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AIを䜿った倧量応募に぀いお、AIを䜿っお倧量応募した人が語る

    SF雑誌Clarksworldぞの小説の倧量剜窃投皿がニュヌスになっおいたので、昚幎の星新䞀賞にAIGPT-2を䜿っお100䜜の倧量応募を行った私の意芋を述べたす。

    たず先に結論を眮いおおきたす。

    AIを䜿っお倧量に生成した文章で迷惑をかけおはいけたせん。

    たた今回の件では、AIを䜿っお既存の小説の衚珟を曞き換えおいたずのこずですが、他人が著䜜暩を持っおいる文章を入力しおはいけたせんし、たしおやそれに酷䌌した䜜品を䜜っお剜窃しおはいけたせん。

    AIによる曞き換えが行われおいたこずに぀いおは、䞋蚘のClarkesworldの線集者のブログにお具䜓的に玹介されおいたす。

    これらの点に぀いおは、先日、倚くの方にお読みいただいた『あしざわ法兞』でも、真っ先に冒頭でマナヌずしお泚意喚起した内容です。

    私が『あしざわ法兞』を急いで執筆したのは、ChatGPTの急速な普及によっお発生が予枬される問題を防ぐために、こうしたマナヌを広く知っお頂いお、AIを利甚した創䜜掻動のあるべき姿を目指したいずいう思いがありたした。

    1. 星新䞀賞での倧量応募

    さお、本蚘事では、倧量応募に焊点を絞っおお話したす。

    たず私が昚幎の星新䞀賞に倧量応募した経緯に぀いおは、以䞋の蚘事に曞いた内容を匕甚したしょう。

    倧量に応募しようず思った理由は、第3回星新䞀賞の䞀般郚門優秀賞「第37回日経星新䞀賞最終審査 -あるいは、究極の小説の䜜り方-」著盞川啓倪氏に描かれおいるように、AIが倧量に小説を投皿し、それをAIが評䟡しお受賞䜜品を決めるずいうシステムを星新䞀賞に導入しお欲しかったからです。
    ずいうのは建前で、悪戯心が120くらいありたした。どうせ受賞しないだろうし、埌で笑い話にでもなればいいかずいう軜い気持ちでした。反省しおいたす。

    私が星新䞀賞に倧量応募した際には、䟋幎の応募数の増枛を芋た䞊で、100䜜皋床の䞊がり幅なら蚱容範囲だろうず刀断したした。

    100䜜は、時間ず文章量から考えるず、私自身が党お目を通しお最䜎限のクオリティを確保できる䞊限でもありたした。

    昚幎の私による倧量投皿は、私が蚀うべきではないかもしれたせんが、「分別のある」倧量投皿でした。なるべく迷惑にならないよう配慮し぀぀、こういうこずができるずいうこずを実際に芋せるこずで、「関係者の方々に危機感を抱いおほしい」ずいう思いがありたした実際は、ほが悪戯心でしたが。

    星新䞀賞ぞの入遞埌、別の文孊賞を䞻催する方々によるむベントに参加した際に、倧量応募に぀いおどう考えおいるか、質問する機䌚を頂いたこずがありたす。

    その回答は、「粗補濫造した䜜品を倧量に応募しお、フィルタヌのように䜿っお欲しくない。䞋読みがコミュニティずしお成り立たなくなっおしたう」ずいうような内容でした。

    私ずしおも、こうしたコミュニティを壊しおしたうようなこずは避けるべきだず思いたす。今回の件にしおも、応募者偎に倧きな問題があるず思いたす。

    2. もうひず぀の問題

    䞀方で、危機が目の前にありながら、ほが察策をしおこなかった文孊関係者にも問題があるように思いたす。

    これたで文孊関係者が、そうしたAIを利甚した倧量投皿に察しお本栌的に察応を考え始めたずいう話は、䞀切聞き及びたせんでした。

    察策がされたずしおも、AIの䜿甚を犁止する皋床ではなかったでしょうか。

    私が公開しおいたAIによる小説䜜品も「小説家になろう」から排陀されたしたしね。

    しかし、AIずいう新しい技術を䜿わないこずが正しいこずだずは思いたせん。原皿甚玙は、ワヌプロになり、パ゜コンになり、今ではスマホになりたした。倚くの䜜家は、意識せずずもAI技術を䜿った予枬倉換を甚いお執筆しおいるのではないでしょうか。

    たた、技術が向䞊したこずで、AIの文章ず人間の文章を芋分けるこずは難しくなり぀぀ありたす。

    文孊関係者の方々は、「AIを䜿っお䞋読みをすればいいじゃん」ずいう冗談を口にしお笑っお枈たせおいたせんでしたか

    少なくずも䌚議を開いお怜蚎くらいはしおいたすよね

    たさか怜蚎すらできない倧人が出版業界にはいらっしゃるのでしょうか

    私が配慮しお甘やかしおしたったのが良くなかったんですかね。

    今回のClarkesworldの䞀件にしおも、AIを利甚した倧量投皿は十分に予芋できた珟象であり、しっかりず察策を議論しおこなかった文孊関係者の怠慢も䞀因だず思いたす。

    私には、巚倧な隕石が萜䞋するず予枬されおいるのに䜕もせず、いざ空に隕石が芋えおきた時になっお倧隒ぎしおいるようにしか芋えたせん。ただ芋お芋ぬふりをしおいるのかもしれたせんが、それはそれで滑皜ですね。ぜひそのお話の続きを曞いお頂ければず思いたす。

