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ファミレスの様盞二

    侀

    匕きこもりの効が、倖に出おいた。

    俺は、珍しく早めに仕事が終わったので、䞃時には家の通りに車を぀けようずしおいた。
    効は、玄関から出おすぐのずころで、寝巻のたた、空を芋おいた。

    梅雚の時期の数少ない晎れ間、湿気で鈍くなった倕焌けが、圌女のベヌゞュ色の寝巻のくたびれた裟を透かしおいる。

    䞀幎ぶりにちゃんず芋た効の早苗は、十五歳の時に比べお、䞀回り小さくなっおいるような気がした。

    「乗るか。」

    ず蚀うず、早苗は、匕きこもる前ず同じように、小さく頷いた。

    早苗を埌郚座垭に乗せ、愛車は滑るように走り出す。バむパス道路特有の芏則的な揺れから抜け出すず、地方郜垂特有の、間隔の空きすぎた街灯が、チヌプなUFOのように、がんやりず俺たちを照らした。

    目的地は、䞉か月前にできた圌女ずよく行っおいる、去幎できたばかりのショッピングモヌルだ。

    日はただ沈んだばかりで、賌買欲ず食欲ずをペコペコに空かした人たちを乗せた、数倚くの車が、駐車堎の入り口に所狭しず詰たっおいる。なんずか、駐車堎の空きを芋぀け出し、車を停めた。

    ショッピングモヌルは、湿気ず人混みによっお、むせかえるような熱気を攟っおいた。

    早苗はショッピングカヌトを抌しながら、ややう぀むき加枛で俺に付いおきおいる。

    か぀お、俺が近所のスヌパヌでスナック菓子やらカップ麺やらを買っおやったら、早苗は、目の前で海が割れるのを芋たかのように、ずびきりの笑顔をみせおくれた。母は、俺たちにそれらを食べるのを犁止しおいた。俺たちは、スヌパヌの裏の駐車堎で、買ったスナックやカップ麺をこっそりずむさがった。早苗が䞭孊生の頃の話だ。あの頃は、確か、ただ、早苗は孊校に通っおいた。

    今、こうしお䞀緒に、スナックやカップ麺を倧量にカヌトに詰め蟌んでも、早苗の顔は晎れない。匕きこもっおいる早苗が、い぀でも食べられるようにず、母がこういうお菓子類を倧量にストックしおいるからだ。今の早苗の䜓の半分以䞊は、カルビヌず日枅食品でできおいる。

    なんずなく、いたたたれなくなっお、俺は、シャドヌボクシングをした。スマホが、ポケットから転がり萜ちた。

    「バカ兄貎」

    早苗が、吐き捚おるように぀ぶやいた。

    レストランのフロアは、人でいっぱいだった。焌き肉や䞲揚げの店は、家族連れでごった返しおいお、ずおも入れそうになかった。

    ふず、フロアの䞀番奥を芋おみるず、幹線道路沿いによくあるチェヌンのファミレスがあった。少し䞊んではいたが、しばらく埅おば入れそうだ。

    四、五分ほど䞊んだあず、俺たちは垭に座った。奥偎のベンチシヌトに滑り蟌んだ早苗は、䞊んでいた時ず同じように、スマホをいじっおいた。

    俺は、適圓に、ポテトや゚スカルゎずいった小さくお早苗が奜きそうなものず、早苗の健康のために゚ビのサラダ、自分甚のカルボナヌラを泚文した。

    サラダずポテトがたず運ばれ、ややあっお、゚スカルゎが来た。゚スカルゎはいたたで頌んだこずがなかったのだが、タコ焌き機そっくりのグリルプレヌトの䞀぀䞀぀のくがみに、ちょこんず座りこんだ゚スカルゎず、その䞊に茉った銙味野菜ずバタヌの銙ばしい銙りに、俺の食欲は想像以䞊に駆り立おられた。

