創作物は永遠に生きるシュレディンガーの猫だ。
作家が小説を書くというのは、箱の中に猫を入れるのと同じだ。
小説が誰にも読まれないとき。
その箱は誰にも開かれていない。
ならば箱の中の猫は、誰にも見られないまま死んでいるのだろうか。
いや、読者が一人でもその小説を読み、わずかでも作家の心にふれれば。
その猫は生きていたとわかる。猫は死んでいないんだ。
たとえ作家は死んでいても、そこに箱があるかぎり。
俺がいまマイケル・ジャクソンのビデオクリップ集をApplemusicで観て、聴いて、彼の心にふれたからわかるよ。
猫は生きていたよマイケル。
猫は死なない。
永遠に。
永遠に。