
旅で感じる二つの私 -「無力な私」 - 「最強な私」
トスカーナ編の前に、
ふとした瞬間に感じる、感情のかけらのあれこれを少し。
「無力な私」
築かれてきた歴史、抗えない大自然の中に身を置く、ちっぽけな私
日常で直面する悩みの小ささ
私が生み出していることは、どんな価値があるんだろうという哲学的な問い
「最強な私」
はじめての世界に踏み出していく勇敢な私
どこに行っても、どうにかやっていけるという根拠のない自信
いつも以上に増す好奇心と、体力、そして満ち溢れる心身のエネルギー
何を感じても、わたしという人間なのだけど
健康体であることへの感謝はもとより
旅をしていると、そんな二つの自分が、私の中で交互に顔を出す
日本という国で生まれ育ったことへの
いろいろな、複雑な感情も
言ってしまえば一喜一憂激しいのだが
「旅の魅力はなんなのか」 - 答えはもちろん十人十色
こんな二つの自分を感じながら、
まだまだ知らない世界が待っていると思える、“未来への期待”
日常に戻った時に感じる、その“奇跡”さ
そして、最後には
「この地球は、想像よりもっと、美しさで溢れている」という
夢物語交じりな、希望を込めた、
壮大な感覚を覚えることが、
旅がわたしを虜にする理由なのかな、と。
もっというと、
こういう感情を感じた自分がいる、という事実が
そっと優しく背中を押してくれる
少しばかり辛抱が必要な時の、
糧になっているのかもしれない。
「経験」は裏切らないから。大丈夫。
そう言い聞かせよう。
それでは、また次回
Bon Voyage