
【49ers】49ersの選手になりすました男が詐欺罪で逮捕!?
皆さんこんばんは!
49ersファンのリトルナイナーです!
本日は、現在49ers関連で最も注目を浴びているニュースの1つである、
「偽49erのDaejon Love(& Taylor Jamie Chan)」
についてです。
Federal authorities have arrested and charged two men, one of whom repeatedly posed as a San Francisco 49ers player, for defrauding more than two dozen women out of about $1.3 million. https://t.co/5ldWSri2dE
— NFL on ESPN (@ESPNNFL) August 28, 2026
全米の大手メディアや地元メディアで取り上げられている事件の概要をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
49ers選手を名乗り、女性26人から約$1.3Mをだまし取った男を逮捕
サンフランシスコ・49ersを舞台にした、にわかには信じがたい詐欺事件が明らかになった。
米司法省によると、
・35歳のDaejon Labrayae Love(デジョン・ラブラエ・ラブ)
・18歳のTaylor Jamie Chan(テイラー・ジェイミー・チャン)
の2人が、49ersの選手や裕福な投資家を装い、少なくとも26人の女性から約$1.3Mをだまし取ったとして、電信詐欺(wire fraud)および電信詐欺の共謀罪で起訴された。
事件は2022年2月ごろに始まり、2026年8月24日に2人が逮捕されるまで、約4年間にわたって続いていたとされている。
FBIは、今回確認されている26人以外にも、さらに多くの被害者が存在する可能性があるとみている。
49ersの「選手」になりすましたLove
今回の事件で特に注目されているのが、ラブが自らを49ersの選手だと偽っていたこと。
ラブはSNS上に、49ersのウェアやヘルメットを身につけた写真、トレーニングをしている動画、高級車と一緒に写った写真などを大量に投稿。
Instagramのプロフィールには、49ersのワイドレシーバーであり、「ドラフト外からNFL入りした選手」であるかのような説明を掲載していたとされている。
さらに、ラブは「NFL Journey」と題したInstagramの投稿で、49ersを選んだ理由などについて語るなど、まるで本当にNFL選手として活動しているかのような人物像を作り上げていた。
中には、マクラーレンやランボルギーニなどの高級車を所有していることをアピールする投稿もあったという。
つまり、単に「49ersの選手だ」と口で言うだけではなく、SNSを使ってNFL選手としての生活そのものを演出していたわけだ。
Here’s the side angle I grabbed months back. Couldn’t believe the foolery I was seeing😂 pic.twitter.com/h0BjSCYbni
— JBoogie (@JBoogski) August 28, 2026
「本物らしく見せる」ための手段は徹底していた
さらに驚くのが、その人物設定の作り込み。
捜査当局によると、Loveは49ers選手を装うだけでなく、時には「スイス出身の裕福な不動産投資家」など、別の人物になりすましていた。
また、Jon Love、Daejon Love、Avril Lyto Love、Jordan Loveなど、複数の名前も使用していたとされている。
さらに裁判資料によると、ラブがSNS上で作り上げた偽の情報を検索エンジンやAIが拾い、検索結果などでラブを実在する49ers選手であるかのように表示してしまうケースまであったという。
つまり、本人が作った偽情報がインターネット上に蓄積され、それによって「検索しても本当に存在する選手に見える」という、非常に厄介な状況まで生まれていたとされている。
女性たちとの「恋愛関係」から詐欺へ
ラブが女性たちと接触するために利用していたのが、オンラインの出会い系アプリだった。
ラブは主に出会い系アプリで女性と知り合い、そこから恋愛関係を築いていったとされている。
そして、単に「NFL選手だからお金を持っている」とアピールするだけではなく、
「一緒に将来を築きたい」
「一緒に資産を増やしていこう」
といった形で、女性たちに将来を意識させるような関係を作っていったという。
捜査当局によると、多くの女性はラブと本当の恋愛関係にあると信じていた。
そこでラブは、自分は投資に詳しく、莫大な資産を築いている人物だと説明。
そして「自分と同じように投資すれば、大きな利益を得られる」と女性たちを架空の投資話へと誘導していったとされている。
18歳の「金融アドバイザー」を用意
ここで登場するのが、もう一人の容疑者であるTaylor Jamie Chan。
チャンはラブの「金融アドバイザー」を装っていたとされている。
つまり女性から見れば、
「NFL選手として成功しているラブ」
↓
「その資産を管理している専門家のチャン」
↓
「チャンが紹介する投資案件」
という、もっともらしい構図が完成していた。
ラブとチャンは投資に関するメッセージをやり取りし、そのスクリーンショットを女性たちに見せることで、「本当に金融の専門家と一緒に投資をしている」と思わせていたという。
