
そんなひとりに、私もなりたい。
数年前に書いていたブログです。
夢を諦めきれないで
再スタートしたnoteの1ページに
やはりこのお話を残しておこうと思います。
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『そんなひとりに、私もなりたい』
朝、早起きは苦手だけれど
お勤めの日は6時半起床。
カーテンを開いてテレビをつける。
チャンネルはいつも決まってNHK。
天気予報を見なくちゃと思っているのに、
コーヒーを淹れてる間に
肝心なところを見逃したりして、
今日は寒いか雨は降らぬか
わからないまま出掛ける時間がやって来る。
その朝もいつものようにNHK。
お化粧しながら音だけを聞いていると、
大好きな人の名前が出てきて
その人のお話になった。
向田邦子さんである。
亡くなって40年の月日を経て
今また人気が出ているのだそうだ。
久しぶりにまた読みたくなって
本屋さんへ行った。
20代の頃
「父の詫び状」というエッセイ集に出会い
それ以来のファンである。
いやそれ以前にテレビドラマ
「寺内貫太郎一家」や「冬の運動会」
「隣の女」など大好きで夢中で見ていた。
エッセイ集に出会った時は
あ、あのドラマの脚本を書いた人だ!と思って
うれしくてほとんど全ての本を読んだ。
ドラマ「寺内貫太郎一家」と言えば
お婆さん役、樹木希林さん。
おっきなポスターの前で
「ジュリ~!!」と叫ぶシーンを思い出す。
数年前「全身がんです」と言っていらして
今はもう天に召されてしまったが
最初のがんは2004年に見つかった
乳がんだったそうだ。
4年前の5月、
胸にあったしこりがいよいよ気になり
病院に行ったらがんだった。
それから「乳がん」という文字に敏感になった。
手術、抗がん剤、ホルモン治療は10年続く。
命はいつまで続くのか。
ドラマの作者、向田邦子さんも乳がんだった。
人知れず
眠りの中まで怯えた夜や
眩しすぎるお陽様に背をむけたくなった日々
慣れない左手で原稿を書き
辛い治療に堪えた涙もあったのだと。
日曜の暮れゆく空
もう休みはおしまいかと思いながら
カーテンを閉める。
テレビの中では
ちびまる子ちゃんがピーヒャラと
今日を楽しもうよと笑ってる。
みんな
胸に抱えたがんと向き合いながら、
素敵に生き抜いた女性ばかり。
そんなひとりに私もなりたい。
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ドラマ配信されていました!
YouTubeでもお話していました。
よかったら☕️飲みにいらしてくださいね。