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片づけるのは、わたししかいない── 実家に残した「自分の荷物」、どうする?

    瑞稀あさ

    久しぶりに帰った実家で、思わず立ち尽くした。
    「片づけ、手伝うよ」
    少し意気込んで帰省した私を迎えてくれたのは、部屋の片隅に積まれた段ボールの山。
    その中身は、ほとんど私のものだった。

    ひとり暮らしを始めた頃に置いていった服や雑貨。
    「帰省したときに着るかも」「気に入ったら使ってね」なんて曖昧な理由をつけて、そのままになっていたものばかり。
    親の家を片づけるつもりで来たのに、どうやら最初に片づけるべきは私の部屋らしい。

    親は、子どもの荷物を捨てられない

    母は何一つ勝手に処分せず、きれいに埃を払って残していた。
    たぶん、どうしていいかわからなかったのだと思う。
    捨てるか捨てないかは、持ち主でなければ決められない。
    自分の家には置きたくない。でも捨てるのは惜しい。
    そんなものの行き先を、いつの間にか実家にしていた。
    親は、倉庫の管理人ではないのに。

    実家を物置にしないために決めたこと

    それから、自分の荷物について3つだけ決めた。

    1|自分の家に置きたくないものは、実家にも置かない

    置き場所がないなら、それは今の暮らしには必要ないもの。

    2|自分のものは、自分で処分する

    「いらなかったら捨てて」は、片づけを人に任せているだけ。
    手放すところまで、自分の責任。

    3|「帰省したとき使う」は、本当に使うものだけ

    何年も出番のなかった服や雑貨。
    「帰省したとき用」にも、そろそろ定年があっていい。

    自分のものは、自分で片づける。
    まずは、そこから。


    最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
    少しでも響くものがあれば、“スキ”で教えていただけるとうれしいです。

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    50代からの、ちょうどいい暮らし 暮らしとお金、映画やドラマ、ときどき人生のこと。 年齢や誰かの正解に合わせるのではなく、 思うがままに、自由に。 これからの日々を、静かな美しさと心地よさで豊かにする。 そんな小さな実用とエッセイを綴っています。 Kindle著者。

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