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雲の上の絶景クリシュナの聖地インド:海外旅行日記304日目


カルパ村滞在中
今日はユラカンダへトレッキングに行く
相変わらず朝から良い天気だ

宿の庭から見えるキナウル・カイラス


ユラカンダはカルパ村の近くにある高山地帯で標高は3800Mほど
富士山より高い山だ
綺麗な湖があってその中央にヒンドゥー教寺院が建っている
ヒマーチャル周辺のヒンドゥー教徒にとってとても神聖な場所になっている

ユラカンダへ行くには分岐点の町、チョーリン(choling)まで行く
チョーリンから北へ行けばユラカンダトレッキング、南へ行くとサングラ渓谷へ至る
サングラ渓谷の旅行記はまた後日書きます

道中の道
サトレジ川沿いの渓谷を走る
風光明媚な山々、斜面に並ぶ町を眺めながら車は走る

今回は宿の息子、宿泊客のフランス人カップルとの四人で向かう
宿の息子はデープという男で、彼がトレッキングツアーをやってくれるというので参加することにした
送迎、宿、食事など込み込みで3000RS→5000円ほどなのでかなりリーズナブルだ

チョーリンで休憩
ここで道が分岐して北上していく
この頃カシミール地方でパキスタンとの小競り合いが起きていた
ヒマーチャルプラデーシュからそこまで離れていない地域なので物々しい雰囲気
テレビでもモディ首相が何やら声明を出していた

ユラカンダの麓村へ到着
山奥ののんびりした雰囲気でひっそりとした静けさが漂う
かなり山深く急斜面にある村だ

ユラカンダの山々が夕陽に照らされて輝く
斜面に建った家や棚畑(麦)が広がる
村内は勾配が激しく階段が非常に多い
こういう場所に住む人の普段の生活ってどんな感じなんだろうか?
斜面があるのが普通なのか?
ちょっと近くの商店に行くだけでも数十メートルの高低差があるような地形
不便だと感じるのだろうか?

ここでは物資などを運ぶために使う電動のリフトがある
道路が繋がっているのは村の一番低いところまでなので、それより高い場所に荷物を送るためにこのようなリフトを使う
写真で見るように村の低い場所と高い場所ではかなりの高低差があるので水やら小麦袋なんか人力ではとても運ぶことはできないだろう

また谷の向かい側にも家があるのが見える
あそこも同じ村なのだが向こう側まで行くのにどれくらいかかるのかと聞くと40分かかると言われた
一番下まで降りてまた山を上がらないければいけないので非常に時間がかかるのだ
同じ村で家はすぐ目の前に見えるのにそこまで行くのに40分もかかるなんてどれだけ大変なのか・・・

村の中

今日泊まる家
デープの親戚がやってるホームステイに泊まる
ヒマーチャルプラデーシュの家は石積みと木造りでできた温かみのある家だ
夜になるとかなり冷えてくる
長袖じゃないと寒い
今日はここに泊まって明日の朝から登山開始する

皆で夕食

美味しいチキンカレーやダール、サブジを頂く
自家製のお酒も頂いた!
これは米から作られた蒸留酒で、ヒマーチャルプラデーシュではよく飲まれてるそうだ
結構度数が強い
明日は朝早くから山登りなので酒は少しだけにしておこう


翌朝
朝日に照らされて素晴らしい景色
家は急な斜面に建ってるので窓からこんな景色が見えるのだ
毎日朝起きてこんな景色を眺められたらきっと幸せだろう

今日の目的地までは3時間ほど
ささっと朝食を済ませ登山を開始する
昼頃には着けそうだ


数百メートル登ったところ
振り返ると遥か下に昨日泊まった家が見える
谷底にモヤモヤした雲のようなものが溜まっていて結構上まで来たのだなあと思う
雪を被った山々も美しく見える

さらに登ってかなり上まで来た
ずっと登りなのでかなり疲れたし空気が薄いのか息がきれる
呼吸が少し苦しい

でもこの空の青さは格別だ
標高が高いので空気が澄んでいる
1つ上の写真と比べてもらうと空の青さの違いがわかるだろう

デープに「滝だよ」と言われて気づいた
結構遠かったし水が少ししかないので全然わからなかった
山の上に湖があってそこからチョロチョロと水が流れているのだ

同行のフランス人カップルを紹介
彼らは動画制作の仕事をしており、今回一緒に来たのはその動画制作の関係だ
デープの宿およびこのトレッキングツアーの紹介動画を作る代わりにカルパでの滞在費やツアーを無料にしてもらっているのだ
技術を持ってる人はそれを活かしてこういうことができるから羨ましい
インドではインスタでの集客が非常に効果的なようで、デープもインスタの宣伝動画に力を入れたいと言っていた

workawayというサイトに登録するとこんな感じで自分のスキルと引き換えに滞在を無料にしてもらうことができる
(このサービスは結構グレーではあるのだが。)
workawayに登録してる宿泊業者はマーケティングで動画制作をできる人を探してることが多いのでスキルを持ってる人は受け入れてもらいやすい
このフランス人カップルは世界各国をworkawayで節約しながら渡り歩いてるそうだ
なんとも素敵な生活!

高山の花

休憩しながら淡々と登っていく
空気が薄いので息が切れるしなんだか頭も痛くなってきた
高山病かも?
足取りがだんだん重くなってくる
フランス人カップルも結構大変そうだ
デープは高山に慣れているのかかなり余裕そうな顔で登っていく

途中から木がなくなった
森林限界だ
岩山と草原が広がるのみ

湖に到着!
ひたすら登りでめっちゃ疲れた
険しい岩肌と雪が映える
こんな山の上にある湖と寺院はなんとも神秘的な雰囲気だ

水面に反射する山々が美しい
ここはヒンドゥー教の聖地であると同時に仏教の聖地でもある
湖の周りにかかるチベット仏教旗タルチョがはためく

クリシュナ寺院
こんな山の上に寺院を建てるのは大変だったに違いない
登ってきた山道を思い浮かべるとその苦労が体感できるようだ

デープがお参りの儀式を行ってくれた
香を炊いてクリシュナに感謝を示す

高山の花たち

高地に住む犬

午後を過ぎると急に天気が悪くなり雨が降ってきた
もう少し山頂でゆっくりしたかったが雨が結構強くなってきたので近くのテント小屋に避難することに

ここは山頂から少し降ったところにある食堂テント
夏の間はテント立てて食堂を開いてるそうだ
雨宿りできるところがあって助かった
雨でかなり冷えてしまったのでチャイの温かさが身に染みるぜ

生活感丸出しのテント

雨が止んだので下山開始
地面がぬかるんで結構滑る
急なので転ばないように慎重に降りていく
でもゆっくりはしていられない
いつまた雨が降り出すかわからない


無事麓の村まで辿り着いた
デープの親戚のホームステイにもう一泊して翌日の朝カルパへ帰った

終わり

↓おまけの写真

ラッシーとダールライス
ヒマーチャルプラデーシュでは雲母が取れる

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