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「在宅介護で起きた“家族のすれ違い”」優しさが空回るとき——

第6章
おかえりと共に始まった在宅介護


今回は、私が感じているリアルな在宅介護の大変さについて、少し長くなりますが、お話ししたいと思います。

パパが帰ってきて感じた「短時間の不在」の重さ
——介護は長時間より、1時間の外出が怖い時がある

第7話
「在宅介護で起きた“家族のすれ違い”」優しさが空回るとき——



パパが帰ってきて嬉しい反面、現実はそう簡単ではありませんでした。
サービスの利用時間外は、義母(パパの実母)や私の両親に協力してもらいながら、私がキーパーソンとして家のことを回していました。


でも本当は——
パパの状態を心配し、介護への不安を抱えていたのは、私だけじゃなかったんです。


💡「1時間だけ家を空ける」これが一番しんどい



私が両親に頼むのは、不定期なチョットの外出のとき。時間は1時間以内。
普段、買い物や用事はパパが通所リハの間に済ませます。


でも、
・子どもの急な送り迎え
・訪問診療のあと、薬局へ走らなきゃいけなくなったとき

こういう「予測不能の1時間」が、どうしても発生します。

この“短時間の不在”が、実は一番つらいんです。
罪悪感もあるし、留守の間ずっと気が張りっぱなしになります。


私が外出するときは、パパの食事もトイレも済ませて「見守りだけ」をお願いしているつもりでした。

でもパパは24時間の見守りが必要で、動作はすべて介助が必要。
さらに続く足の発作のような痛み。
以前は“軽〜中等度の介助”で移動できていたのに、あの熱をきっかけに、また“中〜全介助”に戻ってしまいました。(寝たきりではありません。)


不安を抱えていたのは、実は——私の両親のほうが大きかったんです。

そして私は、本格的な介護に触れたことがないの人の不安を理解できていませんでした。



💡両親は「できることは手伝いたい」が、すれ違いを生んだ


私は“できる範囲だけお願いする”つもりでした。

でも両親は、それ以上にパパのことを考えていました。

「こうなったらどうしよう?」
「こんな時はどう対処したらいい?」

できるのか、できないのか、自分にどこまでやれるのか——
不安が強いと、一緒にいるだけでもハードルが高くなっていたんだと思います。

💕優しさ母バージョン

そんな中で、母は食事介助を覚えようとしてくれました。
その気持ちは本当にありがたかったんです。
でも—
「はい、あーん♡ モグモグ、ゴックンだよ〜」
……いや🌀、パパは赤ちゃんじゃないし😅

母の優しさは痛いほど分かります。
でも“違う”と感じてしまう自分もいました。

💕優しさ父バージョン

父も移乗介助を覚えようと頑張ってくれていました。
でもうまくいかないと、丸ごと抱え上げようとしてしまう。
気持ちは本当に嬉しいけど——
介護は力じゃない。危険も伴います。


優しさが重なる見えない歪み


そんな中で私はつい、
「いいよ、私がやるから」
「そのやり方は危ないよ」

と言ってしまっていました。

長年介護に携わってきた私は、無意識に、両親の好意を指摘したり否定していたんです。
そんなことが何度か続きました。

そして、気がついたら家族の中に“見えない歪み”ができていました。

後で聞いた話では、
「積極的に手伝うのはもうやめよう」
なんて会話をしていたらしいのです。

そんなつもりはなかったけど——
両親には「迷惑に思っているのかも」と受け取らせてしまいました。
はじめて家族を傷つけていたことに気がついたんです。



💕優しさ義母バージョン


義母さんからも、
「私も手伝いたいから、移乗とトイレの時だけヘルパーさん頼めないの?」
なんて話もありました。
確かに、それができれば安全だし、私だって頼みたいと思います。
でも、そんな

「“今トイレに行きたいので来てください”ってヘルパーさん呼べるなら、とっくに呼んでるよ」

って気持ちも、正直ありました😅
サービスには時間も条件もあります。
そんな“ピンポイント介助”なんて現実には無理。

あとから知ったんですが——
義母さんはこの話を私に言う前に、こっそりケアマネさんに相談していたらしいのです。
どうやら私に迷惑をかけたくなくて、
「お金は自分で払うから、できるなら自分で呼びたい」
と思っていたみたいで。

義母さんなりに“私を助けたい”と考えてくれていたんだと思います。
その気持ちは本当にありがたい。
……でも、正直な気持ちを言えば、
「私に相談する前にケアマネに連絡するのはナシでしょ😣勝手に連絡しないでよ〜!」
って思ったのも事実😂
(心の中だけにとどめましたけどね)

軽く言えるお義母さんが、なんだか羨ましくもありました。



💡気づいたこと


今、私にとっての介護は「長時間だから大変」ではなく、
“何か起こるかもしれない短い不在の間をどう協力していくか”
という緊張がいちばんしんどいってこと。

そして何より大切だったのは——

介護の技術より、家族との言葉のやりとりでした。
不安を共有していたのは私だけじゃない。

💖両親もお義母さんも、それぞれにパパのことを思っています。
💖そして、それぞれに優しさをもって接しているんです。



そう気づいてからは、小さなことでも相談したり、説明したり、頼り方を工夫したり。
そういう“言葉の積み重ね”が、在宅介護の安心感につながっていくんです。



📢最後にちょっと本音


♨でも、たまにはゆっくり長風呂したーい!!


そんな時に限ってレオがパパの隣で居眠りしそうになるから、思わず
「ママがお風呂入ってるとき、居眠りしないでー!」
って叫びたくなる🤣

そして……
大きな声では言えないけど、
ママ友から突然のカラオケのお誘いがなくなったのは、ちょっと寂しい。🎤


この記事を読んでくださり、ありがとうございます。
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