
レンコンって、かなりテクニカルな野菜じゃない?
週末、ハスの花を見てきました。🪷
夏の池に咲いているハス、すごく綺麗でした。
水面からすーっと茎が伸びて、その先に大きなピンクや白の花が咲いている。
なんとなく神聖な感じというか、ちょっと浮世離れしているというか。
「綺麗だね〜」
なんて言いながら眺めていたのですが、そこでふと思いました。
ハスって、レンコンじゃん。
ハスの地下茎がレンコンだということ自体は、たぶん小学生くらいから知っていた気がします。
でも、他の野菜は違うじゃないですか。
例えば、ジャガイモを考えてみてください。
ジャガイモの花が咲いています。
その下には、ジャガイモがあります。
わかる。
サツマイモもそう。
サツマイモの花が咲いています。
その下には、サツマイモがあります。
わかる。
ところがハスとレンコンの関係といったら...
花は、
ハス。
なのに地面の下に潜った瞬間、
レンコン。
なんで???
急に名前変わるじゃん。
さっきまでハスだったじゃん。
地上ではあんなに優雅に「ハスです🪷」みたいな顔をしているのに、泥の中に入った途端、
「どうも、レンコンです」
になる。
テクニカルすぎる。
同じ植物なのに、地上と地下で芸名を使い分けている。
ハスとして花を愛でられる仕事と、レンコンとしてきんぴらにされる仕事を完全に分業している。
すごい植物です。
そんな話をしていて、さらに気づきました。
待って。
「蓮(ハス)」って、
レン
って読むよね?
じゃあレンコンの「レン」って……
蓮???
そして「コン」は……
根???
蓮(レン)の根(コン)???
レンコンじゃん!!!!
そのまんま!!!!
レンコンって、なんとなく昔から「レンコン」という一つの名前として認識していました。
「レモン」とか「ダイコン」とかと同じように、レンコンという謎の音の塊として受け入れていた。
まさか、
蓮 + 根 = 蓮根
だったとは。
漢字で「蓮根」と書くことも知っていたはずなのに、なぜか今まで頭の中で接続されていませんでした。
知識として持っていることと、理解することって違うんですね。
蓮。
レン。
根。
コン。
レン、コン。
……レンコン!!!
たぶん日本語を作った人からしたら、
「いや、見たまんまですけど」
という話なんだと思います。
「蓮の根っこだから蓮根ですけど、何をそんなに興奮しているんですか?」
と言われると思う。
ちなみに、正確には私たちが食べているレンコンは「根」そのものではなく、泥の中を伸びる地下茎らしいので、
ここでもまたテクニカル。
蓮の根と書いて蓮根なのに、根ではない。
どういうことなんだ。
地上ではハス。
地下ではレンコン。
しかも蓮根と書いて根ではなく地下茎。
花はあんなに優雅なのに、情報量が多すぎます。
ハスの花を見に行っただけなのに、最終的に一番感動したのが、
「レンコンって蓮の根じゃん!!」
だったのは、ちょっと申し訳ない気もします。
漢字はずっと知っていたはずなのに、突然意味がつながった日でした🪷