バリ旅行記②-1 ヌサドゥア編
2日目。
この日は島の南部を制覇する日。
オプショナルツアーの迎えが11:00だったので、
遅めに朝食をとり、ちらっとホテル直結のビーチに出てみた。
浜辺には、賑やかな土産物が並ぶ小屋がいくつか建っている。その近くでたむろする、現地のおばさま方。
少し先を行く夫の元にかけ寄り、何やら小さいアルバムを見せている。
遅れて私もそのアルバムを覗き込むと、現地風の編み込みにしたモデルや、マニキュアの写真がずらっと並んでいる。
すると突然おばさま方が口々に「ミツアミ!ミツアミ!」「安イヨ!」「スグデキル!」などと叫び始めた。髪を触り手を触り、私の素爪を見ては「ツメ、ショボイヨォ〜」などと言ってくる笑。夫は夫で、着ていたアロハを指して「同ジノアル!(から土産に買え)」などと言われている。
あっという間に6〜7人のおばさま方に取り囲まれ、腕は引っ張られるわ服は引っ張られるわの大騒ぎ。恐怖を覚え、その場をなんとかかんとか逃げ去った先にやたら日本語が流暢なおじさまが「今日予定アル?マリンスポーツ、安イヨ」と声かけてきた。まだいるのかよ!
夜は夜の怖さ、昼は昼の怖さがある。そう、それがクタビーチ。後々「世界の歩き方」を読んだら、まさに「ミチュアミ!」と声をかけてきて法外な料金を請求してくる現地人がいるので注意と書いてあった。何でも載ってるな世界の歩き方。朝から洗練を受け、遠〜巻きにホテルに戻った。

ここは安全ゾーン
支度を済ませ、ツアーの車に乗り込む。
ツアーと言っても乗合ではなく私たちだけ。
バリは電車などの公共交通機関がほぼなく、観光客の移動手段は基本タクシーか白タクか、カーチャーター。このカーチャーターというのは、ドライバーと車(場合によりガイド付き)を時間単位で借り、その時間内であればどこでも好きなところに連れて行ってくれる、というもの。今回はこのカーチャーターと、シーウォーク・伝統舞踊鑑賞がパックになっているツアーを申し込んでいた。
1時間ほど移動し、東側のビーチエリア・ヌサドゥアへ(クタは西側)。到着するやいなや、そこのマリンアクティビティを運営してるボス?から、まだたっぷり時間はあるからアクティビティ追加したほうがいい、シーウォークだけだともったいない、安クスルヨ!などとまたも猛烈な営業を受ける。
ここで我々は完全に悟った。バリは観光が第一産業なので、観光業に従事してる人はどこもかしこも
とにかく営業がすごいのである。そういえば空港送迎してくれたスタッフさんも、最終日がノープランだと言ったら、自分のところのカーチャーター予約しないかとしきりに営業してきてた。
とはいえ…確かに時間は持て余しそうだし、せっかく来たなら色々やってみるかっつーことで、
結局パラセーリングと、ジェットスキー、亀の島ツアーを追加。しめて2人で1万円弱。まぁ沖縄でやったらこの倍はするだろうしね。良いことにしましょう。
水着に着替え、ゴロゴロ横たわって携帯いじってるだけの警備員にロッカーの鍵を預け、いざ出発。
「最初パラセーリングネ!」とだけ言われ、小舟に乗る。一緒に乗る4人の男たち全員いかちい。
沖に出ると、別の大きめな船にぐんぐん近づいていき、横付けした。何かと思ったらそちらに乗り換えろという。その船にはパラシュートが付いている。なるほど、ここから飛び立つわけか。
乗り換えたあと、ゆったりと船は進む。すると今度は2台のジェットスキーがこちらに向かってぐんぐん近づいてくる。何事かと思ったら別の中国人観光客が相乗りしてきた。人数が揃ったところで船はスピードを上げた。そのためにゆっくり走ってたのね〜。
ポイントに到着したようで、まず先に私たちが船尾へ来いと指示される。スタッフが、事前に着けていたハーネスのカラビナをパラシュートの金具に装着する。座れと言われる。座った。
飛び立った。



NO予告である。
しかも私たちを支えているのはたった4つのカラビナだけ…セーフティなど何もない。
恐るべし、インドネシア人。
何の心構えもないまま始まった空中散歩をそれなりに楽しみ、船へ無事帰還。続けて中国人カップルの浮遊も見届けて、それがちょうど終わる頃にまたジェットスキーが横付けしてきた。今度は我々に乗れと言う。もしやこのアクティビティ、全部海上で完結するんだ!?一旦浜に戻ったりしないんだ!
ジェットスキーに乗り換えて今度は亀の島を目指す。
ところで皆さんはジェットスキーって乗ったことありますか。私は初めてだったんですけど、あれ超怖いっすね…ある程度進んだら、運転していいよと同乗してるスタッフさんに言われて、まぁそういうアクティビティだからやるんだけど、これが超ーーー難しい。ただアクセル握るだけなんだけど、波でめっちゃ揺れて振り落とされそうになるし、ハンドル切りすぎても振り落とされそうになって行きたい方向に全然進めないし。それでチンタラチンタラ走ってたら、しびれを切らしてスタッフさんが超絶猛スピードで亀の島まで連れてってくれた。それはそれで怖いけど、もうそれでいいです、お願いしたいです。
亀の島に着いたら、先に到着した夫はスタッフさんからもらったタバコ吸って待ってた。うける。
で亀の島ってウミガメをたくさん繁殖させて個体数守ってる、みたいな施設なのかなって思ってたら、亀以外にも色々動物いて、全然観光地化されたふれあい動物園みたいなところだった(※繁殖を目的とする要素もあるにはあるみたいだけど)。
入口すぐの亀ゾーンで「日本語、チョト」って言うわりに結構うまい陽気なお兄ちゃんに色々案内してもらった。






最後には要らんサーフボードの置き物を買わないかとちゃっかり営業されたけどここは華麗にスルー。
ガイドしてくれたお兄ちゃんに別れを告げ、再びジェットスキーに乗り込もうとすると、スタッフさんが食べてたお菓子のプラスチックごみを砂浜に埋めて捨ててた。SDGsとは。
帰りも運転させられて逆にスピード出したほうが安定するのかも!?と思ったけど全然そんなことなかった。ダメです。向いてません。
また海上で大きな船に乗り継ぐ。本当に連携プレーが凄すぎるな。
そしてついにお待ちかねのシーウォーク。海中では喋れないので全てハンドサインでやり取りすることや、耳抜きについてなどの説明を受けて、いよいよ海へ。何気にここで初海インである。
船から出ているはしごを降りていく。肩まで浸かったところで、ヘルメットが被せられる…のだがこれが超重い!!!こんな重いの!?!?と思いながら頭まで海に入ったら、全く重さが気にならなくなった。海水の浮力ってすげー。
海中は回廊(韻踏んじゃった)のようになっていて、手すりが設置されている。その手すりを掴みながら、一周していく。そんなに深くはなくて、一番深いところでも3mくらいかなぁ。
一緒に潜るダイバーさんがたくさん写真と動画を撮ってくれた。



いや〜最高でした。めちゃくちゃ楽しかった。
そして、船に上がったらダイバーさんに
「写真欲シイ?お金カカルケド…」と言われました。
ですよねー!!
買いました。
