
【DAY25:特別編③】SNSの搾取構造。FF比とハロー効果という詐欺から、資産を守る。
突然ですが、クモの巣の話をさせてください。
クモは、木と木の間に網を張ります。
そして、じっと待ちます。
獲物(虫)が網に引っかかるのを。
獲物が引っかかったら、クモは素早く動きます。
糸で巻き付け、動けなくします。
そして、ゆっくりと体液を吸い取ります。
悪徳商材屋は、このクモと全く同じです。
SNSに網を張ります。
そして、じっと待ちます。
獲物(あなた)が網に引っかかるのを。
獲物が引っかかったら、悪徳商材屋は素早く動きます。
無料LINEやメルマガに誘導し、高額商材を売りつけます。
そして、ゆっくりと資産を吸い取ります。

どうも、ババババ・バフェットです。
DAY24で、ポンジスキームという「魔法のポケット」を破壊しました。ポケットを叩いてビスケットが増える魔法は、存在しないことを学びました。
今日から3日間は特別編です。
「悪徳商材屋という名のクモが、どうやってSNSに網を張り、あなたを騙すのか」。
その搾取の構造を、一切の容赦なく暴き尽くします。
今日は第3部。「集客と錯覚のフェーズ」です。
過去の特別編はコチラ
▼スレッズで見た、怪しいアカウント
告白します。
ある日、スレッズで怪しいアカウントを見ました。
プロフィール写真:タワマンの夜景
ヘッダー画像:高級車のハンドル(ロレックスの時計が見える)
自己紹介文:「元手取り15万→今は月収100万円。誰でも稼げます。無料LINEで教えます」
フォロワー:1万人
投稿内容:
・札束の写真
・「今日も副業で5万円稼ぎました」
・「会社に搾取されるな」
・「行動した人だけが変われる」
私は、即座にブロックしました。
でも、気になりました。
「このアカウント、どうやって1万人もフォロワーを集めたんだ?」
そこで、フォロー・フォロワーの数字を見ました。
フォロー:9800人
フォロワー:1万人
気づきました。
これ、相互フォローで数字を盛ってるだけだ。
▼FF比(フォロー・フォロワー比率)という罠
FF比とは、フォロー数とフォロワー数の比率です。
本物のインフルエンサー(フォロワー20万〜30万人):
フォロー:500人〜1000人(リアルや仕事関係など、本当に見たい人だけ)
フォロワー:20万〜30万人(純粋なファン)
FF比:1:200〜1:600
一般人(本物):
フォロー:300人〜500人(友人・知人・興味のある人)
フォロワー:100人〜数千人(自然に増える)
FF比:1:0.3〜1:10
悪徳商材屋(ハリボテ):
フォロー:1万人
フォロワー:1万人
FF比:1:1
フォロー数が1万人。この時点で、完全に異常です。

20万〜30万人のフォロワーを持つ本物のインフルエンサーでさえ、フォロー数はせいぜい500人〜1000人程度です。
なぜなら、人間が本当に追いかけられる人数には、物理的な限界があるからです。
冷静に数字を叩きます。
1万人をフォローするには:
1日27人フォロー × 365日 = 9855人
毎日27人フォローし続けて、1年でようやく1万人
1万人の投稿を読むには:
1投稿1分 × 1万人 = 1万分 = 166時間 = 約7日間
物理的に不可能です。

つまり、悪徳商材屋は「フォローしているフリ」をして、相互フォローでフォロワー数を盛っているだけです。
スレッズは、FF比がパッと見ではわかりません。
だからこそ彼らは、自動化ツール(Bot)などを使って、機械的にフォローと解除を繰り返し、1万フォロー・1万フォロワーという異常な数字を作り上げます。
1万人を本当に追いたいと思っているのか?
答えは、NOです。
▼ダンバー数と「一方的なファン」の決定的な違い
じつは、人間には、安定した人間関係を維持できる限界があります。
これを「ダンバー数」といいます。
イギリスの人類学者ロビン・ダンバーが提唱しました。
ダンバー数:約150人
人間が安定的な社会関係を維持できる認知的上限は、約150人です。

もちろん、SNSなら話は別です。
「一方的なファン」や「憧れ」であれば、1万人でも100万人でもフォロワーを持つことは可能です。有名なインフルエンサーや芸能人がその証拠です。
しかし、ここでFF比(フォロー・フォロワー比率)の異常性が際立ちます。
20万〜30万人のフォロワーを持つ本物のインフルエンサーでさえ、フォロー数はせいぜい500人〜1000人程度です。
フォロー数が1万人という時点で、完全に異常です。
彼らは「1万人のファン」に支持されているのではありません。
「俺をフォローしてくれたら、お前をフォローし返すよ」という【相互フォローの取引】を、1万人と繰り返しただけです。

