
短歌|日常と心象(5月の終わりと6月の始まり)
摩擦力我が手に宿れと願いおり 買い物かごにアイスクリーム
行間にそよ風吹いて光揺れ ダンスしている子どもとシャボン
日当たりと日陰を交互にくぐり抜け 光の残像抱えて眠る
トントントン 頭の中のプロンプト ツーツーツー トントントン
還ると言う 時は逆向きもみじの手 あなたに会いたいまなこの裏側
空白を埋めればいいと思ってた ハムスターより綿毛になりたい
夢よあれ 種も蒔かずに咲く花の 花弁の裡に水をあげたい
やりかけのゲームみたいな人生だ チュートリアルスキップするなよ
目が合ってニコと微笑む鏡越し 私と私を今日も繋いで
秒針の動く音を追いかけて 夢の裾野に架すあみだくじ
思いのほか短歌の創作が続いているので、マガジンにまとめていこうと思います。