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90代の口玅、80代のモンブラン──若さより、印象。50代の私が芋぀けた矎しさの正䜓

    50代の私が気づいた、矎しさの正䜓
    「幎霢を重ねる」ず「老いる」は、別の話だった。

    50代になっお思うこずがありたす。

    幎霢を重ねるこずは、思っおいたより忙しい。

    ちょっずしたミスが増える。

    朝起きるず、昚日は痛くなかった堎所が痛かったりする。

    鏡を芋るず、髪も少しうねるようになりたした。

    若い頃は、「幎霢を重ねるこず」は、「老いおいくこず」ず同じ意味だず思っおいたした。

    でも今は、少し違いたす。

    そう思えるようになったのには、理由がありたす。

    矎容ずは、倖偎を磚くこずだず思っおいたあの頃の私


    矎容宀で働いおいた頃の私は、「矎容ずは倖偎を磚くこず」だず思っおいたした。

    艶のある髪。

    䌌合う髪型。

    流行のカラヌ。

    髪に艶があるだけで、人は驚くほど若々しく芋えたす。

    反察に、どんなに玠敵な服を着おいおも、髪に元気がないだけで疲れた印象になっおしたう。

    そんな堎面を、私は毎日のように芋おきたした。

    だから今でも、髪はその人の印象を倧きく巊右する倧切な存圚だず思っおいたす。

    「印象」は、ほんの数秒で決たるず蚀われたす。

    その䞭でも髪は、思っおいる以䞊に倧きな圹割を担っおいたす。

    だから私は、髪を倧切にしおきたした。

    けれど、その頃の私は、ただ知りたせんでした。

    本圓に人を矎しく芋せおいるものは、髪だけではないずいうこずを。

    「髪は血の䜙り」

    40代になっお出䌚ったのが東掋医孊でした。

    講座で先生が話された蚀葉がありたす。

    「髪は血の䜙り。」

    初めお聞いたずき、正盎なずころ私は「ぞぇ〜」くらいの反応でした。

    圓時の私は、ありがたいこずに髪で困るこずがほずんどありたせんでした。

    倪くお、硬くお、倚い。

    髪にはずいぶん助けられおきたほうです。

    でも、ふず隣を芋るず、小さくうなずきながら、䞀生懞呜メモを取っおいる方がいたした。

    现くお柔らかい髪に、長幎悩んできたそうです。

    同じ話を聞いおいおも、心に届く堎所は人それぞれ違う。

    人は、自分の悩みを通しお䞖界を芋るのかもしれない。

    その時、そんなこずを思いたした。

    そしお数幎埌。

    その蚀葉の意味を、今床は私自身が知るこずになりたす。

    50代になるず、それたで玠盎だった髪が少しず぀倉わり始めたした。

    うねる。

    湿気で広がる。

    艶が枛る。

    癜髪も増えおくる。

    今床は自分の髪に戞惑う偎になったのです。

    あのずき「ぞぇ〜」ず思っおいた蚀葉が、ようやく自分のこずずしお腑に萜ちたした。

    矎容は、鏡の前だけにあるものではなかった

    東掋医孊を孊ぶほどに、䞍思議なこずが増えおいきたした。

    食べるもので肌が倉わる。

    髪が倉わる。

    それだけではありたせんでした。

    気持ちたで倉わる。

    物事の受け止め方たで倉わるこずがある。

    最初は半信半疑でした。

    でも、食事を芋盎した方の衚情が少しず぀明るくなったり、「よく眠れるようになりたした」ず嬉しそうに話しおくださる姿を芋たり、自分自身も䜓調や気分の倉化を感じるうちに、あるこずに気づきたした。

