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240602 姫百合の知らえぬ恋は

    夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ

    「万葉集」大伴坂上郎女

    昨日、明恵上人のことを書いたからか、これまた霊夢ですか?と問いたくなるような、メッセージ性の強いクリアな夢をみる。

    その情景は美しくも苦しきものそ

    ひめゆり と検索して出てきた一首と
    私が今朝みた夢への感情を重ねてしまう

    *夢記

    「ひめゆりの塔にいかなくちゃ」「ひめゆりの塔へ案内しなくちゃ」と、なぜかとにかく焦っている。そこは、また言葉の通じない異国の地。なぜか私はそこをノルウェーと感じていた。自分はツアコンで、日没までに〈ヒメユリノトウ〉へ案内しなきゃ、と焦って、北欧あたりの歴史的な扮装に着替えた、肌の色がとても白い御一行を、身振り手振りで案内する。ゾロゾロと小高い丘の上にある〈ヒメユリ〉の建物の中へ先に進んだ一行を追って、次は海岸へ案内しようとするが、一行は別の出口から出ていき、制御できない。焦っていると、同僚2人が車の中からコッチ!と合図する。車にのるとすぐに海岸線で、飛ばす車の中、海に太陽が沈むところで、オレンジ色の海と空の中に、一瞬龍の建築のシルエットをみた気がして、「嗚呼、ここも、この美しい風景が悲しい風景となっていた時期もあったんだな」と強く感じる。自分だけが、そういう風に感じていて、そういうことを話しても、通じる人がいない淋しさを感じながら、私は異国の職場に戻った。

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