人体・洋画Ⅲ-1後半スクーリング|京都芸術大学通信・洋画コース
昨日と今日、2日間のスクーリングが終わった。
今回も人物を題材に、油絵を描いた。
先月にも人物を描くスクーリングがあったので、それからまだそれほど時間は経っていない。
その間、クロッキー会やデッサン会には参加した。
少しでも人物を描く力を上げたいと思っていたからだ。
一方で、油絵そのものの練習はほとんどできなかった。
絵画教室の展覧会に出す作品を制作していたこともあり、結局、絵の具の扱い方にまだ自信がないまま今回のスクーリングを迎えた。
油絵がまったくわからない、というわけではない。
人物の形を取り、大まかな明暗を考えながら描き始めるところまでは、以前より迷わなくなった気がする。
難しいのは、その先だ。
そこからどんな色を置けばいいのか。
肌をどう表現すればいいのか。
色同士をどこまで馴染ませればいいのか。
そのあたりになると、途端に手探りになる。
今回も、途中まではかなり悩みながら描いていた。
ただ、制作を続けているうちに、
「せっかくだから、いろいろな色を使ってみよう」
と思うようになった。
そこからは、かなり好き勝手に描いた。
赤、青、黄、緑。
いわゆる肌色を作って均一に塗っていくというより、点描のようにさまざまな色をキャンバスの上に置いて、あとから少しずつ馴染ませていった。
馴染ませる前は、自分で見てもなかなか気色の悪い絵だった。
肌の上にいろいろな色が点々と乗っていて、
「これは本当に大丈夫なのか」
と思いながら描いていた。
それでも色を重ねていくうちに、少しずつ人物の中で色がまとまっていった。
最終的には、かなり緑の多い人物になった。
周りの作品を見ると、比較的自然な肌の色を軸に描かれているものが多かったので、自分の絵は少し違って見えたと思う。
講評のとき、自分では、
「色使いがわからなくて、終始手探りだった」
という感覚が強かった。
ただ、不思議なことに、描いている途中からは少し楽しくなっていた。
完成させることだけを考えるより、
「この色も置いてみよう」
「ここはもう少し変えてみよう」
と試している時間の方が長かった気がする。
講評の時点でも、絵はまだ完成した感じがしなかった。
背景も人物も、もう少し整理したかったし、色もさらに重ねてみたかった。
あと何日か描く時間があれば、もう一段階よくできそうな気がした。
先月のスクーリングでは、
「どう描けばいいのかわからない」
という感覚の方が強かった。
今回は相変わらず手探りではあったけれど、
「ここからもう少し描けば、何か見えてきそうだ」
という感覚があった。
絵が完成しなかったことよりも、
もっと続きを描きたいと思えたこと。
それが今回のスクーリングで、一番大きかったことなのかもしれない。
