
なぜ、国政に挑むのか
本日2025年6月10日、大阪から国政へ完全無所属で挑む決意を表明しました。
様々なご意見もあるかと思いますが、私の想いをお伝えいたしたく、ご一読に5分だけいただけますと幸いです。
胸に空いた穴──それでも動き出した理由
1月19日、私は8年間務めた四條畷市長を退任しました。
張り詰めた日常が終わった瞬間。胸に大きな空洞が広がりました。24時間365日続いた緊張は静まり返り、緊急の電話が鳴ることはもうありません。
しかし、その空白は長く続きませんでした。
28歳で市政を託していただき、8年間全力で走ってきた私には、次に果たす責任があるはずだ──そう思い至ったからです。
そこで私は、二つの行動を始めました。
ひとつはYouTubeで、対談を通じ日本の根本課題を分かりやすく発信すること。
もうひとつは音声メディアのVoicyで、現役・元市長のリアルな葛藤を伝えること。
それらの活動が徐々に充実する一方で、自治体の努力だけでは超えられない──国の壁の存在を痛感する日々を過ごしていました。
誰がいったい、この壁を壊すのか?
問いは日ごとに大きくなり、5月半ばのある日の夜。出会ったきた人々の顔を思い浮かべながら、支えてくださった皆さんへの感謝を胸に、私は自室で静かに腹を括りました。
次に立つべきは国政。それも、どの声にも寄り添える無所属の立場で。
なぜ、国政か──現場の暮らしを守るために
市長として取り組んだ、人口や財政といった「まちの基盤」の改善。職員の献身、議会のご理解、市民のご協力によって、公約を一定果たすことができました。
しかし、市長の権限では触れられない課題があったのも事実です。
最も切実なのが社会保障制度。国の制度そのものが時代遅れでは、自治体がいくら努力をしても住民の不安は解消できません。
何度も実施した市民との対話の場。そこで繰り返し語られたのは、目減りする年金や上がり続ける医療・介護の保険料に対する不安です。私はそうした声を聞くたび、忸怩たる思いで拳を握りしめていました。
だからこそ、今度は国の仕組みを動かす側に回りたい。
国政は、私にとって決して“別世界”ではなく、今なお続く“未完の現場”です。
現場感覚を持ったまま、制度を根っこから変えてまいります。
参議院の特性──世界でもまれな強い権限
衆議院が解散によって“今”を動かすなら、参議院は6年間の任期を活かして“未来”を設計する場所です。
実際、日本の参議院は、予算案については衆議院の優越があるものの、予算関連法案については対等であるなど、世界でもまれな強い権限を持っています。
ところが現在、衆議院と似た議員の選出方式ゆえに、衆議院の「カーボンコピー(写し絵)」と揶揄され、本来の機能が埋もれている状況です。
参議院が本来の役割を発揮できれば、熟議によって10年後、20年後の設計図を描き直せるはず。
私は、市長として培った実務経験を活かして、社会保障など身近で根本的な課題を、徹底的に追究してまいります。
なぜ、完全無所属か──しがらみゼロの攻め
まず、事実を共有します。
大阪府内の選挙ポスター掲示板は約12,000ヶ所。さらに、府内の新聞購読世帯にビラを1枚折り込むだけで約700万円(印刷・折込料)かかります。政党公認候補なら、党員組織と政党交付金で対応できますが、無所属には一切ありません。
よって、政党公認候補が組織面や資金面では圧倒的に有利です。しかし同時に、党議拘束に従い、企業・団体献金の論理に縛られる瞬間が、必ず来ます。
私は、市長時代から貫いてきた「対話とデータ」の姿勢を守りたい。
しがらみゼロの無所属だからこそ、与党にも野党にも橋を架けることができ、全国約1,700自治体の知恵を横断的に国政に届けられます。
何色に染まらない1議席が、対立を越えて政策を前に進める触媒になると、私は信じています。
何を目指すのか──1議席が開く新しい扉
「たった一人で何が変わる?」──初めて市長選挙に挑んだ28歳の私が、何度も浴びた言葉です。
結果は、行財政改革による31年ぶりの財政構造の健全化、子育て支援・教育の拡充による7年連続で30代人口の転入超過、職員提案による電子投票などの先進的な試みの実現。
一人の覚悟と、徹底した対話によって、まちの未来は確かに変わりました。
国政でも同じです。
委員会で核心を突く質問を投げかけ、データを示せば、政府答弁が変わり、報道が動き、世論が後押しします。
私は“誰かを指差す批判”ではなく、“未来を指差す提案”で、化学反応を起こしてまいります。
壁を壊せ──あなたの一歩が国を動かす
市長退任時、国政への挑戦は想定していませんでした。
しかし、組織や世襲に頼らず市政を担った8年間の経験こそ、今の日本が必要としているのではないか──そう確信するに至りました。
確かに、完全無所属で国政に挑むのは、無謀なチャレンジかもしれません。
正直なところ、前例のない挑戦に、恐れがないと言えば嘘になります。
それでも、誰もやらないのであれば自ら先陣を切るしかない。掲げる理念に共鳴し、ともに戦ってくれる仲間がきっと集まってくれるはずだ──そうした思いを胸に、出馬の決断に至りました。
どうか、あなたの声を聴かせてください。
大阪で、日本で暮らすあなたの思いこそ、未来を変える原動力です。
主権者であるあなたの一歩が、この国を動かす。
ともに、“未来を阻む壁”を壊しましょう。
2025年6月10日
前・四條畷市長 東 修平
ともに戦ってくださる方はこちらのリンクをご覧ください。
3つの行動(公式サイト)