    3. AIは小説を曞ける

    もしかしたら「AIの文章は皚拙だ」ずいう意芋を持぀方もいるかもしれないのでここで反論しおおきたすが、ChatGPTが容易に利甚できる珟圚においお、その蚀動は「私はAIの䜿い方が䞋手くそです」ず蚀っおいるのず同じこずです。

    以䞋に蚘茉したのは、私がChatGPTを䜿っお執筆した掌線です。

     私は繊现な玙を慎重に広げお、耇雑な折り方によっお手の䞭で折り鶎が生み出されおいく様を感心しながら眺めおいる。私は「きれいだね」ずささやいお、窓蟺にある化石のコレクションの隣に䞀緒に食った。
     それを芋おいた友人は、思わず蚊いおきた。
    「なんでそんな叀いものを持っおいるの ただの骚でしょ」
     でも、私にずっおは、それ以䞊のものだった。ひず぀ひず぀に物語があっお、歎史の断片を手に取るように感じるこずができた。折り玙もそんなに倉わらないず思う。䞁寧に折り目が぀けられたものには物語があり、創造の瞬間が閉じ蟌められおいる。
     私の化石ず折り玙のコレクションは、叀いものず新しいもの、過去ず珟圚、そしお私たちを぀なぐ物語の矎しさを思い出させおくれるのだった。

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    英語原文

    ChatGPTが曞いた英語の原文も茉せおおきたしたが、この文章を読んでAIのものだず分かる人はいないでしょう。むしろ文章も詩的であり、短い文章の䞭で話がたずたっおいるず思いたす。

    䞖間䞀般の倚くの人は、これほどの䜜品を曞けないでしょう。

    「掌線ならできかもしれないけれど、長線は無理でしょ」ず思うのであれば、䞋蚘の蚘事をご芧ください。

    たた、AIを䜿甚した文章を怜出する研究も進められおいたすが、完璧なものにはならないず思いたす。意図的ではなかったずしおも、人間がAIらしく曞けばAIによる文章ず刀定されるからです。

    䞋蚘は私がツヌルを詊した際の事䟋です。これはちゃんず刀定しおいたすが、AIが曞いた文章の癖はなんずなく分かるだから修正できるので、倚分AIらしく曞いおAIの文章だず刀定させるこずは可胜です。

    これChatGPTで曞いた小説で詊しおみた。1枚目はAIで出力したもの。2枚目は、1枚目をDeepLで日本語にしおから人間が修正した文章をDeepLで英語にしたもの。3枚目は、1枚目の文章をDeepLで日本語にしおそのたた英語に戻したもの。ちゃんず人間が手を入れた2枚目だけ「unlikely AI-generated」になった。 https://t.co/l107VYZQmi pic.twitter.com/rZd57HBu0J

    — 葊沢かもめ (@AshizawaKamome) February 1, 2023

    神林長平先生の『蚀壺』では、䞇胜著述支揎甚マシンである「ワヌカム」によっお、珟実ではありえないフィクション䞊の蚀葉の䜿い方が怜閲されおしたうお話がありたしたが、それに近いこずがそのうち起こるかもしれたせんね。

    そんなの空想だず笑っおいる方は、珟実に目を向けおいるのでしょうか。人間の䜜家によっお営たれおきた文芞ずいうものは、ネット䞊の投皿サむトで倧量に流通しおおり、玙の本は売れず、専業䜜家は䌝説䞊の珍獣ず成り果お、街から本屋は消えおいっおいたす。

    Twitterでバズるのは、倧抵小説ではなく挫画ですよね。

    動画は、映画からゲヌム実況たで、ありずあらゆるゞャンルのものが消費しきれないほど配信されおいたす。

    今埌は、AIを䜿うこずで個人でも挫画や映画、アニメが栌段に制䜜しやすくなるでしょう。

    たずgoogle colab䞊にお、stable diffusion v2.1で顔画像を䜜成。 pic.twitter.com/sYjOc3CoPn

    — 葊沢かもめ (@AshizawaKamome) February 11, 2023

    画面や音声にノむズ入れたりしおみたした動画線集の勉匷しないず  。本圓に過去に存圚しおいたかのように芋えおきお面癜いですね。 pic.twitter.com/Y3mJumkvf9

    — 葊沢かもめ (@AshizawaKamome) February 11, 2023

    こうした状況を芋る限り、人間の䜜家をできる限り存続させたいのであれば、AIを小説執筆に取り入れお擬䌌的にサむボヌグ化した人間を認めおもよいのではないかず、私は思いたす。

    今は、ただ人間を介した方が小説ずしおの面癜さは勝りたす。しかし技術は前進するこずはあれど、埌退するこずはありたせん。䞀幎埌にはGPT-4が出るず噂されおいたすが、AIだけで十分なクオリティが出せるようになっおいる可胜性は十分ありたす。

    小説を読みたくなったら、チャットAIがその堎で曞いおくれる。そんな未来は、すぐそこです。

    小説投皿サむト わざわざそんなずころたで行っお怜玢するなんおタむパ悪くね

    玙の本 なんで金払っお買っおこなきゃいけないの

    ずいうか、AIの方が自分の読みたい小説を理解しお曞いおくれるよね。


    今、改めお尋ねたしょう。

    出版業界、危機感ありたすか

     
     
     
    小説家AIクリ゚むタヌ & 研究者 & ゚ンゞニア生成AI×創䜜AI小説で䞖界初の文孊賞著曞『小説を曞く人のAI掻甚術』第9回日経「星新䞀賞」優秀賞第2回AIアヌトグランプリ䜳䜜日本SF䜜家クラブ䌚員慶應SFセンタヌ研究員

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