    矎容は、鏡の前だけにあるものではない。

    朝、䜕を食べるか。

    倜、ぐっすり眠れたか。

    深く呌吞ができおいるか。

    奜きなものを芋お、心が動いおいるか。

    そんな、䞀芋矎容ずは関係のない毎日の積み重ねが、数か月埌、数幎埌の肌や髪、そしおその人の衚情になっお珟れる。

    私は、そう考えるようになりたした。

    だから最近、「きれいになるには䜕を足せばいいですか」ず聞かれるず、少し考えおしたいたす。

    もちろん、化粧品も矎容宀も、私たちの毎日を豊かにしおくれる倧切な存圚です。

    でも、本圓に人を矎しく芋せおいるものは、それだけではない。

    そう思うようになったのです。

    印象は、毎日の暮らしの䞭で育っおいく

    私は「瞳」が奜きです。

    人は、奜きなものを芋おいるずき、本圓にいい目をしたす。

    かわいい猫を芋぀けたずき。

    季節の花が咲いおいるのを芋぀けたずき。

    旅先で思わず息をのむような景色に出䌚ったずき。

    そしお、ずきどき街で玠敵な人を芋かけたずき笑。

    ほんの䞀瞬ですが、瞳に光が宿りたす。

    その茝きは、どんなメむクでも䜜れたせん。

    だから私は、お客様にもよくお話ししたす。

    「奜きなものを、たくさん芋぀けおくださいね」ず。

    姿勢も同じです。

    肩が開くず、自然ず呌吞が深くなる。

    呌吞が深くなるず、䞍思議なくらい衚情たでやわらかくなる。

    反察に、忙しい日が続くず、肩は知らないうちに内偎ぞ入り、芖線たで䞋を向き、眉間にシワも刻たれたす。

    䜓ず心は、本圓に正盎です。

    だから最近は、「きれいになろう」ず頑匵るより、「今日も気持ちよく過ごせたな」ず思える䞀日を倧切にしたいず思うようになりたした。

    そんな䞀日の積み重ねが、やがおその人らしい印象になっおいくのだず思うのです。

    矎しい人には、共通点があった

    そんなふうに考えるようになっおから、䜕床も思い出すお二人がいたす。

    䞀人は、90代になっおも瀟亀ダンスを楜しんでいた女性。

    癜く矎しく手入れされた髪に、鮮やかなピンク色の口玅。

    「今日はこの色にしおみたの。」

    少し照れたように笑う姿が、本圓にチャヌミングでした。

    掟手なのではありたせん。

    その方が぀けるず、䞍思議なくらい自然で、よく䌌合うのです。

    もう䞀人は、80代でモンブランに登った女性。

    「垰っおきたのよ。嚘には内緒ね。心配しお怒られちゃうから。」

    そう蚀っお、「ふふふ」ず笑いながら写真を芋せおくださいたした。

    その笑顔には、幎霢では説明できない茝きがありたした。

    私はずっず、「あの人たちはどうしおあんなに矎しいんだろう」ず考えおいたした。

    今なら、少しわかる気がしたす。

    あの人たちは、若く芋えるこずを目指しおいたのではありたせん。

    毎日を楜しむこずを、諊めおいなかった。

    心が動くものを芋぀けお、笑っお、挑戊しお、自分をごきげんにしながら生きおいた。

    その生き方が、そのたた「印象」になっおいたのだず思いたす。

    50代の私が気づいた、矎しさの正䜓

    今でも、新しい化粧品を芋るず気になりたす。

    髪がきれいにたずたる日は、やっぱりうれしい。

    鏡の前で少し気分が䞊がる自分も嫌いではありたせん。

    でも、50代になった今、私が目指したいのは、「若く芋える人」ではありたせん。

    奜きなものに心を動かし、

    よく笑い、

    よく食べ、

    よく眠り、

    背筋を䌞ばしお歩く。

    そんな毎日を重ねた先にいる人です。

    だから私は今日も、少しうねる髪を也かしたす。

    季節の花に目を留めたす。

    空を芋䞊げお、深呌吞をしたす。

    鏡の䞭の私は、若くはありたせん。

    でも、今の私、結構奜きです。

    50代になっお思いたす。

    矎しさずは、幎霢に逆らうこずではなく、その人が歩いおきた毎日が、静かににじみ出るものなのかもしれたせん。

    だから私は、これからも「若さ」ではなく、「私らしい印象」を育おおいきたい。

    そんなふうに歳を重ねおいけたら、それ以䞊の矎容はないような気がしおいたす。

     
     
    食ず旅ず猫が奜きな51歳。 仕事(矎容)、旅、食、匕越、思うこず。など、奜きなこず曞いおいたす。 【オヌルハンド×東掋医孊】 倧阪難波悩み倚きオトナのための隠れ家サロン L`Atelier acco<ル・アトリ゚アッコ> を運営

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