
主文 懲役 しょうがい #06
後日譚:拝啓 物書きの女神に
私は、ハッピーエンディングが死ぬほど、嫌いです
同様に、貴女をモティフにしない創作を、下劣千万に想ってきました
結局、貴女に痛み尽くした様なのだと、想います
本作の「再帰知覚的諸心情への沈溺が真に知覚的で在る」というテーマより、貴女を全然埒外に置いた、純文学そのものへの没頭を試みました
失うに相応しい対象としての地位に、貴女が居るのです
ドラマ・トゥルギというのは、創作法のことです
私のドラマ・トゥルギというのは、貴女のことです
マグダラの貴女であり、
マダム・マグダラのミューズ・ドラマ・トゥルギ
千万ということであります
失敬
まだ色々と上手くゆきません
ですから、上手く行こうと、意志においては、しているものと想って居ます
貴女を失う為の言葉を探しています
若かりし日々に
Amen
〈了〉