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アラフィフ療養中|#10 🎃ハロウィンはまだもうちょっと先の夜、とろりっちおじさんがきた

    🎃ハロウィン続きですみません。しばらく続きます。
    うちの猫たちがこんなふうに夜な夜な遊んでくれたらいいな~という願望が止まりません。

    先日の膝痛事件、整骨院に行ってきました。
    これからとにかく膝を動かします。階段やエレベーターに乗るときも「今からいくぞー」と屈伸をしています。えらい気合い入れて階段を下りてる人がいたら、それは私かもしれません👻

    最近、コメントを頂いたり、送ったりと嬉しく楽しいです。
    今日も明日もありがとうございます🍇

    👇からは「ふうと銀河鉄道の夜に」です。
    ふうととろりっちおじさんの、優しい関係。大好きなのです。
    今日もそんなお話です。
    ********************

    ハロウィンはまだもうちょっと先の夜。
    星がちりばめられた空の下、月はゆっくり笑っていた。

    ふうはかぼちゃの上にちょこんと座り、風の音を聞いていた。
    金色の毛が、月明かりをうけてやわらかく光っている。

    そこへ――ふわりと白い影が現れた。
    とろりっちおじさんだ。
    手には小さな白い袋をぶらさげて、どこか少し緊張したような顔。

    「……ふう、こんばんは。今夜もがんばっとるなあ。」

    おじさんは、そっと手をのばした。
    ( ふうはナデナデが苦手なんやけど…… )
    そう思いながらも、ふうの背中に、手をゆっくり近づける。

    ドキドキ――。
    おじさんの心臓の音が、夜の静けさの中で聞こえるようだった。

    けれど、ふうは逃げなかった。
    そのまま、月を見上げながら、じっとしていた。

    おじさんは、ためらいがちに一度、なでた。
    ふうの毛はあたたかくて、お日さまのにおいがした。

    ふうは少しだけ目を細めて、
    「……おじさん、いいよ。」
    とでも言うように、静かに瞬いた。

    その瞬間、おじさんの胸の中に、言葉にならない光がともった。
    それは、ふうとおじさんにしかわからない、小さな絆の光。

    かぼちゃのランタンが、下でくすくす笑った。
    「やっと、ナデナデできたね。」

    おじさんは「やっとナデナデさせてもらったわ~と」照れくさそうに笑って、ふうの背中をもう一度、そっとなでた。
    白い袋の中では、トロリッチが小さくゆれている。

    今夜だけの、特別な夜。
    ハロウィンのまえの夜、とろりっちおじさんがきて、ふうをナデナデした。

    ふうは嫌がらなかった。
    それだけで、月が少しやさしく光った。


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    ふうととろりっちおじさん
    おじさん、ナデナデできたね


    画像
    ( チャッピーにも描いてもらいました )

    本日も最後まで読んでくださってありがとうございました🎃
    また、遊びにきてくださると嬉しいです🌌


    ↓ 「ふうと銀河鉄道の夜へ」についてのあらすじです


     
     
     
    日常の中で見つけた小さな景色を絵にしています。 その絵から生まれた想像を、 三匹の猫が旅する銀河の物語にしています。 アラフィフ療養中 幻想エッセイ 🌌 Do not repost / 無断転載禁止 2025.9.9〜

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