
きゅうりとトマトととうがらし
5月の中旬、庭の小さな畑には空きがあった。去年の秋に植えた水菜があった場所だ。モンシロチョウがいっぱい卵を産んで、青虫に食べられながらも元気に育った水菜。そんな水菜を何度か収穫したが、苦味が強くてあまり食べれなかった。自分にこれが美味しいんだよと言い聞かせてはみたものの、限界があった。
次植える野菜は美味しく食べたい。そんな決意を胸にホームセンターへ向かった。土は4月のうちに鶏糞と野菜の土を撒き、しっかり混ぜ合わせている。あとは植えるだけ。
ホームセンターには様々な野菜の苗が並んでいる。しかし、今回は植える野菜は心に決めていた。
きゅうりとトマトだ。
きゅうりは食べ切れないくらいできるとかなんとか。最近きゅうり安くないし、きゅうりはなんぼ食べてもほぼ水。
トマトはプチトマトが食べきれないくらいなる、と聞いたけどプチトマトは嫌いだ。トマトは好きだ。少々花粉症対策で食べないようにしていたが、晴れて解禁したので出来立てをかぶりつきたい。だが大玉は難しいらしいので、折衷案で中玉にする。
きゅうりもトマトも品種のところに初心者マークが付いている比較的育てやすそうなのを選んだ。これでこの夏は野菜たっぷり取れる。
まだ畑には余裕があるので他に何かないか探してみる。とうがらし…。どうなんだろう、食べるのか?家で料理をする時ほとんど使わない。たまーに鷹の爪を散らすくらいか。シシトウもあるが、シシトウは何故か辛い個体に当たりやすいのでやめとこう。
辛味が少なく多収なとうがらし。そんなフレーズが気になったので育ててみることにする。
家に帰りさっそく準備に取り掛かる。トマトは水捌けの良い奥の方へ。きゅうりは収穫しやすいように手前側へ。とうがらしはその中間くらいに。少し畝を作って苗を植えた。
植えたそばからウリハムシが飛んでくる。こいつらはどこから嗅ぎつけるのだろう。
イチゴはナメクジにやられた。
水菜は青虫。
ニンニクは根切虫。
みんなやられていく。
トラップを仕掛けて、忌避剤を撒いて、
それでもやつらはやってくる。
ニンニクは4/6残った。
イチゴはほとんどやられた。
今年の戦いはこれからだ。