
いただきますの心
前に、子どもの幼稚園選びのお話しをしたことがありましたが、
4人の子どもがお世話になったのはおてらの幼稚園でした。
学校法人ではなく、宗教法人の幼稚園でしたが、
仏教について詳しく学んでいたというわけではありません。
ただ、子どもたちは「いただきます」の心を学んでくれました。
考えてみると、人間は悲しい生き物です。
誰かの命をいただいてしか生きていけないのですから…
子ども達が幼稚園に通ううちに、
私は形で学ぶことの大切さを学びました。
子どもたちは、生まれた時から、
「いただきます」と言ってからご飯を食べていますが、
当然どういう意味で「いただきます」と言っていたかなんて、
知るはずもありません。
けれど、「いただきます」の意味を知った時には、
すでにいただきますという形が身についていたのです。
子どもに理屈で教えるのは難しいです。
そのため、形で教えるというのは大切だと思っています。
もちろん、無理矢理教えるのではありません。
私は、リトミックやピアノを教える中で、多くの親子に出会ってきました。
すると、自分もどうすれば良いかわかってきました。
「ありがとうは?!」とか
「ご挨拶は?」という親御さんの子どもより、
子どもには特に注意しないけれど、
ご自分から「こんにちは!」「ありがとうございます」と、
挨拶される親御さんの子どもの方が、断然よく挨拶ができるのです。
中身を理解しなくても、
「マネする」ことで身につくことがあるのですね。
大人がマネしてもらいたいことを続けることが大事なのかもしれません。
子どもたちとも家では音楽遊びをいっぱいしていました。