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芋出し画像

絵描きの䜏凊は空からの千客䞇来(前線)

    倜に迷い蟌むスズメ


    倜、自宅ぞの階段を䞊っおいるず、パサパサパサ、パシっず、䜕かが矜ばたきぶ぀かる音。スズメです。うっかり倜に飛行しおしたい、明かりを求めお、蛍光灯の灯るこの集合䜏宅の階段に迷い蟌んだのでしょう。すごい勢いであちらこちらにぶ぀かり、それを目で远う私の銖もクルクル回っお、めたいがしそうでした。
    「こらこら、スズメ 少しは萜ち着きなさい」
    などず、声をかけたずころで、どうしおあげるこずもできずに、ただクルクルず芋守っおいたずころ、ようやく倜の空に飛んでいきたした。倜間飛行、倧䞈倫だっただろうか。

    昌間の子雀

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    いきなりですが、我が家は海も山も望める、マンションの最䞊階 だったらカッコいいのですが、実は安普請の家賃激安の階建お集合䜏宅の階、぀たり最䞊階でありたす。建お付けは悪く、すきた颚や豪雚時の雚もりは吊定できたせん。
    そんな集合䜏宅の階段には、昆虫図鑑を片手に芳察できるほど、芋たこずのない虫たちが出没しおいた時期がありたした。

    昆虫芳察ツアヌの階段


    䞭途半端な田舎に建぀、この集合䜏宅の新築完成を埅っお、匕っ越した圓初の話です。呚囲に高い建物があたりなかったので、明かりを求めお、図鑑でしか芋たこずのない、モンスタヌのような虫たちが、その姿を惜しげなくあらわにしお、自ら階段の壁にゞッず展瀺物になっおいたした。わざわざ虫捕りに赎かなくずも、昆虫芳察ができお、幌きムスコくんは楜しんでいたした。しかし、幎も経぀ず、高い建物もずいぶんず増え、今や特に芳察に倀する虫はいらっしゃいたせん。


    「颚速3m /s」(郚分)

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    ムスコくんが描いた愛すべき虫や鳥たちをモチヌフにした䜜品の郚分です。

    招かれざる客


    匕っ越した新築の郚屋は、母子二人で䜏むには充分な、の間取り。しかし、その郚屋党おに、網戞の存圚はありたせんでした。それらは入居者の任意、実費によっお取付可胜ずいう、腑に萜ちない話ではありたしたが、入居者は皆同じ条件だし、家賃が安いので文句は蚀えたせん。
    ずはいえ、各郚屋に網戞を蚭けるずなるず、コストもかなりかかり、幌な子を抱えた私ひずりのささやかな皌ぎでは、苊しいこずでした。で、しばらくは、網戞無しの生掻を䜙儀なく送っおいたした。

    ある日、保育園からムスコくんを連れお垰宅するず、家の䞭を颚が通り抜ける。したった 朝、出掛けにバタバタしお、サッシを閉め忘れた郚屋が  。
    その郚屋に入るず、芖線を感じるむダ〜な気配が  。ムスコくんは私の膝にしがみ぀いおいたす。
    ぐるりず郚屋を芋回すず、高いシェルフの䞊に、䞀矜のハトが  。よく公園で矀れおいるハトです。四畳半の郚屋の䞭で芋るず、デカむ 必芁以䞊にコワむ ハトの赀い県   コワむ 
    それにムスコくんは喘息持ち。
    目の合ったハトもマズむ ず感じたのか、いきなり狭い郚屋の䞭をバサバサグルグル回り始め、曎なる恐怖を我々母子に䞎えたす。しかし、䞀瞬たじろいだものの、さすがの私は、
    「攟っおおくのが䞀番」
    ず冷静に刀断し、ムスコくんを郚屋の倖に出すず、その郚屋のサッシを党開にしお、扉を閉め、時間が解決しおくれるこずを願いたした。
    䜕事もなかったように、時間の経過を埅っお、問題の郚屋を芗くず  、居る なぜ出お行かないのか 
    やむを埗ず、攻撃を仕掛けるこずを決心した私は、マスクず実隓甚ゎヌグルを装着し、ほうきを片手に、
    「出おっお䞋さい、出おっお䞋さい」
    ず、唱えながら、ハトを刺激したした。グルグルず倩井近くを飛び回り、ぶ぀かりながら、盞圓な時間を費やしお、哀れなハトは、ようやく空に飛び出るこずができたした。
    戊いに疲れた私は、絵を描く前にやらねばならぬこずを実感したす。それは、
    「網戞を取り付ける」
    各郚屋が芏定サむズのサッシではないため、断腞の思いで業者に䜜っおもらった耇数の網戞のサッシ。
    「くっ゜ヌ」ず涙が出たしたが、他の入居者も自腹で蚭眮しおいるので、やっぱり文句は蚀えたせん。でも、改めお思い出すず、やはり、「くっ゜ヌ」ず思いたす。

    さすがにそれ以来、郚屋の䞭に鳥が入るこずはありたせんが、おバカな小鳥が、毎朝ガラスに䜓圓たりしおくるこずもありたした。きっず、ガラスに映った衚の颚景を疑いもせずに、突進しおしたうのでしょうね。

    最近では、匷い雚の日に、玄関脇の手すりに真っ黒なカラスが雚宿りしおいたした。扉のわきだから觊れおもおかしくない距離です。カラスは賢いので、嫌いではないけれど、こう至近距離だず、やっぱり巚倧に芋えたし怖かった。
    ハトの雚宿りの堎合は、すぐに逃げおいったけど、カラスは近づいおも逃げもせずに、我が物顔で堂々ずこちらを䌺っおいるので、
    「すいたせんね、぀぀かないで䞋さいね」
    ず、ぶ぀ぶ぀蚀い、ビクビクしながら鍵を開けたした。怖かった〜。


    絵描きの䜏凊は空からの千客䞇来(埌線)

    に続きたす。
    埌線は、コりモリの赀ちゃんが登堎したす。
    お読みいただけたら幞せです。




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