
②-2 名前も知らない君が好き…告げれなかった秘密
プロフにもある通り、僕は既婚バイで男性と女性の各パートナー、そして子供がいます。
家族(彼と妻子)みんなで一緒に幸せな老後を送ることが人生の目標です😌
※いきなりお叱りをいただきそうな始まりですが、こう思うまでにもたくさんの葛藤がありました。これについての説明を少しずつ綴っています。
この記事で読めること
▶︎一目惚れの彼とまさかの再会を果たした後、いよいよ意志を持って大好きになる過程のおはなし。
連載計画は以下にまとめています。
前回の投稿はこちらからご確認ください。
では本題です。
②彼との出会いから付き合うことになるまで-パート2
奇跡の再会を果たしてから、僕らにはある習慣ができた。
それは夜の公園に集合し、ワンカンしながら星空を見上げて語り合うこと。
お互いに現在の生活の核心に迫る質問は避けながら、丁寧に理解を深めていく。
例えば、どこでどんな仕事をしているのか、実年齢、住んでるエリアや名前などを確認したり明かすのは避けていた。一方、僕という人間を知って欲しいという気持ちが堰を切ったかのように溢れて止まらなかったし、それと同時に彼のことをもっと知りたいという気持ちが膨れていた。
好きなことや好きな食べ物、好きな音楽にはたくさんの共通点があった。
小さな頃の記憶やこれまでの恋愛遍歴、誰にも明かさず自分ですら整理のしきれていなかった男性への想いなどは否定もせず静かに受け入れてくれた。
彼のまっすぐな生き方や仕事に対する向き合い方は尊敬の念を抱かせてくれたし、僕をいつも前向きに刺激してくれた。家族や友達に向けられる心からの優しさは、僕自身が作ってきた家族や友達に対する優しさのお手本になった。
「名前を教えたら愛着が湧いてしまうので教えない」
いつか彼に名前を聞かれた時には咄嗟にそう答えた。お互い好きにならないための予防線だったはずなのに。
気がついたら昼と夜のパラレルワールドの中で僕は生きていた。もはや彼に隠すことなど何もなく、昼間の自分はこれまで作ってきた人生を続けるステージ、夜に彼と過ごす時間は作り物を全てそぎ落とし本当の自分が新たに生きるためのステージになっていた。