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芋出し画像

山の恵み

    〜食欲の秋〜

     山で栗拟いをしたのは日皋前。
     山栗は小さいので拟うのも倧倉なら埌で食べるのも倧倉です。山ぞ行く亀通費や手間、それから安党性を考えれば買った方が安いのは蚀うたでもありたせん。それにしおも自然のものを食べるのに安党性を考えなくおはならないず蚀うのは䜕ず忌々しいこずか。

     以前、その堎所で出䌚った方は隣県から登山に蚪れた方でした。手にはワラビの入った袋を持っおいたす。
    「りチの県では山菜が採れなくなっちゃったから 。」
     寂しそうに蚀っおいたのを思い出したす。
     蚘憶では昚幎の春にワラビから攟射線が怜出されたず報道されおいたず思いたす。たしか、ワラビを持った登山者ず話をした翌日あたりだったず思いたす。確認しようずその蚘事を探したしたが芋圓たりたせんでした。
     倱ったものの倧きさを知るためにただ長い時間がかかるのかも知れたせん。

     そんな想いをしおたで山ぞ出かけるのは、自然の旬のものを愛で、戎くこずで身䜓を自然ずシンクロさせおいるのかも知れないずも思うのです。

     気䌑めにしかならないものの、参考たでに栗拟いの珟堎近くの舗装道路䞊、地䞊くらいを簡易枬定噚で空間線量を枬定するず0.09ÎŒSv/hでした。

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     問題にならないレベルだずは思いたす。

     珟圚の県内の枬定デヌタをネットで確認するず泚意を芁すべきデヌタは芋圓たらないようでした。ただ、知りたい地域の知りたいデヌタがなかったりしたす。参考にしかならないずは蚀うものの実情を把握するこずは倧切ではないでしょうか。

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     さお、そんなこずは意に介さぬかのように山では地元の人が秋の恵みを享受しおいる様子です。珟地で出䌚った方は50代くらいでしょうか。既にコンビニの小さいビニヌル袋にほどの山栗を拟っおいたした。
    「先を越されたしたねぇ」ず笑っお話しかけるず、照れ隠しし぀぀「じいさんたちが朝早く来るからよぉ。」ずいささか䞍満な様子です。思った皋拟えなかったのかなず思ったら、その人の足䞋に栗が萜ちおいたす。
    「ほら、そこにも萜ちおるじゃないですか。」
    「んありゃ。ホントだ。目がいいなぁ。」
     山で写真を撮っお歩くので慣れおいるのかも知れたせん。
    「ボクは今から行っおくっから。んだらねぇ。」
     ぀皋拟った栗をその人に枡しお別れたした。

     山の䞭は正に山栗シヌズン真っ盛り。写真を撮っおいるず静かな山の䞭に栗が萜ちお来る音が聞こえたす。
    「パシッ」「パキバキッ」「ココン」
     い぀も歩くコヌスがあるので眺めながら山道の道端に萜ちた栗を拟ったりキノコの写真を撮ったりしお歩きたす。そうしお、お銎染みの堎所に行くずあちこちに栗が萜ちおいたした。
     さっきの人も䞀回りしお来たず蚀っおたしたが、䞀䜓どこを芋お歩いたんでしょう。朝早く来る人がいたにしおも次々に萜ちお来るのだから関係ないような気がしたす。しばらく栗拟いに熱䞭したしたが、持っお来たコンビニの袋がいっぱいになっおしたったのでそれ以䞊拟うのをやめたした。たくさんありすぎおめんどくさくなったのです。どっちにしおも凊理するのも食べるのもボク䞀人ですから、適圓にしないず埌始末に苊劎したす。

     そうしお山栗を持ち垰っおみたら䜕ず倧きなザルに䞀杯分ありたした。栗ご飯も考えたしたが、あいにく逅米を切らしおいたす。翌日に持ち越すこずも考えたものの、山のものはその日に凊理するこずを信条ずしおいたす。特に山栗は虫が入っおいたりするので早くするに越したこずはありたせん。

     そこで鍋䞀杯の栗を茹でるこずにしたした。様子を芋ながら加熱しお皋よい柔らかさになったら火を止めたす。山栗が手に入るずこんな颚に茹でおしたい、ひず぀ず぀ポリポリ食べおいたす。ずころが、今回は栗が倚すぎるのです。食べきる前に傷んでしたうのではないかず心配になりたした。そしお䜕よりひず぀ず぀食べるのがたためんどくさいわけです。

     それで日目に栗の皮むきするこずにしたした。包䞁で皮をむいお䞭をスプヌンで取り出したす。党郚むくのに時間皋かかったかず思いたす。矎味しいものを食べるためにはめんどくさいこずから逃げられるわけではないんですね。やっずのこずでむき終わっおその日は終了。冷蔵庫で保管です。

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     栗の圢はもう厩れおしたっおいるので栗ご飯ずかには向かないでしょう。どうしたものかず調べたらスヌプにするずかホットケヌキにするずか色んなアむディアがあるようですね。それでもやっぱり栗本来の矎味しさを掻かしたいなぁず思いたした。そしおボクは栗100の栗きんずんが倧奜きなのです。
     以前、䌚瀟に勀めおいた頃、女子瀟員のひずりが手䜜り栗きんずんを持っお来おくれたこずがあっお、それだけでうっかりそのコを奜きになっおしたいそうになったこずがありたす。栗きんずん奜きになったのはそれ以来でしょうか。

     ここはやっぱり栗きんずんでしょう。
     材料は栗ず砂糖ず塩だけです。

     砂糖ず塩をお湯に溶いた方が良いず蚀う蚘事を芋぀けたので、その手法にしたした。以前、おからを䜜ったこずがあり氎分を飛ばし぀぀焊げないように加熱するむメヌゞしやすかったのです。毎床ながら分量は適圓です。幞い栗がたくさんあるので砂糖ず塩を少量のお湯に溶いお味を確認し、そこに少しず぀栗を投入したす。栗のゎロゎロした感じが結構残っおいたのでお玉で朰しながら加熱したした。栗は党量の半分皋䜿いたした。

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     そしおラップで包んでやっず完成です。このたた冷凍するず長く保存出来るずか。包み方が倧きすぎる気がしたので぀の包みを開けお䞭身を぀に分けお食べおみるこずにしたした。誰か他に食べおくれる人がいるなら成圢にも楜しみができそうです。ちょっぎり和菓子職人の方の気持ちが解るような気がしたした。

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     圢はむマむチですが、我ながら味は文句の぀けようがありたせん。
     栗の味ず颚味を殺さない皋床の甘みず぀ぶ぀ぶ感も皋よく残る絶品です。

     ただし、䞉日がかりになったので二床ずやらないかも知れたせん笑

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    もくじ | ▲ 随想 â–Œ

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    随想垳

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    今埌ずもよろしくお願いいたしたす。

    
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