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Photo bycanacana4

専業主婦、焼き鳥屋で働く。

    9年間専業主婦をしていたが、一番下の子が入園を機にパートを始めた。

    現在、焼き鳥屋で働いている。


    仕事を探し始めた時、資格なし、得意なことが特にない私は一体何ができるだろう?と悩んだ。

    行き着いた答えは『掃除』と『料理』。

    この数年間、ほぼ毎日家事をしていた。
    それが強みになるかもしれない。

    たまたま焼き鳥屋の求人を見つけて、直感が働いた。

    『楽しそう!やってみたい!』

    焼き鳥が刺せるようになったら、家で作って食べられるという下心もありつつ (!)

    一番の理由は”技術を身につけたい”だった。

    縁あって働き始め、1ヶ月ほど経った。


    焼き鳥屋の仕事は串うち(焼き鳥を刺すこと)の他にも、覚えることが沢山あった。

    ご飯を炊く、野菜の準備、ネギを切る、他にも諸々。

    私は覚えが遅くそのうえ不器用なので、教えてもらったら兎に角メモ。
    帰宅後はその日やったことを思い出しながら、もう一つのノートに清書している。

    失敗してやらかしてしまった日は盛大に落ち込み、自分なりに上手くできたり褒めてもらえた日は帰宅後も嬉しくてルンルン。

    すごく久しぶりの感覚だった。


    新しく刺し方を教わった日は、スーパーに寄ってその部位を購入。家で自主練をするのが日課であり最近の趣味 (?)になっている。

    我が家の食卓には、焼き鳥の出現率が急激に高まった。

    現在、ねぎま・ササミ・ハツ・手羽先を刺せるようになった。
    ……が、他にもまだ種類があるので先は長い。

    不器用なので最初から上手く刺せたことは一度も無いけれど、段々と同じサイズで肉を切れるようになったり(時々測りながら)、刺した串の見た目が上達している実感がある。

    苦戦していた手羽先の開きを、自主練してできるようになった時には少し感動した。


    先輩はどの部位の肉も均一に切れて、そして手早く綺麗に串に刺していく。

    私もこんな風になれるだろうか……?

    「慣れだよ。数をこなしていたら出来るようになるよ」

    (↑先輩の有難いお言葉)

    出来なかったことが出来るようになったり、最初は不格好だった焼き鳥がちょっとだけ綺麗に刺せるようになったり。

    少しずつだけど、自分の串うちレベルが徐々に上がっているように感じる。


    車の運転が得意ではないけど、パートがある日は子供たちを早めに幼稚園へ送っている。
    (いつもはバス通園)

    忙しい日は終わるのが子供の帰宅時間ギリギリになる時もあり、大慌てで帰る日も。

    ミスして一日中落ち込む日、自分のうっかりに絶望したことも何度もある。

    それでも、楽しい。

    思えば仕事を『楽しい』と思えたこと、私は今まで無かったかもしれない。

    焼き鳥を刺すのは楽しい、食べるのはもちろん大好き!

    この仕事を始めて良かったと、少し慣れてきたからか最近ようやくそう思えるようになってきた。


     
     
    北欧や丁寧な生活に憧れる主婦です。のんびりペースで更新しています🐢

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