さらに2人は、女性を交えた3人でのFaceTime通話まで行っていた。
その場で架空の投資利益を見せ、「実際に利益が出ている」ように演出していたとされている。
「偽の銀行口座」を用意
詐欺をより巧妙にするため、ラブはスマートフォンのアプリを利用して、偽の銀行口座や投資口座、残高を作成していたという。
女性たちに対して、
「自分にはこれだけの資産がある」
「投資によってこれだけ利益が出ている」
と、実際の口座であるかのように画面を見せていた。
裁判資料によると、ラブの資産が数千万ドルに達しているように見せる画面も用意されていたとされている。
さらに投資用アプリのデモ版を利用し、実際には存在しない資金が増えているように見せていたとも報じられている。
お金がなければ「借金してでも投資して」
そして、女性たちが「投資したいけど、お金がない」となった場合には、さらに一歩踏み込んでいた。
捜査当局によると、ラブは一部の女性に対し、投資資金を用意するために個人ローンを組むよう促していたという。
「すぐに返済する」と説明し、投資すれば大きな利益を得られると信じ込ませていたとされている。
つまり、被害者自身の貯金だけではなく、金融機関から借りたお金まで詐欺の対象にしていたことになる。
お金を渡した後
女性たちからお金を受け取った後、ラブとチャンが実際に投資を行っていたわけではなかった。
捜査当局によると、被害者がさらに投資できなくなったり、
「自分のお金はどうなっているの?」
「利益を受け取りたい」
「口座の情報を見せてほしい」
などと質問するようになると、ラブは連絡を絶つ、あるいは女性をブロックしていたという。
これまでに確認された26人の被害者については、誰一人として投資による利益や元本の返還、正式な投資口座の情報を受け取ったと報告していない。
財務記録からは、ラブとチャンが被害者から受け取った金額は約$1.3Mに上ることが確認されている。
49ers選手としての「契約」まで偽造
今回、TMZが新たに報じたのが、Loveが49ers選手としての「契約締結」まで演出していたという事実。
公開した動画では、ラブが大量の書類を前に座り、ペンを持って契約書にサインする様子が映っている。
まるでNFLチームとの契約が正式に成立したかのような「サイン会」を自ら演出していたとされている。
しかも、この映像は単なる自分用の記念動画ではなく、ラブがニュースメディアなどに送っていたものだったという。
つまり、
「49ersのウェアを着る」
↓
「NFL選手としてSNSを運営する」
↓
「高級車を見せる」
↓
「NFL選手としての契約締結まで演出する」
という形で、架空のNFLキャリアを徹底的に作り上げていたことになる。
実際には49ersにもNFLにも所属していなかった
当然ながら、ラブは実際の49ers選手ではない。
捜査の過程で49ers側にも確認が行われ、ラブが49ersに所属した事実はなく、NFL選手でもなかったことが確認されていると報じられている。
それでもSNS上では、実際のチームウェアやヘルメット、高級車、トレーニング映像などを組み合わせることで、「本物のNFL選手」というイメージを作り上げていた。
逮捕されたのは「次の被害者」に会う直前だった?
ラブとチャンが逮捕されたのは、2026年8月24日。
場所はアイダホ州ボイシの空港だった。
捜査当局によると、チャンはカリフォルニアからアイダホへ移動してラブと合流。
そして捜査員は、ラブがアイダホで新たな被害者と会う予定だったことを把握していたという。
そのため、2人は空港でFBIなどの捜査当局によって逮捕された。
ラブは逮捕前の2026年7月15日から8月24日までの間に、ニューメキシコ、カリフォルニア、オレゴン、ネバダ、ユタ、アイダホなど複数の州を移動していたことも確認されている。
逮捕時、ラブは約$3,000の現金と49ersのヘルメットを所持していたと報じられている。
被害者はさらに増える可能性も
現在までに確認されている被害者は少なくとも26人。
被害総額は約$1.3Mに達している。
ただし、FBIは「さらに多くの被害者が存在する可能性がある」としている。
Loveは複数の名前を使い分けていたこともあり、被害者の中には、自分が詐欺に遭ったことに気づいていない人や、被害を届け出ていない人がいる可能性もある。
そのため、今後の捜査によって被害者数や被害総額がさらに増える可能性がある。
49ersにとっては完全に「無関係」の事件
今回の事件で最も重要なのは、ラブが49ersの選手ではなかったという点。
ラブはあくまで49ersを利用して、自分自身を信用できる人物に見せようとしていた。
49ersのブランド、NFL選手という肩書、高級車、SNS、恋愛関係、架空の投資実績、そして偽の契約締結まで組み合わせることで、女性たちに「成功したNFL選手」というイメージを植え付けていたと考えられる。
その意味では、今回の事件は単なる「偽NFL選手による詐欺」ではなく、スポーツ選手のブランド力やSNS上の情報を悪用した非常に現代的な詐欺事件と言える。
なお、ラブとチャンが起訴された内容は現時点ではあくまで当局による申し立てであり、有罪が確定したわけではない。米国では裁判で有罪が確定するまで、被告人には無罪推定が適用される。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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