▼エンゲージメント率という決定的な証拠
さらに、決定的な証拠があります。
エンゲージメント率です。
エンゲージメント率 = いいね数 ÷ フォロワー数
本物のインフルエンサー(フォロワー20万人):
投稿のいいね数:2000〜10000
エンゲージメント率:1%〜5%
悪徳商材屋(フォロワー1万人):
投稿のいいね数:30〜100
エンゲージメント率:0.3%〜1%
フォロワー1万人いるのに、いいね数が30〜100しかつかない。
これは、フォロワーの99%が「相互フォローの取引で集めたゴースト(幽霊)」だからです。
本物のファンではありません。
「俺をフォローしてくれたからフォロー返ししただけ」の、中身のない数字です。
数字で見てみる:
悪徳商材屋:フォロワー1万人 ÷ いいね数50 = エンゲージメント率0.5%
本物のインフルエンサー:フォロワー20万人 ÷ いいね数5000 = エンゲージメント率2.5%
フォロワー数は20倍違うのに、エンゲージメント率は5倍も低い。
これが、ハリボテの証拠です。
これを行動経済学で【社会的証明の悪用】といいます。
「多くの人がフォローしている→この人は正しい」と脳がバグります。
でも、それは純粋なファンではありません。
相互フォローという取引で集めた、ハリボテの数字です。
▼返報性の原理を悪用した「フォローバック狙い」と「スキキャンセル」
悪徳商材屋は、さらに悪質な手口を使います。
手口①:フォローバック狙い
あなたをフォローする
数時間〜数日待つ
フォローバックされなかったら、即座にフォローを外す
これを何千回、何万回と繰り返します。
手口②:スキキャンセル(noteの場合)
あなたの記事に「スキ」を押す
即座にキャンセルする
あなたに通知だけが残る
あなたが「誰がスキしてくれたんだろう?」とプロフを見に行く
悪徳商材屋のプロフを見る → フォローやスキを押してしまう(返報性の原理)
悪徳商材屋の記事にスキが貯まる
これを何千回、何万回と繰り返します。

冷酷な構造:
彼らは、あなたの記事に興味があるわけではありません。
「スキをもらったら、返したくなる」という【返報性の原理】を悪用しているだけです。
実際の体験:
私も、何度もこの手口に遭遇しました。
私には、プライベートアカウントがあります。
超どうでもいい話を呟いたり、日常の小さな出来事を書いたりしているアカウントです。
フォロワーは数十人。友人や知人だけです。
ある日、このプライベートアカウントにフォロー通知が来ました。
知らない人でした。
どんなアカウントか確認するため、プロフを見に行きました。
フォロー1万人、フォロワー1万人。タワマンと札束の写真。「元手取り15万→月収100万」。
フォローバックしませんでした。
数時間後、フォローを外されました。
また別の日、noteのプライベート記事(超どうでもいい日記)にスキ通知が来ました。
知らない人でした。
「これが例の手口かもしれない」と思い、検証のためにプロフを見に行きました。
怪しいアカウントでした。
記事を見に行ったら、すでにスキはキャンセルされていました。
通知だけが残っていました。
これが、返報性の原理を悪用した手口です。
プライベートアカウントの、超どうでもいい投稿にまで、フォローやスキをしてくる。
興味があるわけがありません。
ただ、フォローバックやスキ返しを狙っているだけです。
▼フォローやスキは気軽にするものだと思うけど、悪用している人がいる
本来、フォローやスキは「この人の投稿、面白い」「応援したい」という気持ちで押すものです。
でも、悪徳商材屋は、これを悪用しています。
・フォローバック狙いのフォロー(興味なし、数時間後に外す)
・スキキャンセル(通知だけ残して、返報性を狙う)
全部、返報性の原理を悪用した搾取の手口です。
このnoteを読んで、自衛してください。
搾取から守れるようになってください。
知人やパートナーにシェアして騙されないように、盾を持ってください。
▼ハロー効果(タワマン・高級車・札束というレンタル品)
詐欺師のプロフィールには、必ずこれがあります。
・タワマンの夜景
・高級車のハンドル
・ロレックスの時計
・札束の写真
これを見た瞬間、脳は「この人は成功者だ」と錯覚します。
これを行動経済学で【ハロー効果】といいます。
「1つの優れた特徴(お金持ち)があると、他の部分(能力・人格)も優れていると錯覚する」バグです。
でも、冷静に考えてください。
タワマンの夜景:
友人の家で撮影
または、賃貸のモデルルームで撮影
または、拾い画像
高級車のハンドル:
レンタカー
または、ディーラーの試乗車で撮影
または、拾い画像
ロレックスの時計:
レンタル品
または、偽物
または、拾い画像
札束の写真:
100万円だけ銀行から下ろして撮影
または、100円玉を紙で包んだダミー
または、拾い画像
ほとんどが、レンタル品か、拾い画像です。
もし本物だったとしても、騙されないでください。
それはビジネスで稼いだお金ではありません。
「過去の被害者たちから搾取したお金(身銭)」です。

