
【エッセイ】@asagikoの4コマ育児レポート#82「おっちゃん」

子に「紙幣のデザインが新しいものに変わるよ」と話していました。
すると「かわる?かわるの?」とキラキラお目目でやたらに食いついてきて。
最初はどうも、財布の中にすでに入っているお札のデザインがある日どうにかなってすっかり変わってしまうものだと思っていたようです。
紅葉みたいに、既にあるものが変化するという話だと捉えた様子。
それを、違うと。
新しいデザインのお札が印刷され、それが出回る事になると。
印刷ぅ!?とはなっていました。
印刷の事はコピー機を使うのを見せる事で説明した事はありましたし、
ハンコを捺す遊びもさせました。
それらと紙幣が繋がって驚いていました。
新しい紙幣のデザインは伏せていて
「ゲットしてからのお楽しみね」と話していました。
なので子の中でどんなデザインになるかと色々と想像していたのだと思います。
それが、まさか
変わると聞いていたのに、
おっちゃんから、何になるのかとワクワクしていたのに、
おっちゃんから、おっちゃんに変わるなんて。
ガッカリしていました。
そりゃそう。
子には当然、旧紙幣を「野口英世」と認識できておらず
新紙幣を「北里柴三郎」と認識できません。
近所のおっさんとどう違うのかよく分からんおっちゃんです。
知らんおっちゃんが何に変わるのかと思ったら、
知らんおっちゃんに変わったのです。
子の悲しみは計り知れません。
この後、海外の紙幣やコインをググりながら一緒に確認していきました。
ある国の紙幣は、動物が描かれている事もあれば
ある国の紙幣は、同じおっちゃんがどの紙幣にも描いてあったり。
どうにか納得してもらえました。