    「悪い、食っおもいいか。」

    早苗に問うず、少し意倖そうな顔をしたのち、

    「じゃあ、カルボナヌラちょうだい。」

    ず䞀蚀。

    ゚スカルゎは、少ししょっぱくお、ただ、油ず銙味野菜の甘みもあっお、芁するに矎味く、俺はあっずいう間に食べきっおしたった。

    手持無沙汰で远加泚文したポテトを突き぀぀、

    「゚スカルゎっお䜕の皮類の貝なんだろうな」

    ず聞くず、早苗は

    「自分で調べれば」

    ず、そっけない返事。

    たあ、矎味かったからいいや。

    早苗は、しばらく考え事をしおいる様子だったが、すぐに、ずいぶんず急いでカルボナヌラを掻き蟌み始めた。

    ささっず䌚蚈を枈たせるず、俺は早苗に、ただ行きたいずころはあるか聞いた。映画を芋るくらいの時間はありそうだった。

    しかし、特に行きたいずころはなさそうな様子だった。長らく匕きこもっおいたせいで、䜓力が萜ちおいるのか、疲れもみえた。

    ただでさえ猫背の早苗が、より身䜓を折り曲がらせる。蛍光灯の光を背に受けお、圌女の圱が長く䌞びる。

    俺は、スナック菓子ずカップ麺でパンパンに膚らんだレゞ袋を早苗の手から取っお、車ぞず急いだ。

    蒞し暑い颚が、頬を撫でる。

    埌ろから、すり足な歩き方特有の、砂利ず靎が噛んだ足音が聞こえた。

    二


    明星みたいな人だ、ず思った。

    圌は、午前四時頃ず、午埌六時頃のそれぞれ二時間ず぀、オンラむンになる。こんな過疎っおるオンラむンゲヌムの䞖界にいるのは、私ず圌の二人だけしかいないのではないか、ず思ったりした。

    匕きこもり始めお、半幎くらいたっおから、始めたゲヌムだった。

    匕きこもり始めたこずには、特に理由はない。しいおいうなれば、孊校生掻ずは垞に䞊曞き保存であっお、ある䞀日孊校に行かないずいう遞択肢をずるず、「昚日孊校にいなかった人」ずしおみられ、それが嫌でたた行かないずいう遞択肢をずるず、今床は「昚日“も”孊校にいなかった人」しおみられる、そんなこずが積み重なっお、「“い぀も”孊校にいない人」ずなるず、気づけば、孊校に行くずいう遞択肢そのものがなくなっおいる、そんな感じだった。

    䜕も考えずに孊校に行っおいる奎らよりも、孊校に行かないこずを遞択肢ずしお自芚できおいる私のほうが、賢いずいわないたでも、きっず、銬鹿ではない、ず思う気持ちもあった。

    母は、はじめの䞀か月ほど、口うるさく孊校に行くように蚀っおきた。

    郚屋のドアの前に食事を持っおくるたびに、

    「明日は孊校いっおみない」

    ず蚀うのが、しばらく母の口癖になっおいた。

    ある倜、耐えかねた私が、壁を䜕床か殎るず、それ以来、母は䜕も蚀っおこなくなった。

    それは、優しさ、ずいうよりも、隣人に壁を叩く音を聞かれたくないずいう、䞖間䜓を気にする母らしい考えによるものだった。

    父は、はじめから䜕も蚀わなかった。

    䞉か月ほどた぀ず、私は、暇を持お䜙すようになった。

    そんな私をみかねおか、兄貎が、パ゜コンをくれた。くれた、ずいうか、私がコンビニで荷物を受け取っおいる間に、勝手に郚屋に据え眮かれおいた。

    メモには、

    「これやる」

    ずだけ、兄貎らしい、雑な字で曞かれおいた。

    兄貎には、こういう匷匕さがある。

    冷华ファンの音がけたたたしい、䞭叀のデスクトップパ゜コンだった。

    私の知識的にも、パ゜コンのスペック的にも、それを䜿っお倧したこずはできなかった。はじめは日蚘を぀けたりなんかしたが、昌倜逆転しお、今の出来事を昚日付で曞くのかきょう付で曞くのか悩んだりしお、たた、そもそもひねもす郚屋で寝転がっおいるだけで毎日曞くような出来事が起きないこずに気づいお、やめた。

    デヌタ容量がバカみたいに軜い、このゲヌムだけはできた。

    十幎前に発衚された、なぜサヌビス終了になっおいないのか䞍思議なゲヌムだった。
    さほどギミックはないが、キャラの蚭定や、ストヌリヌの展開、ク゚ストは充実しおいた。

    明け方ごろ、めったに動かない、䞭囜語ず東南アゞアの蚀葉ばかりのチャット欄のなかで、ひず぀のメッセヌゞが目に぀いた。

    「䞀緒に進めおくれる人を募集しおいたす」

    それが、圌ずの出䌚いだった。

    最初は、チャットで連携した。䞁寧に蚀葉を遞ぶ人だな、ず私は思った。チャットしながらだず、ミスが倚くお難しい、ず圌が蚀ったので、ラむンを亀換した。

    それから毎日、明け方ず倕方が、圌ずラむン通話しながらゲヌムを進める時間だった。

    圌は、日䞭、忙しくしおいるらしく、倕方は疲れからか無口だった。明け方のほうが、おしゃべりで、私の奜みだった。

    圌の声はい぀でも涌やかで、明けず宵にしか芋られない、ミントグリヌンの空ず同じ銙りがした。

    圌は、なにも話すこずがないのによく喋る私を静かに受け止めお、私が欲しい返事をくれる、月よりも優しく、しかし、鋭く煌めく金星だった。

    玄半幎の間、毎日毎日、倕方から明け方たで、はやく圌ず話したくお、ほずんど眠れなかった。昌は倚少眠れたけど、それでも、圌は今頑匵っおいるのだず考えだしおしたうず、起きおなきゃ、ず思ったりもしお、四六時䞭う぀らう぀らしおいるのだった。

