メインコンテンツへスキップ
見出し画像

問いの先で、人は自分を選び始める

    最近、自分のことを振り返る時間が増えた。



    noteを書き始めてからなのか。
    問いについて考えるようになったからなのか。


    理由は分からないけれど、少しずつ自分の輪郭が見えてきている。



    私はずっと自分を


    「問いを届けたい人なんだ」


    と思っていた。



    正解を渡すのではなく、
    問いを届けたい。


    誰かの答えを教えるのではなく、
    その人自身の答えを見つけるきっかけを作りたい。


    そう思っていた。
    でも最近、少し違う景色が見えてきた。



    もしかしたら私は、
    問いを届けたいわけじゃなかったのかもしれない。


    ⸻


    教員時代のことを思い出す。


    授業を作る時、
    私はいつも問いを考えていた。



    どんな問いなら子どもたちは考えるだろう。
    どんな問いなら意見が出るだろう。
    どんな問いなら最後に学習のまとめへたどり着くだろう。


    今振り返ると、
    そこには明確なゴールがあった。


    教科書の答え。
    先生が持っている答え。



    子どもたちは自由に考えているようで、
    実はその答えに向かって歩いていた。


    もちろん、それが悪いことだとは思わない。


    学校には学校の役割がある。


    まずは土台を学ぶこと。
    基礎を身につけること。


    それは必要なことだ。

    でも今の私は、
    別の問いに興味を持っている。


    答えが存在しない問い。
    人生の問い。



    自分は何を大切にしたいのか。
    どんな人生を送りたいのか。
    誰の期待で生きているのか。



    そんな問いだ。


    ⸻



    私は最近まで、


    「問いを届ける人になりたい」

    と思っていた。



    でも自分との対話を通して気づいた。


    問いを届けるのはゴールじゃなかった。
    問いは入口だった。



    問いと向き合うことで、

    「あれ?」

    と立ち止まる。

    「本当にそうだろうか?」



    と考える。



    「私はどう思うんだろう?」

    と自分に目を向ける。

    その瞬間に、
    他人軸から少しずつ自分軸へ戻っていく。



    そしてさらにその先がある。


    自分軸で生きていいんだ。


    そう感じられた人は、


    じゃあ私は何をしたいんだろう。
    私は何を表現したいんだろう。


    という場所へ進んでいく。

    最近の私は、
    その景色を見たいんだと思う。

    ⸻



    思えば私は昔から、
    誰かが自分の答えを見つける瞬間が好きだった。


    教員になりたかった理由も、


    子どもが好きだから。
    教えるのが得意だから。



    当時はそう思っていた。
    もちろんそれも本当だ。



    でも今振り返ると、
    もっと根っこの部分があった。

    誰かが、

    「あ、そうか」


    と腑に落ちる瞬間。
    自分の言葉で話し始める瞬間。
    迷っていた人が、
    少しだけ前を向く瞬間。


    その姿を見るのが好きだった。


    だから教員を辞めても、
    その部分だけは消えなかった。

    むしろ強くなった。



    ⸻

    日々、自分と向き合うルーティーンを取り入れてから


    「自分を知ると、自分のいるべき場所が見えてくる」



    そんなことを思うようになった。


    人生は有限だ。
    明日が来る保証なんてない。



    だからこそ、



    誰かの期待を生きる時間より、
    自分の人生を生きる時間を増やしてほしい。


    私はそう思っています。


    問いを届けたいのも、
    人生のハンドルを取り戻してほしいのも、
    人生の執筆権を取り戻してほしいのも、


    全部そのためだった。

    ⸻


    問いを届けるのはゴールじゃなかった。
    問いは入口だった。


    その先で、



    自分を知り、
    自分を選び、
    自分を表現する。

    私はきっと、
    そんな人を増やしたいんだと思う。


    そしてもし、
    その最初のきっかけが私だったなら。



    それ以上に嬉しいことはない。

    ここまで読んでくださり、
    ありがとうございました。


    あなたは何を表現したいですか。


    誰かに期待された人生ではなく、
    あなた自身が書きたい人生は、

    どんな物語でしょうか。


    今日はそんな問いをそっとここに置いておきます。

    この記事が参加している募集

     
     
    元教員|元営業 | Instagramerバックオフィス🆕 人生(ノート)の執筆権、誰かに渡していませんか? 「なんとなく生きづらい」 「このままでいいのかな」 違和感の奥にある“本当の問い”を探しています。 誰かの答えを自分に当てはめる人生から、自分の言葉で綴る人生へ

    あなたへのおすすめ