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Photo bysenryu_club

私と右手と川柳とオタク

    入り江わに:60代

    「俺、定年退職したら雑誌のカット描きになるのが夢なんだ」
    この密かな夢は死亡フラグだった。

    あれは20年前。
    高校生の投げたボールは私の右側頭部を直撃
    網膜剥離と右手の神経の異常。

    生意気な部下と目をつけられていた私は
    上長にここぞとばかりにパワハラを受け
    ストレス性の発作を起こす
    主治医は「上司のパワハラによるもの」と明言したのだが
    どうやったか知らんがもみ消された。
    組合にも顔が利く上長だったからだな。

    苦しいことは色々あったが

    絵が描けない。

    他人にとってはくだらないことだったらしい。
    ペンタブや描画ソフトを使ってもダメ。
    諦めたときに

    ◎IT川柳

    なるものがあって、何気なく出してみたらビギナーズラック。

    >メモリーを外付けにしたい物忘れ

    コンピュータ関連の担当だったからな。ITには親和性がある。
    そこから色々な川柳公募に出すようになって

    ◎オタク川柳

    絵が描けなくてずっと泣いてた。
    救いはアニメだった。
    元々アニメマンガが好きだ。
    まごうことなきアニヲタである。

    七回入賞した。
    もう人生の一部。

    他の公募にはあまり出さなくなったが、
    オタクを生涯やめることがないであろうことから
    多分オタク川柳をやめることはない。

    句集も出してる。

    最近は、文芸川柳にシフトし始めた。
    かつ、画像生成AIなるものが台頭してきて、絵が描けるようになった。
    んで、「川柳画」つまり「俳画」のように画像生成AIに川柳を詠み込ませて絵を描くのを趣味としている。

    軽く書いたがここまで20年。
    21年目に突入する。
    色々あった。

    そう、全ては四文字に凝縮される。
    「人生色々」。
    川柳や俳句は十七音。
    特に川柳は人間を詠む。
    限られた音数で表現する世界。
    これもまた、私に合っているようだ。

    この文章は
    【投稿企画】#私と川柳 に参加しています。


     
     
     
    基本川柳の雑文書きです。AmazonのKindleで自己出版しています。絵本「サメのこどもたち」短編集「あやしうこそブログるほしけれ」川柳集「日常川柳」「神の日常川柳」「オタク川柳私家集」です。こちらのマガジンに「海洋戦隊バトルシャーク」もあります。最近は競馬予想にハマってます。

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