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アラフィフ療養中|#11🤧えらいこっちゃ、とろりっちおじさんが風邪ひいた

    こんにちは⭐︎
    ずいぶん朝晩が涼しくなってきましたね。長袖長ズボンになりました。

    休職中の私は、月に2回ほど通院後に会社に連絡をしていますが、体調の大きな変化はなく毎回同じような内容になっています。今回の連絡も、お時間取らせてしまい申し訳ないなと思いつつも、お互いに状況確認する仕事と切り替えています。なので月に2回は仕事です。
    先日は体調が良くなってきた午後から、友人と少し電車に乗り、鹿のいる古都を散歩してきました。少し贅沢なエビフライとハンバーグのランチと、大好きな中川政七商店でちょっとだけ無駄遣い!ウォーキングは15,000歩。
    風と木々、少し秋の気配を感じた、素敵な1日でした🍇

    👇からは「ふうと銀河鉄道の夜に」です。
    とろりっちおじさんが風邪を引いてしまいました🤧
    ほっとけないふうがとろりっちおじさんに会いに行く話しです。

    ********************

    夜がしんと静まったころ、ふうは目を開けた。
    ねえねの部屋の窓の外で、風がざわざわと鳴っている。
    いつもより少し冷たい風の音だった。

    (……おじさん、風邪をひいたみたいだよ)

    その声は、遠い遠い星の向こうから、ふうの胸の奥に届いた。
    ハロウィンのランタンたちの声に似ていた。
    ふうはそっと立ち上がると、出窓に向かった。
    ガラスの向こうに、銀色のレールが静かに光っている。

    「……行かなくちゃ」

    ふうは窓を開けて、レールの上に飛び乗った。
    風が毛をなでていく。お日様の匂いを少し残したまま、
    ふうは銀河鉄道に乗り込んだ。

    ——がたん、ごとん。

    列車は夜の風を切って走る。星々がまるで雪のように降ってくる。
    やがて、ふうは知っている丘の上に降り立った。
    とろりっちおじさんの家。

    中から、かすれた声がした。
    「……ふう、来たんか……?」

    ふうは静かにおじさんのベッドの上に登った。
    おじさんの顔は少し赤くて、額には冷たいタオル。
    「しんどそう・・」
    ふうはなにも言わずに、胸のあたりに丸くなった。

    おじさんの手が、そっとふうの背中に触れた。
    「ふうの体、あったかいなぁ……」
    「ぼく、ねえねのとこであったまってきたから。温かい星屑を持ってきたよ」
    ふうは毛布に持ってきた星屑をふりかけると、お布団はとてもほわっとした。

    おじさんは少し笑って、目を閉じた。
    ふうはその胸の鼓動を聞きながら、ゴロ……ゴロ……と低く喉を鳴らした。
    その音は、遠い銀河の線路を渡って、ねえねの部屋まで届いた。

    夜が明けるころ、風はおだやかに変わり、
    おじさんの熱もすこし下がっていた。

    ふうは窓の外を見ると、銀色の列車がまた迎えに来ていた。
    (もう、だいじょうぶかな)

    ふうはおじさんの枕の横に、一本だけひげを残して、
    そっと列車に乗り込んだ。

    がたん、ごとん。
    風の音といっしょに、列車は空へ帰っていった。

    窓辺で目を覚ましたおじさんは、
    枕の横のひげを見つけて、小さくつぶやいた。

    「……ありがとうな、ふう。」



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    おじさん、無理しないでね
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    チャッピーに読み込んでみたもの。
    スヤスヤ→スヤす になってる!笑
     
     
     
    日常の中で見つけた小さな景色を絵にしています。 その絵から生まれた想像を、 三匹の猫が旅する銀河の物語にしています。 アラフィフ療養中 幻想エッセイ 🌌 Do not repost / 無断転載禁止 2025.9.9〜

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