったの。


    何度も何度も同じことを考えた。


    そして、

    本気で消えてしまいたいと思う日もあった。


    自分で命を絶つことも考えた。


    あの頃は、

    生きている意味なんて見つからなかった。


    そんな状態になって、

    ようやく心療内科の予約を取った。


    診察室に呼ばれ、

    先生の前に座る。


    そして、

    これまでのことを話した。


    旦那の不倫。


    家の中で起きていたこと。


    自分がどれだけ苦しかったか。


    でも、

    話し始めた瞬間から辛かった。


    思い出したくないことばかりだった。


    忘れたいのに、

    また思い出す。


    話したくないのに、

    また話す。


    涙が出たこともあった。


    先生は話を聞いてくれた。


    そして最後に言った。


    「うつ病ですね」


    でも、

    何も感じなかった。


    安心もしなかった。


    ショックもなかった。


    ただ、

    辛かった。


    また全部思い出してしまった。


    それだけだった。


    結局、

    病院は1ヶ所では終わらなかった。


    3つの心療内科へ行った。


    そのたびに、

    また最初から説明する。


    また思い出す。


    また傷が開く。


    また苦しくなる。


    お母ちゃんにとって病院は、

    楽になる場所ではなかった。


    辛かったことを何度も話す場所だった。


    最後は睡眠薬を渡される。


    どこの病院も、

    そんな感じだった。


    もちろん、

    病院に助けられる人もいると思う。


    でも、

    あの頃のお母ちゃんには違った。


    救われた感じはしなかった。


    何かが良くなる気もしなかった。


    ただ、

    辛い記憶を掘り返して帰ってくる。


    そんな感覚だった。


    お母ちゃんが欲しかったのは、

    診断書じゃなかった。


    薬でもなかった。


    ただ、

    助けてほしかった。


    「大丈夫だよ」


    そう言ってほしかった。


    誰かに寄り添ってほしかった。


    それだけだったんだべ。


    でもあの頃のお母ちゃんは、

    誰にも本当の苦しさを伝えられなかった。


    助けを求めることすら、

    どこかで諦めていたのかもしれない。


    そして、

    心はさらに追い詰められていくことになる。


    最後に

    もし今、

    眠れない夜を過ごしている人がいたら。


    誰にも言えない苦しさを抱えている人がいたら。


    ひとりで抱え込まねでな。


    お母ちゃんも、

    あの頃は誰かに助けてほしかった。


    ただ話を聞いてほしかった。


    「大丈夫だよ」

    って言ってほしかった。


    だから今度は、

    お母ちゃんが話を聞く番だと思ってる。


    タロットとか占いとか、

    そういうことじゃなくてもいいんだべ。


    ただ苦しい。


    誰かに聞いてほしい。


    もう限界だ。


    そんな気持ちを抱えているなら、

    まずはメッセージをください。


    ひとりで抱え込まなくていい。


    お母ちゃんが話を聞くからな。


    今は電話相談も受け付けています。


    泣いてしまってもいい。


    うまく話せなくてもいい。


    お母ちゃんも同じように苦しんできたから。


    だから安心して、

    まずはメッセージを送ってな🌸


    あなたからの連絡を待ってるべ。😊🌸

     
     
    福島のべこちゃん|不倫・夫婦問題相談 夫の不倫、調停、裁判、離婚。 人生が終わったと思った日もありました。 でも今は、第二の人生を楽しんでいます。 それでも私は、生きててよかった。 あなたにも、必ずそう思える日が来ます。 その日まで、一人で抱え込まないでね🌸 電話相談受付中

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