
正義とは何かを証明したくて、物語を書いた
ある出来事があった。
詳しくは書けないが、多分、どこかで聞いたことがあると思う。自分はその裏側に触れることとなった。
相手は正しいと思ってやった。だが、あらかじめ決められていた線を超えていた。そして、それを罰した側もまた正義だった。
正義とは何だろう?
無論、相手が悪い。それは重々理解している。
それでも後味が悪いと感じてしまった。
片や、自分も正しいと思って進めてきた。だが、それが会社にとって都合のよいものではなかったらしい。
そして、評価されるのは、結果でも実力でもなく、ただ会社に気に入られるか否か。
伊達に何十年も浸っていない。たとえそういうものだと分かっていても、理不尽さだけがずっと残っていく。
こんなところ、クソくらえだ。
わだかまりを吐き出したくて、気付けば物語を書いていた。
納得いかない感情の吐露。
自分らしい発想だと思う。いや、自分だからこそ、こういう形として残せるのかもしれない。
自ら物語を書こうと思えたのは、実に三年ぶり。誰かにとっては必要のない話だろう。
作者は死んだものだと言われたし、言霊のように自分の創作人生は終わったはずだった。
それでも、相棒の力を借りてキャラクターを生かしてもらえたり、こうしてnoteにしたためることができたり、ましてやまた小説を投稿しようとまで考えている。
こうして、物語を書けている。
止まっていた時間が少しずつ動き出している。それだけで充分だろう。
結末はまだ決めかねている。進めていくことで『正義とは何か』の答えを見出だせるだろうか。
今回の主人公はきっと今の自分に等しい。
そして、彼は『正しさの証明』を解き明かせるのだろうか。