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百済観音と水信仰

    ART AND MOVIE

    法隆寺の百済観音 (国宝・飛鳥時代) は、由緒が不明の謎の仏像と言われています。

    しかし左手に水瓶を持っている点が、十一面観音と同じであり、

    十一面観音が、水と関わりの深い存在であるのと同じく、

    百済観音も水への信仰と関連があるのだと考えます。

    🔍 特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」公式Tweet.

    新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」は3月13日(金)~5月10日(日)上野・東京国立博物館にて開催です。春の上野で皆様とお会いできるのを楽しみにしております。#法隆寺金堂壁画と百済観音 https://t.co/rWOMBORlpv pic.twitter.com/zybVhrchrZ

    — 特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」 (@horyujikondo) December 31, 2019


    長身の姿と、その仏身を包む衣の流れるかのようなラインは滝を想わせ、

    (聖林寺の十一面観音が、かつて三輪山を神体とする大神神社の神宮寺であった
    大御輪寺の仏像と言われ、
    その丸く張った肩のラインが、あたかも三輪山の円い山容を想わせるかのごとく)

    熊野などの滝への信仰とつながりがあるのかもしれません。


    高い空から降る雨の有り様を、その長身が表しているのだとすれば、

    (室生寺が、雨乞いの儀式の場である室生龍穴神社の神宮寺であり、
    室生寺金堂の仏像たちが、衣の浅く流れるラインに水の流れをイメージさせるかのごとく)

    雨乞いの信仰と関連があるのかもしれません。


    関心を引くのは、
    (特に左斜め後ろから見るとよくわかりますが)
    百済観音の持つ水瓶と仏像本体との間を「ボール状の物体」で繋いであることと、

    台座が、仏像ではレアな「五角形」ということであります。

    これにも「意図」があるように想えてきます。


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    (随時更新。21年1月更新)

     
     
     
    第1回FLIX賞受賞 (映画論文。ルイス・ブニュエル監督の映画等に関して。1992年)。映画と芸術について、倫理分析や様式史的観点、レトリック・ギャグを交えつつ体系化を目論んでいます。「映画」の「どこに誰が出ているか」が、すぐわかる記事を心がけます。since 2018

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