詐欺師は、1円もかけずに「成功者」を演じることができます。
または、被害者から搾取したお金で、本物の高級品を買います。
そして、ハロー効果で、あなたの脳を思考停止にさせます。
▼肩書きの捏造(自称コンサルタント・金で買った資格)
エセ成功者のプロフィールには、必ずこれがあります。
・「〇〇コンサルタント」
・「〇〇アドバイザー」
・「〇〇認定講師」
でも、これらの肩書きは、実態がありません。
自称コンサルタント:
誰でも名乗れます
資格不要
実績不要
〇〇認定講師:
数万円払えば、誰でも取得できる民間資格
国家資格ではない
権威はゼロ
これを行動経済学で【権威への服従】といいます。
「肩書きがある人の言うことは正しい」と脳がバグります。
でも、肩書きは捏造できます。
エセ成功者は、数万円で「権威」を買い、あなたを騙します。

▼自己開示と仮想敵(ドラマチックな物語)
詐欺師の投稿には、必ずこれがあります。
自己開示:
「私も昔は手取り15万円の底辺でした」
「借金まみれで、毎日泣いていました」
「でも、〇〇に出会って人生が変わりました」
これを見た瞬間、あなたは「この人、私と同じだ」と親近感を持ちます。
これを【自己開示】といいます。
弱みをさらすことで、警戒心を解くテクニックです。
仮想敵:
「国や会社は、あなたから搾取しています」
「サラリーマンは、奴隷です」
「行動しない人は、一生貧乏です」
これを見た瞬間、あなたは「そうだ、国や会社が悪いんだ」と怒りを感じます。
これを【仮想敵の構築】といいます。
共通の敵を作ることで、「私だけが味方だ」と錯覚させるテクニックです。
カルト教団が使う、洗脳の基本テクニックです。

▼これ、全部詐欺師の教科書に書いてある
詐欺師が使うテクニックは、全部同じです。
FF比とダンバー数を無視した相互フォロー(社会的証明の悪用)
エンゲージメント率の異常な低さ(ゴーストフォロワー)
返報性の原理を悪用(フォローバック狙い・スキキャンセル)
タワマン・高級車・札束というレンタル品(ハロー効果)
自称コンサルタント・金で買った資格(権威への服従)
自己開示と仮想敵(カルト教団の洗脳テクニック)
全部、詐欺師の教科書に書いてあります。

詐欺師は、この教科書を読んで、SNSに網を張ります。
そして、あなたが引っかかるのを、じっと待ちます。
▼FF比で見抜く、3つのパターン
ここまで、FF比1:1の悪徳商材屋について語ってきました。
でも、FF比にはいくつかのパターンがあります。
それぞれ、どんな人なのか。わかりやすく、簡単に算数で解説します。
パターン①:FF比 1:1(フォロー数 = フォロワー数)
フォロー:1万人
フォロワー:1万人
FF比:1:1
→ 悪徳商材屋(ハリボテ)。即ブロック。
相互フォロー狙いで片っ端からフォローし、フォローバックされたら放置。
フォローバックされなかったら、数時間後に外す。
これを何千回、何万回と繰り返している。
パターン②:フォロー数 < フォロワー数(逆転:良い人)
フォロー:50人
フォロワー:500人
FF比:1:10
→ あなたの最大のファンになる可能性が高い。大切にする。
フォロー数が少ないということは、「本当に見たい人だけ」を厳選しているということです。
50人しかフォローしていないのに、あなたをフォローしたということは、あなたの投稿に本当に興味があるということです。
そして、フォロワー数が500人もいるということは、この人自身も価値のある投稿をしているということです。
FF比が逆転している人は、大切にしてください。
あなたの投稿を、本当に読んでくれる人です。
もしフォローバックを検討するなら、プロフを見に行き、投稿内容を確認してから判断してください。
パターン③:フォロー数 > フォロワー数(一般人 or 悪徳商材屋の初期段階)
フォロー:500人
フォロワー:50人
FF比:10:1
→ 一般人の可能性が高い。ただし、数時間後にフォローを外してきたら悪徳商材屋確定。
このパターンは、判断が難しいです。
ケースA:一般人(普通)
興味のある人を500人フォローしている
でも、自分の投稿は50人にしか刺さっていない
→ 普通の一般人。問題なし
ケースB:情報収集型の人
学習目的で色々な人をフォローしている
自分は発信していない(ROM専)
→ 問題なし
ケースC:悪徳商材屋の初期段階
相互フォロー狙いで500人フォローした
でも、誰もフォローバックしてくれなかった
→ これからフォロー外しを始める可能性あり
見分け方:
フォローされたら、様子を見る
数時間〜数日後、フォローを外してきたら → 悪徳商材屋確定。即ブロック
フォローを外さなければ → 一般人。問題なし
冷酷な算数:
フォロー500人の投稿を読むには:1投稿1分 × 500人 = 500分 = 約8時間
毎日8時間、投稿を読み続けることは可能か? → 可能(一般人でも、通勤時間・昼休み・寝る前など)
つまり、フォロー500人程度なら、一般人でも十分あり得る数字です。
問題は、フォロー1万人です。これは物理的に不可能です。
▼騙されないために必要な2つのこと
怪しいアカウントを見た瞬間、2つのことを実践してください。
1つ目:FF比をチェックする
チェック項目:
フォロー数とフォロワー数がほぼ同じ(1:1) → ハリボテ
タワマン・高級車・札束の写真 → レンタル品または被害者からの搾取
自称コンサルタント・〇〇認定講師 → 肩書きの捏造
「元手取り15万円」「会社は搾取」 → 自己開示と仮想敵
フォローされても、数時間後に外される → フォローバック狙い
スキ通知が来ても、記事を見たらスキが消えている → スキキャンセル
この6つのうち、2つ以上揃ったら、即ブロックします。
クモの巣に引っかかる前に、逃げます。

