
母になって一年半|幸せとままならなさ
子どもはとうとう一歳半になった。
ようやく言葉を発し始めたという覚束なさはあるものの、こちらの想定以上に言葉の意味を理解している様子に戸惑う。
自分で靴を脱ぎ、途中まで手助けをすれば自力で服を脱ぎ、簡単な「お手伝い」もできる様になってきた。
赤ちゃんらしさはとうに薄れ、すっかり幼児の出で立ち。
すくすくと立派に育ち、親として嬉しく寂しく誇らしく思う日々。
一方で、私はどうだ。
母になって一年半、なんだかままならなさを感じる日々が続いている。
復職して半年ちょっと。繁忙期を越え、保育園の洗礼もなりを潜め、少しずつ感覚を取り戻してきていい頃なのに、なんだかうまく行かない。
残業できない働き方をつかめない?新しい業務への不安?
あらゆる制度を活用し、多大な配慮を受けているにもかかわらず、良い仕事ができない。
それとも、これが私の実力?
なんだか悲しくなってしまう。
休日もなんだか上手く行かない。
久しぶりにワンオペで子連れのお出かけ。
友達の新居に遊びに行き、おしゃべりを満喫したはずなのに、子どもの暴れっぷりを申し訳なく思う。
この「申し訳なさ」はずっと続くのかな。そう言うものなのかな。
子どもの笑い声を聞き、幸せを感じる。
私の足に抱きつきながら見上げる笑顔に、泣きたくなるほどの愛しさを感じる。
反面、私という1人の人間は、少し輪郭を失う。
ままならない。
それも幸せなのだろうか。あるいは。