
同じプライド
お酒飲むと私は大体口が止まらなくなるし割と陽キャになるんだけど、あの日だけはただただ涙が止まらなかった。お酒飲んで初めて大号泣した日。
職場の仲良いメンバー私含めて4人で飲みに行った。最近みんな仕事に悩まされているから息抜きで行こうと誘ってくれたのが始まりだった。
新しく入ってきた子達どう?とか、あの人全然仕事しなくて〜で、最初は笑いながらふざけながら話していたけど、私達はずっと我慢していた事が各々あったから笑ったりふざけたりじゃなくてあの瞬間だけでも、真面目に話がしたいとみんなが思っていたと思う。
一緒に働いてるのにその人の抱えていた事が今になって知った時、正直悔しかった。けど、それを話してくれて私は嬉しかった。自分が過去辛かった話をするのって嫌な記憶をもう一度思い出さなくちゃいけないから、本人にとっては怖いのにそれでも勇気を持って私達に話してくれたから。本当にありがとう。
次は絶対、私達が守るから安心してねと口を揃えて言った。
難しい事に、やっぱり言葉にしないとわからない事だらけの日々。嬉しい楽しい幸せは簡単に言えるけど、悲しい苦しい助けてほしいが中々言えない。それはその人を信用していないわけではない。本人の優しさすぎるんだと思う。
聞いてくれる人達にも悩みは別にあるのに、私の事でまた悩み事を増やしていいのかとか迷惑じゃないか、沢山考えてしまう。
でも、私の周りの大切な人達は、自分を犠牲にしてでもあなたを助ける人達だから、1人で悩まないでほしい。それは私達が優しいからではなくて、あなたが私達を大切にしてくれるから。ただそれだけなの。いやでも〜とかそんなことを考えなくていい。ただそれだけの理由でいいの。
同じプライドの仲間は、誰か1人が助けてと声を上げてくれれば、あなたより前に出て敵からあなたを守るから。共に戦う強い生き物だから。肩組んでお互いを支え合える絆を持っているから。絶対に大丈夫だから。
あの時話してくれてありがとうと心の底から思うと涙は止まらなかった。間違いなく、お互いが各々の優しさに改めて気付けた瞬間でもあった。
あなたが大切だと思うから、あなたには幸せでいてほしいと思うから。みんな同じ事を考えていたんだと、同じプライドの仲間で良かったってまた涙が止まらなくなったよ。
やっぱり、優しさってあったかい。絆を深くする1番大切なもの。
きっと私はあの日の飲み会の出来事と、感じた思いを一生忘れない。
私の事を大切に思ってくれてありがとう。
私の事を守ってくれてありがとう。
助けるから、守るからって言葉にしてくれてありがとう。
私は救われました。