
日記は書きたいが続かない人へ告ぐ
かかあ天下と空っ風の名にふさわしい強風と戦っています。そんな春空の中、沼の皆様いかがお過ごしでしょうか。
日記、書きたいなあ~~~~~という気持ちが突如として湧いてくることはありませんか?私です。あなたもですか?お友達になれそうです。
私事ですが、日記帳として発売されているものに手を出さなくなり数年が経ちます。理由は明白で、三日坊主だからです。毎日書き続けられなくて空白が生まれてしまうのが嫌だからです。さらに、書きたい事、気持ちは日によってだいぶ異なり、半ページしか書きたくないときもあれば10ページくらい書きたい事もあります。枠が決められていると、筆がのってきた時に書きたい事が書けずに不完全燃焼になると、数年前試した日記帳で痛感しました。
しかし日記というものを書きたい!
なにこの矛盾。とっても欲に忠実な脳です。でもわかる、パッションは突然にやってくる。
今回は日記について、独自に掘り下げてみようと思います。お暇な時にお読みくださいませ。
「日記が書きたい=脳が疲れているかも」の方程式
厳密に言えば日記というよりも”思考を見える化したい”のほうが合っています。頭の中に膨大な思考が流れてくる時があり、その思考の流れが速すぎると脳が疲弊し、生活が疎かになる事がごく稀にあります。(現代ではこれを脳疲労とも言うようです。名前があったんだ!と安心しました。)
激流の思考をなんとか頭の外に出して流れを緩徐にし、リアルな生活に影響が出ないようにしたい。そのための言語化であり、視覚で思考を整理するために文字化するという意味合いが大きいです。そして文字化してしまえば膨大な量の思考も、たいして重要じゃ無かったりします。ある意味、”普通”に過ごすためのライフハックとも言えます。
デジタルタトゥよりもチラ裏を選ぶ
今やSNS大後悔時代、毎日のように炎上しているインターネッツを見ながらもスクロールの手が止まらない。心当たりしかない。
考えている事をXなどのネットの海に垂れ流しデジタルタトゥになるよりは、チラシの裏に書き連ねて誰にも触れられずに燃えるごみとしてこの世から焼却されたほうが心臓に優しいと思うのです。
自分の何気ない一言が一生消えないネットの黒歴史になるよりも100倍良いし、何よりも万年筆を使えば筆先の乾燥防止にもなる。毎日使えば万年筆使いやすくなる。一石二鳥どころではありません。日記続かないからなあ…と日記を諦めている沼民がいれば、あまりにももったいない。
私が実践している、毎日文字を書けるような解決策をシェアハピしていきます。
解決策1 写経(モーニングページ)

万年筆の乾燥防止と称して朝に1回、写経のようにノートに文字を羅列する方法が私にはとても合っていました。朝起きて、思っている事や帰宅後何しようかなど頭の中をただ書いていく。書くことで万年筆の乾燥防止にもなる。ロルバーンLを1ページ書き終えるのに自分の筆記速度で約10分弱。朝の隙間時間にちょうど良く、10分だけ文字を書いてから生活が始まる。これ、モーニングページという名前があるそうです。知らなかった。
モーニングページも基本的に見返す必要は無く、書きだす事が大事だそうです。
実際のページを見てみましょう
ロルバーンLの方眼縦2マスにタイポグラフィのように文字をミチミチに詰めて書いていく。すると…

何を書こうが自由です。
両面開いたときに怪文書のようになります。

怪文書でも良い
チラシの裏にでも書いておけば良いようなどうでも良い事を読めるか読めないか微妙な字でつらつら羅列してあります。誤字も気にしません。文体も気にしません。それで良いんです。読み返す必要無いですし、頭の中の事をとにかく書きだす事が重要なので、その日の排便状況なんかもごく自然に書いてありました。ここで大衆に向けて出る事になるとは思いませんでした。快便は良いぞ。
ヴォイニッチ手稿もこんな感じで書かれたノートなのかもな、と余計な事を考えつつ、もともと読み返すつもりも無いので、書き終えたら表紙だけ残して破棄しています。人に見せる用途が無い分、自由に書けて体感、朝からスッキリします。好きな表紙のロルLを集める口実にもなります。
10分だけのデジタルデトックスとしてやってみるのもアリ。
解決策2 付箋に書けば良いじゃない
1⃣で提示したやり方は”書いたら忘れる、最終的に捨てる”という方法なので、書いた物は残したいよ!という方には向きません。
そもそも、ノートを開く暇すら無いとき、ノートを開いて書く気力が無いとき。あると思います。私も大概ズボラなのでそんな日が多々あります。義務的にノートを埋めるのではなく可視化する事が目的なので、そんな日は付箋を使います。

目に優しいので淡いパステルの付箋がおススメ
実際のページを見てみましょう
前職が夜勤のある仕事だったので、夜勤と生活リズムの折合いが難しいという事を可視化したかったようです。

最高潮だった時期のページ
付箋に書いて後ほどノートに張り付けると、自分がその時考えていた言葉が何度も何度も重複して出てくる事があります。このページで大事なワードは「よく寝ろ」。
自分でも貼りつけているときに気づく事があるので、付箋日記おススメです。さらに別の日。

「一覧できるスケジュール帳」を使用
ブロックメモ帳も貼ってしまいます。付箋の彩りがあると、作り込んでないのにとても華やかになる。凝った付箋がたくさん販売されていますが、シンプルなもののほうが「失敗しないように…!」と躊躇う必要が無く、一筆目が書きやすかったりします。
副産物があるかも
付箋を家じゅうに置いておく、仕事場に置いておく。いつでも付箋に何か書いている。「この人、付箋好きなんだな」と周囲から認知される。
プレゼントとしてかわいい付箋を贈ってもらえたりする。

ここでも一石二鳥ですね。かわいい付箋も躊躇わずに貼ってガンガン使っていきましょう。
綺麗に書きあげる必要は無い
この素敵なノートに日記を書こう!毎日の気持ちを残そう!そう意気込んで購入した冊子たちは、100%埋まらずに本棚に取り残されてきました。ノートは綺麗に書かなければならない。その呪縛ともいえる思考に長年取りつかれていたなとしみじみ感じます。
文具は自由です。自分なりの愛で方で使えば良いと思うし、ディスプレイするのもアリだと思います。しかし、綺麗に書かなきゃ…という思いが先行してなかなか書き進められなかった過去の自分を成仏するためにも、上記の解決策が誰かの為になればと思い書き連ねました。
貴方にぴったりの文具の使いかたがきっとどこかに存在します。
皆さんが素敵な文具ライフを謳歌できますように。陰ながら祈っております。それではまた、文具沼のほとりでお会いしましょう。
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昨年12月に【Instagram】を開設しました。
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