    䞀月ほど前のある日、圌が珍しく、身の䞊話をした。奚孊金を借りおいるこず、父の䜓の具合が悪いこず、倧孊を蟞めるか悩んでいるこずなど、心を蚱しおいる人にしかしないであろう、重たい話だった。

    圌を慰めようず思っお、いや、それはきっず嘘で、私ず圌が話しおいるこの空間がじめじめしおくるのが嫌で、私は噓を぀いた。

    私も䞍幞であるこずを䌝えれば、圌も、心が䌑たるずはいわないたでも、孀独はたぎれるず思ったし、私自身も䞍幞であるず分かれば、圌はもっず私のこずを知ろうずしおくれるず思ったのだ。

    䞀心䞍乱に繰り出した「停物」の䞍幞の䞭で、私は看護垫だった。母は亀通事故で死んだ。父は倱螪した。兄貎は、バカになった。兄貎に぀いおは、珟実もさほど倉わらないけど。

    はじめは、圌も話に食い぀いおくれた。しかし、段々ず、お互いの䞍幞自慢になっおいった。話の䞭で、圌には圌女がいるこずも知っおしたった。圌はその圌女がいかに自分本䜍で、身勝手で、独善的かを私に語っおくれたけど、それは実は私のこずを蚀っおいるのではないかず考えだしお、苊しくなっおしたった。

    「停物」の䞍幞の䞭から、垞に䞍幞な遞択肢を重ね続けるこずは、私が䞍登校になったずき、「“今日は”孊校に行かない」遞択肢を取り続けお、「孊校に行く」ずいう遞択肢が擊り切れおなくなっおしたった、あの時ず盞䌌圢だった。

    そんなこずを考えながら、たた寝られずにやっおきた今日の朝、どうしおだか、私は、圌に、今たでの䞍幞話が嘘であるこずを蚀っおしたった。

    圌は、い぀も通りの涌しい声で、

    「知っおたよ。」

    ず答えた。

    蚀わなきゃよかった、ず私は思った。「本物」の䞍幞を知っおいる圌が、「停物」の䞍幞に気づかないはずなど、ないのだ。

    私は銬鹿だ。

    私は、私自身を銬鹿ではない、ず思えおしたうくらいには、銬鹿だ。

    続けお私は、

    「私のこず、奜き」

    ず聞いた。

    圌は、

    「嫌いじゃないよ。」

    ずだけ、答えた。

    それから、二人で少しだけク゚ストを進めた。

    圌は、い぀もみたいに、

    「倕方、よろしくね。」

    ずだけ蚀っお、通話を切った。

    話し終えお、私はよく眠った。倢をだに芋なかった。

    倕方頃、目が芚めた。圌からラむンが来おいたが、その文面を芋る勇気はなかった。

    宵の明星が芋たい、ず思った。久しぶりに靎を履いた。玄関の戞を開けるず、西日が、ビルや電信柱の茪郭を溶かし蟌んで、ゆらゆらず靡いおいた。

    明星は、芋぀けられなかった。ずいうか、目が悪くなっおいるこずに気づいた。電信柱の広告の字すら、がやけお、䜕が䜕だかわからなかった。

    ふず、゚ンゞン音が聞こえた。兄貎の、激ダサシャコタン軜自動車のヘッドランプが、こちらをじっず芋぀めおいる。こんな時間に垰っおくるなんお、珍しい。

    兄貎は、急いでドアを開けるず、

    「乗るか」

    ず蚀っお、芪指で車を指差した。乗れ、ずばかりの、有無を蚀わせない、い぀もの぀っけんどんな口調だった。

    バむパスに沿っお走る。車の揺れに合わせお、兄貎が銖を前埌に揺らす。

    「揺れ、倧䞈倫か。」

    ず兄貎が蚀った。

    車高䞋げすぎだから、こんなに揺れるんだよ、ずでも蚀おうず思ったが、さすがに悪いず思っお、口を぀ぐんだ。

    バむパスを抜け、倧通りに出る。芋芚えのないショッピングモヌルが芋えおきた。

    おい、ここに入る぀もりか、私、パゞャマにノヌメむクだぞ。目線で蚎えたが、兄貎は盞倉わらず、銖を前埌に揺らしおいた。最近染め始めた金髪ず、これもたた最近぀け始めたピアスが、兄貎に远埓しお小刻みに震えた。

    駐車スペヌスを探しながら、兄貎は露骚にいらいらし始めた。兄貎のこういういらちなずころは、倧嫌いだ。

    十五分ほどしお、駐車スペヌスが空き、兄貎は車を停めた。埌郚座垭のドアを開くず、アスファルトず車の排気で匷められた梅雚の時期の熱気が、䌞ばしっぱなしだった髪の隙間をくぐった。

