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選択肢を減らすためのマイ基準

    現代は、多様な選択肢がありすぎる「選び疲れ」
    SNSなどネット中心に「アテンション疲れ」と言われています。

    木下斉さんのVoicyでもそのことは語られていて大いに首肯案件。

    というのも、私はテレビショッピングをはじめ様々なメディアの映像ディレクターという仕事を20年近くしています。

    やれアテンションだ、
    やれインパクトだ、
    やれ選ばせるだ、
    現代マーケティング手法を操りながら生きて来た人生。

    一方、自分はもちろん、3人の子どもを持つ母として子ども達の選択もまだまだ親子一緒に考える機会が多く、消費者の一人として色々な意味で身につまされる思いで日々を過ごしています。

    とにかく日々選ぶのが面倒くさい。笑

    そんな私はこの選び疲れやアテンション疲れにどうやって対処しているのか? それは、自分の中で選択肢を減らすために選ぶ基準を設ける。

    というわけで最近心がけているマイルールについて書きたいと思います。

    私の3つの選択指標

    ズバリ結論、私が日々実践している3つの基準は

    1. ソーシャルグッドかどうか=社会と周りがちょっとでも良くなる

    2. ヘルスグッドかどうか=私の健康生命に良くなる

    3. メンタルグッドかどうか=私が気分的に心地良くなる

    今回は、具体例とともにお知らせします。

    世のため人のためって本当にあるんだ

    自分のためより他人のために行動してしまうことってありませんか?
    医者の不養生というように。(実際、映像制作をプロで仕事にしていながら私は自分のSNSで動画の情報発信をしていないし子どもの映像編集はいつも後回しです)

    これは他人のために動くと結果的に自分が気持ち良かったり目に見える変化が他人を通して見られるから。それもあり「自分が選択する行動が世の中にとって少しでも良くなる方へ」という行動指標をまず一番においています。

    これは最近大河ドラマでも出て来た歴史上の話。
    戦国時代の有名な軍師、竹中半兵衛が色んな流れがあって、主君織田信長の命令である「黒田官兵衛の息子、松寿丸を殺せ」に背いて松寿丸を匿いました。自分の進退だけを考えれば主君の命令は絶対。
    しかし、黒田官兵衛との友情、自身も子を持つ父として死期が迫った半兵衛の行動はやがて天下分け目の関ヶ原で生きて来ます。半兵衛が救った松寿丸は大人になり黒田長政に成長、関ヶ原の戦いで半兵衛の一族を結果的に守ることにつながります。(歴史なので色々あるのだけど)

    半兵衛は圧倒的に頭が切れる男。その際の思いつきや軽い気持ちではこうは行動できなかったと思います。自分のことだけではなく、大義や長期的な視点で考えたらこちらの方が織田信長に気に入られることよりも結果的に良かったりする。

    例えれば、不正をしている会社で上司や会社に逆らってでも社会のために不正を暴く方がいいという行動をするというような感じでしょうか。

    いち市民がそんな大それたことをする機会はあまりないと思いますが、子ども会役員や習い事の保護者会お手伝いなどなるべく行うようにして、小さなことから徳を積みたいと思います。

    40代を超えると健康第一

    43歳になり確実に昔とは体が変化しているのを感じています。

    徹夜は無理。しても2日は体調不良が長引く。
    お酒を飲みすぎると劇的に体に響く。
    長時間歩き回ると足腰に影響がでかい。

    一人で生きている時はそれでもあまり困らないですが、子ども達がいるとそうもいきません。

    先日の遊園地でのこと。
    昔のようにバリバリジェットコースターに乗ったりしたい!

