50代を前にして、「この会社にあと10年いる」と考えたら怖くなった5つのこと
49歳になってから、仕事について考える時間が増えました。
今の会社が嫌いなわけではありません。
長く働いてきましたし、管理職として任される仕事もあります。
それでも、ふと考えたことがあります。
「このままあと10年、同じ会社にいるとしたらどうなるんだろう?」
そう考えた瞬間、少し怖くなりました。
転職したい、という単純な話ではありません。
むしろ怖かったのは、何も考えないまま10年が過ぎることでした。
私が50代を前にして感じた不安は、次の5つです。
会社の肩書きがなくなったとき、何が残るのか
自分の市場価値を知らないまま年齢を重ねること
得意だった仕事そのものが変わっていくこと
「今さら動けない」と思う年齢になること
会社に残ることを、自分で選んだと言えなくなること
1.会社の肩書きがなくなったとき、何が残るのか
会社の中では、役職や担当業務があります。
長く働いていると、
「○○部門の人」
「この分野に詳しい管理職」
として見てもらえます。
でも、それはどこまで会社の看板のおかげなのでしょうか。
会社名。
役職。
社内の人脈。
社内だけで通じる経験。
それを全部外したとき、
「私は何ができる人なのか」
と考えると、意外と答えるのが難しい。
50代を前にして、肩書きよりも、
会社の外でも説明できる経験や専門性
を意識するようになりました。
2.自分の市場価値を知らないまま年齢を重ねること
会社にいれば、毎年評価があります。
でも、
社内評価と市場価値は同じではありません。
社内では高く評価されていても、外ではその経験が珍しくないかもしれない。
逆に、自分では普通だと思っている経験が、外では価値を持つこともあります。
私自身、転職について考えるようになってから、
「外から見た自分」を意識するようになりました。
転職するかどうかは別として、
自分が外でどう評価されるのかを知らないまま50代を過ごすこと
には、少し怖さを感じます。
3.得意だった仕事そのものが変わっていくこと
もう一つ大きいのが生成AIです。
資料作成。
情報整理。
文章作成。
調査。
これまで経験がものを言っていた仕事の一部を、AIがかなり速くできるようになりました。
管理職の仕事も例外ではありません。
だから、
「これまでできたこと」を守るだけでは足りない
と思うようになりました。
これから必要なのは、
AIを使って仕事を速くすることだけではなく、
何をAIに任せるのか。
どこで人が判断するのか。
部下をどう育てるのか。
そういう仕事へ、自分自身も変わっていくことだと思っています。
4.「今さら動けない」と思う年齢になること
49歳の今でも、
「転職するなら遅いのでは?」
と思うことがあります。
では、あと5年たった54歳ならどうでしょう。
さらに10年たった59歳なら。
たぶんそのときは、
「49歳のときに考えておけばよかった」
と思うかもしれません。
だから今すぐ会社を辞める必要はなくても、
外の求人を見る。
転職エージェントと話す。
新しいスキルを学ぶ。
社外の人と仕事をする。
副業や情報発信を試してみる。
こうした小さな行動は、今から始めておいた方がいいと思っています。
5.会社に残ることを、自分で選んだと言えなくなること
これが一番大きいかもしれません。
私は、
「会社に残る=悪いこと」
だとは思っていません。
今の会社で働き続けることが、自分にとって一番いい選択かもしれない。
でも、
外の世界を見ず、
自分の市場価値も知らず、
他の選択肢も考えず、
気づいたら10年たっていた。
それは、
「残ることを選んだ」のではなく、「動かなかった結果、残った」
になってしまいます。
私はそこが怖いのだと思います。
50代を前に、答えより「選択肢」を持っておきたい
もう一度まとめます。
50代を前にして、「この会社にあと10年いる」と考えたとき、私が怖くなったのは次の5つです。
会社の肩書きがなくなったとき、何が残るのか
自分の市場価値を知らないまま年齢を重ねること
得意だった仕事そのものが変わっていくこと
「今さら動けない」と思う年齢になること
会社に残ることを、自分で選んだと言えなくなること
50代を前にして思うのは、
今すぐ人生の答えを出す必要はない
ということです。
転職するのか。
今の会社に残るのか。
新しい仕事に挑戦するのか。
それはまだ決めなくてもいい。
でも、
選べる状態だけは作っておきたい。
会社に残るとしても、
「ここしかないから残る」のではなく、
「いくつかの選択肢を見たうえで、ここを選ぶ」
と言える50代にしたいと思っています。
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