    ぀か぀かず歩き出した兄貎は、䞀盎線にスヌパヌの方ぞず向かっおいた。

    兄貎は歩くのが速い。昔からそうだ。小孊生の頃は、もっずゆっくり歩いおほしい、ず蚀ったりもしたが、䞭孊生になった頃には、兄貎に勝手に先を行かせお、立ち止たったタむミングで远い぀いお合流しおいた。䞀緒に歩くずきは、だいたい䜕か買っおくれるので、その時、足が止たるのだ。

    カヌトのずころで、兄貎は足を止めた。䜕もせず、こちらを芋ながら、がんやりず立っおいる。私がカヌトを持お、っおこずか。

    カヌトを抌しながら、背䞭を远っおいるず、兄貎は目に぀くお菓子やカップ麺をどんどんずカヌトに入れおいった。食い物に぀いおは芋境なく買っおいくのが、兄貎の悪い癖だ。買ったもののうちの少しは私にもくれるから、悪い、ずも蚀いきれないけど。

    兄貎は、おもむろに立ち止たるず、突然、シャドヌボクシングを始めた。やけに真面目そうな顔で、䞀心䞍乱にゞャブやストレヌトを繰り出しおいる。

    兄貎のポケットから、笑えるほど倧きいケヌスに入ったスマホが萜ちた。硬質玠材のケヌスの角から萜ちたスマホは、倜道で出䌚う野良猫みたいに、斜めにすっ飛んでいった。

    兄貎は、シャドヌボクシングしおいたずきから埮塵も衚情を倉えずに、走っおスマホを拟いに行った。昔よりも倧きくなった背䞭が、あきれるくらい滑皜だった。

    やっぱり、バカ兄貎だ。

    兄貎がセルフレゞで支払っおいる間に、私は商品をレゞ袋にいれおいく。こういう仕事、向いおるかもな、ず、なんずなく思う。

    「飯食うぞ。」

    ず、兄貎が蚀った。

    レストランフロアは、䞉階にある。みるからにマむルドダンキヌの兄貎ず、パゞャマでノヌメむクの私。ドンキによくいるカップルみたいな二人は、地方郜垂のおしゃれの極臎である、このショッピングモヌルには、非垞に䞍釣り合いだろうな、ず、私ぱスカレヌタヌを昇りながら思った。

    フロアに着いお、たた兄貎のいらちが発動した。どこも混んでいるのだ。兄貎は錻息を荒くしながら、せわしなくあたりを芋枡すず、フロアの䞀番奥にある、よくあるむタリアンファミレスぞず歩いお行った。

    垭に着くやいなや、兄貎がどんどんず泚文をする。私の意芋は無芖か。ずいうか、最近のファミレスは、スマホで泚文するんだ。

    たずは、ポテトず゚スカルゎ、少ししお、サラダずカルボナヌラが届いた。サラダは倚分、普段スナックばかり食べおる私の分ずしお、他のメニュヌを兄貎はどういう基準で遞んだのか、謎。

    ゚スカルゎをみるやいなや、食っおもいいか、ず兄貎が蚀うので、私はカルボナヌラずの亀換を所望した。
    少し、安心した。゚スカルゎっお、かた぀むりだし、ちょっずキモい。でも、兄貎もかた぀むり嫌いだったような。

    兄貎は、あっずいう間にポテトず゚スカルゎを平らげおしたうず、私に、゚スカルゎっお䜕の皮類の貝なのか、ず聞いおきた。

    やっぱり、バカ兄貎だ。

    食べ足りないのか远加泚文した、小さなポテトグリルをフォヌクに䜕個も突き刺しおは口に運ぶ兄貎を芋ながら、俄かに、私は、明星の圌の名前を、䞀文字たりずも知らないこずに気づいた。

    やっぱり、私は、バカ兄貎の効だ。

    私は、むしゃくしゃしお、い぀も兄貎がやるみたいに、パスタを啜っお食べおみた。

    ファミレスを出るず、珍しく、兄貎が私に歩調を合わせおきた。

    「ただ行きたいずころ、あるか」

    兄貎なりに、気を遣っおいるこずが、分かった。

    申し蚳なくなっお、でも、蚀葉はうたく出おこなくお、私は、䜓を少し折り曲げた。お蟞儀の぀もりだった。

    兄貎は、少し笑っお、私の持っおいるレゞ袋をひったくるようにしお取っお、駐車堎ぞず歩いお行った。

    眮いお行かれないように、私は小走りに兄貎を远った。疲れた足を匕きずりながら、倜空を芋䞊げた。

    やっぱり、いや、もう、明星は芋えなかった。

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