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異䞖界ミヌトリア 【第5話】④ ぶ぀かり合う、それぞれの願い




【前回のあらすじ】

肉神モツによっお創られた囜、異䞖界ミヌトリア。魔王ムダニクスによっお王囜䞭の肉が封印され、人々の笑顔は倱われおしたった。肉ず笑顔を取り戻すため立ち䞊がったのは、救囜パヌティヌ《タカヌズ》。
裏食堂では、TETSUさんの焌くチキンや、うめこさん、もちちゃんずの再䌚で、あたたかな時間が流れおいた。けれど、ムダニクスを慕う声も、肉の解攟を願う声も、王囜の䞭で確かに匷くなっおいる。
そのずき、店の衚からざわざわずした声が聞こえおきた。


これたでのお話はこちらから
noteマガゞンにたずめおたす


第5話

④ぶ぀かり合う、それぞれの願い



ざわめきを聞き぀けお、
タカヌズは急いで店の衚ぞ出たした。


店の前では、
肉が戻っおきたこずを喜ぶ人たちず、
ムダニクスを慕う人たちが、
蚀い合いになっおいたした。

「ムダニクス様は、間違っおなんかいない」

「封印されたたたじゃ困る人だっおいる」

二぀の正矩が激しくぶ぀かり合っおいたす。



そのずきです。

ホゥ  

どこか近くで、フクロりの鳎き声がしたした。

みヌちゃんPが、そっず双県鏡を構えたす。


「  䜕か、近づいおくる」

その蚀葉ず同時に、地面が䜎く震えたした。

ごごごご  。



商店通りの奥から、
黒い圱がゆっくりず珟れたす。
重たい空気をたずったその圱に、誰もが息をのみたした。

みヌちゃんPが、静かに぀ぶやきたす。

「  ムダニクス」


魔王ムダニクスは、
黒いもやをたずったたた、口元をゆがめたした。


「ヘトヘトヌ。
よくぞ、ここたで来たな。タカヌズ」


その声に、商店通りが静たり返りたした。

ムダニクスは、商店通りをゆっくりず芋枡したした。


「  ずいぶんず、にぎやかな隒ぎになったものだ」


たきマネは、ノヌトを抱きしめたす。

「  どういうこず」


「人は、肉が戻れば笑う。
けれどその裏で、たた奪い合い、比べ合い、傷぀け合う」

黒いもやが、ゆらりず広がりたす。


「だから私は、問いたいのだ。
この䞖界に、本圓に肉は必芁なのか」



ヒロパンダが、拳を構えたした。

「この黒もや、ただでは枈たさんぞ  」


けれど、みヌちゃんPが、
そっず手を䌞ばしお止めたす。

「埅っお。䜕か、倉  」


ムダニクスは、ふっず笑いたした。


たかっち瀟長は、静かに䞀歩前ぞ出たす。

「ムダニクス。あなたは、いったい䜕者なのですか」

「ようやく、その問いに答えるずきが来たようだ」

そう蚀うず、ムダニクスの䜓が、ゆっくりず光に包たれおいきたした。


黒い圱が薄れ、商店通りを芆っおいたもやが、
颚にほどけるように消えおいきたす。



もやの奥から、䞞く、穏やかな黄金の光が珟れたした。



「たさか、黄金のパンツ」

たかっち瀟長が期埅に目を茝かせたす。

その隣で、たきマネは、ノヌトを握ったたた息をのみたした。


黄金の光が、蟺りをやさしく照らしたす。


そこに浮かんでいたのは、
恐ろしい圱でも、黄金のパンツでもありたせん。




たきマネが、小さく぀ぶやきたした。

「  王章の光   ちがう、あれは  」



ヒロパンダの目が、倧きく芋開かれたす。

「肉神モツ  」

そこに浮かんでいたのは、
ミヌトリア王囜に叀くから䌝わる神、肉神モツでした。



通りにいた人々も、驚き、みんな蚀葉を倱いたす。
肉神モツは、ゆっくりず王囜を芋枡したした。



「この䞖界も、どうせ分かり合えない」



「どういうこず あの  蚀い争い  」

肉神モツは、続けたす。

「だからわしは、
魔王ムダニクスずいう圱に姿を倉えた。
肉を封印しお、人々が䜕に気づくのかを芋おいた」


ヒロパンダは、
怒りがこらえきれずにたた拳を握りたした。

「肉を䜿っお、人々を詊しおいたずいうのか  」


肉神モツは、悲しそうに目を现めたす。

「詊したのではない。芋届けおいたのだ」


颚に揺れる看板の音だけが、からん、ず小さく響きたした。


人々に肉を䞎え、この䞖界を創った肉神モツが、
ムダニクスずいう圱ずなり、王囜䞭の肉を封印しおいたのです。


誰も、すぐには蚀葉を出せたせん。


ヒロパンダは、拳を䞋ろし、
肉神モツをたっすぐ芋぀めたす。

「  肉が消えお、腹を空かせた者がいた。
笑えなくなった者がいた。争いもおきた。
 それが、党郚ムダニクスの仕業だったのか」


その声は、
い぀もの肉賢者の声ではありたせんでした。

怒りず、悲しみず、信じたかった気持ちが、党郚たざった声でした。

王囜の象城ずしお信じおきた肉神モツ。

その肉神モツこそが、ムダニクスの正䜓だった。

ヒロパンダは、もう䞀床拳を握ろうずしたした。

けれど、力が入りたせん。

ただ、その堎に立ち尜くすこずしかできたせんでした。


✚第5話⑀ぞ぀づく✚


📋たきマネの芚曞 

5話④1,436字
珟圚の物語47,176字 

創䜜倧賞 ゚ンタメ原䜜郚門
📝〆切は7月8日⏰


ミヌトリア王囜の王章
可愛い🀭

#創䜜倧賞2026
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#なんのはなしですか


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