
普通の女の子だったのに… 彼氏とのデート中に交通事故を起こして逮捕〜 彼女から女囚へ〜 カンカン踊り始め〜
第一章:暗転した夜
東京都足立区。ネオンの光と車のヘッドライトが交錯する夜の街を、一台の乗用車が滑るように走っていた。ハンドルを握っているのは、佐藤美代、28歳。都内の企業で働く、ごく普通のOLである。助手席には、交際して半年の恋人が座っており、カーステレオからは流行の音楽が静かに流れていた。
今日は特別な日だった。待ちに待った週末のデート。彼のお気に入りのレストランで食事を楽しみ、この後は予約してあるホテルへと向かう予定だった。美代の心は弾んでおり、衣服の下には、この日のために新調した高価な黒いレースの勝負下着を身に着けていた。
「この先の交差点、右だよね?」
美代が助手席の彼に笑顔で話しかけた、その一瞬だった。
視線を前に戻したとき、横断歩道を渡りかけていた自転車のシルエットがヘッドライトの中に浮かび上がった。
「えっ……!」