    でも、無茶をしすぎて疲れると帰りの運転や帰ってからの洗濯ぶんのエネルギーがもたない。だからユラユラと体力温存の動きをする。
    子どもの頃、母親が元々の性格かこの体力温存のためか行動的ではなかったことの理由を自分が追体験してわかるというものです。

    というわけで、食べるもの、運動、行動全般。
    基本的に私の健康維持のためにどちらが良いかを考えることが、家族で長く安心して暮らすための選択基準になりました。

    とはいえ心が疲れるのもしんどい

    周りのため、健康のために行動すると絶対出てくる気持ちの我慢ですが、これも良くない。

    健康のために最近ダイエットをしていますが、我慢しすぎるとイライラが募りかえって爆食いの衝動に駆られるというもの。

    というわけで、2つの軸に忘れてはいけないのが、自分の心。

    例えば、社会のためによくて、自分の体力的にも出来そう、でもなんとなく気持ちが許さないことはしない。

    そして重要なことをサラっと言いますが、私はあまりお金と他人の評価については気にしていません。どちらも常に変化して流動的で軸にならないからです。これは人によって価値観が様々だと思います。

    私の場合は、他人への贈り物とか健康のための出費についてケチケチしたくない。多少見た目がアレでも健康や自分が心から好きな方を選びたい。
    そんなマイルールを設けていると少なくとも選択にストレスを感じにくくなりました。

    オリジナルのマイ選択基準を作るためにどうしたらいいのか?

    私も最初からこれに行き着いたわけではなく、木下さんも試行錯誤しながらここに辿り着いたとVoicyで語られていました。
    そこで、私がたどり着いた手順をお伝えします。

    ①過去の「後悔」から逆算する
    まあ結局自分だけのオリジナルを作るためにはこれが一番手っ取り早いです。
    「あの時無理して動いて後で寝込んだ」「断れなくて受けたけど結局イライラした」など、過去の後悔を思い出すと、自分が大事にしたかったものが浮かび上がってきます。

    竹中半兵衛だって、きっと過去に「主君の命令だけ聞いて後悔した経験」があったから、あの行動に出たんだと思います(たぶん)。私たちも大河ドラマの主人公になる必要はなく、「あの時イヤだったな〜」を1つ思い出すだけで十分です。

    ②「なんとなくイヤ」をメモしておく
    基準がまだない人は、いきなり「好きなこと」から考えるとうまくいきません。むしろ「なんとなく気が乗らない」「モヤッとする」瞬間を3つくらい書き出す方が早いです。

    例えば、「徹夜・お酒の飲みすぎ・気持ちが乗らない誘い」など。私の場合、シンプルに体がついていかなくなった経験がいくつか思い出されます。

    書き出してみると、健康・社会・気持ちのどこに引っかかっているかが見えてきて、それがそのまま基準のタネになります。

    ③尊敬する人の基準を、いったん借りる
    オリジナルの基準を一から作ろうとすると、それだけで疲れます(選び疲れ対策のはずが選び疲れる、本末転倒)。

    なので、木下斉さんのように「この人の考え方、いいな」と思う人の基準を、まず丸ごと借りてみるのがおすすめです。借りた基準を自分の生活に当ててみて、合わないところだけ削っていく。残ったものが、結果的に自分の基準になります。

    最初から自分専用のオーダーメイドを目指さなくて大丈夫。
    まずは既製品を試着してみる、くらいの軽さでいいと思います。

    まとめ、結局、わたしたちは期待しすぎる

    そもそも、迷うということは選択に失敗したり損したり他人に裏切られたりなるべくしたくないから。それらは突き詰めれば、自分が期待をしすぎているからだと私は思うのです。

    自分に期待しすぎて、うまくいかない自分に腹がたつ。
    他人に期待しすぎて、思った通り動かないことに失望する。

    簡単な基準を決めてしまって、選択するときに当てはめる。
    そして失敗しても傷つかないように期待しすぎない余裕。

    これが良いんじゃないかなと43歳にして最近、自分のことが少しずつわかって来ました。

    まさに、四十にして惑わず。(四十而不惑)
    約2500年前の有名な思想家、孔子が「論語」の中で語った言葉です。
    “2500年前から私たち人間は同じところをグルグルしている”
    という壮大な喜劇を思えば、目の前の瑣末な選択なんか鼻くそです。(言い方)

    今日も選択疲れしすぎずアテンションにも惑わされずに楽しく生きていきましょう!!


    ここまでお読みいただきありがとうございます。
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