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神話

    あの東の空の果て
    そこにある星からのはじめての光は
    まだここにはとどかない
    だからそこに生まれた新しい世界
    そのことについて誰も知らない

    けれどもたしかに息衝いて
    ちいさないのちの粒々たちが
    はじけてもえあつくながれて

    地球
    というなまえさえなかった頃
    そんなふうにうたった詩人が
    遙かな西の空にいたかもしれない

    夕日にむかって歩いてゆきながら
    そう思うことはないか
    けれどもまた星空はあらわれ
    今夜あたりはもう
    秋がしめやかにならびはじめる


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    詩人・教育者、詩集に『リエゾン LIAISON』・『果てしない青のために』、主な受賞歴は 第19•20回詩人会議新人賞(佳作)/第36回国民文化祭現代詩の祭典(文部科学大臣賞)/第32回野田宇太郎生誕祭献詩(一席)他 ▶︎Mail ⇨ aoyamayuki@ymail.ne.jp

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