
ふらりと、運命
ふらりと入ったカレー屋さん。
初めましての店内は空いていた。
隣の麻辣湯屋に集まる女子高生の艶やかな熱気に比べたら、こちらは静かで穏やかな熱感。

このご時世にこの金額、
しかもランチのナンはおかわりが1枚100らしい。
(隣の会話を耳ダンボ)
ワクワクとバターチキンカレーランチを待つ間、興味を引いたのがこれ。

懐かしいと思うか、見たことない!となるのかはさておき(私はもちろん懐かしい勢)
卓上に鎮座するこの簡易占いをするかしないか…
だいぶ迷ってから100円を取り出そうとしたとき、
カタコトの日本語と共に運ばれてきたバターチキンカレー。

ちょっと待ってくれ。
食べ終えられるか一抹の不安を覚えるほどのナンの大きさ……
お隣の人、よくおかわりできたな、と2度見した。
味蕾を刺激するカレーのスパイシーさ、口いっぱいに広がる円やかなカレー。
ちょっとため息ついたレベルの旨さ。
この一口で、先程迷った占いは止めました。
だって、ふらりと入ったお店でこんなに美味しいカレーがお得に食べられたんだもの、占うまでもなくラッキーガール!!
(ガールに関しての指摘はご遠慮下さい)
幸せは身近に落ちている。
外側から占わなくても、分かる幸せってあるよね。
それをキャッチできるかどうか。
間違いなく、この日の私はラッキーだった。
ご馳走様でした!