2つ目:返報性の原理に惑わされない
フォローされたからといって、必ずフォローバックする必要はありません。
スキをもらったからといって、必ずスキ返しする必要はありません。
本来、フォローやスキは「この人の投稿、面白い」「応援したい」という気持ちで押すものです。
義務ではありません。
でも、人間の脳には「何かもらったら、返さなければならない」という【返報性の原理】というバグがあります。
悪徳商材屋は、このバグを突いてきます。
だから、意識的に決めてください。
興味がある人にだけ、フォローバックする。
興味がある投稿にだけ、スキを押す。
返報性の原理に惑わされない。
これが、詐欺師のクモの巣に引っかからないための、最強の防御策です。

▼今日やること、1つだけ
もしあなたが、X、スレッズやnoteで「月収100万円」と謳うアカウントを見たら。
今日、今すぐFF比をチェックしてください。
フォロー数とフォロワー数がほぼ同じなら、それはハリボテです。
タワマン・高級車・札束の写真は、レンタル品か、被害者から搾取したお金で買ったものです。
自称コンサルタントは、誰でも名乗れます。
フォローバック狙いやスキキャンセルは、返報性の原理を悪用した搾取です。
クモの巣に引っかかる前に、逃げてください。
詐欺師の網には、1ミリも近づかないでください。
そして、フォロー数 < フォロワー数の人や善良なファンからフォローされたら、大切にしてください。
あなたの最大のファンになる可能性が高い人です。
返報性の原理に惑わされず、興味がある人にだけフォローバックしてください。
義務ではありません。
それだけで、あなたの生涯賃金から「数十万円の搾取」を防ぎ、「本物のファン」を見つけることができます。

▼DAY1から、ここまで来たあなたへ
気合を捨てました。固定費を削りました。リボ払いを解約しました。オルカンを設定しました。借金をせずに投資を始めました。種を蒔きました。天気予報を見ないことを決めました。インフルエンサーのノイズを遮断しました。配当金投資の準備を始めました。銀行窓口の罠から抜け出しました。一石二鳥の罠から抜け出しました。タスク詐欺の罠から抜け出しました。MLMのウィルスを撃退しました。ポンジスキームの魔法のポケットを破壊しました。そして今日、SNSのクモの巣を見破りました。
ここまでの道のりを、もう一度振り返りたい方はこちら。
XやThreadsでは、日々の気づきや考え方などを発信しています。
フォローして、詐欺師から資産を守る『最強の盾』を完成させてください。
X:【@babababa_buffet】
Threads:【@babababa_buffet】
次回、特別編②:無料LINEの搾取構造。
認知過負荷という洗脳から、資産を守ります。
クモの巣に引っかからないでください。
FF比を確認し、ダンバー数を思い出してください。
返報性の原理に惑わされず、興味がある人にだけフォローバックしてください。
冷酷な算数と、自分のシステムだけを信じてください。
それができたあなたは、同じ志をもった仲間です。