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[都市伝説的考察] CIAの極秘洗脳実験「MKウルトラ計画」とは?

​アメリカに政府は、かつて国民を洗脳して操る実験を進めていました。それが1950年代から1960年代にかけて、CIAが実行した「MKウルトラ計画」です。冷戦下、その非人道的な実験を、自国民に対して極秘で行っていたのです。

今回は、その実験の一部を紹介しながら「MKウルトラ計画」に迫ります。


​1. 実験1:フランク・オルソン事件

​CIAは、幻覚剤「LSD」の軍事使用を進めます。自白剤として有効性を確かめるため、精神病患者や囚人に無断でLSDを投与しました。

1953年、陸軍の細菌学者フランク・オルソンは、飲み物にLSDを盛られました。深刻な精神錯乱に陥り、数日後にニューヨークのホテルから「飛び降り自殺」してしまいます。CIAは事実を遺族に隠蔽し続けました。さらに転落前に後頭部を殴打された痕跡が発見されています。


​2. 実験2:ミッドナイト・クラマックス作戦

​「オペレーション・ミッドナイト・クラマックス」と呼ばれた作戦では、CIAがサンフランシスコやニューヨークに売春宿を運営しました。

​雇われた娼婦がターゲットの男性を連れ込み、飲み物にLSDを混入させます。そして、マジックミラーの裏に隠れたCIAエージェントが、性行為中にどのような行動をとるのか、自白にどう影響するのかを観察していたのです。


​3. 実験3:ド・パターン化実験

​カナダのモントリオールにあるアラン記念病院では、「記憶を白紙にし、新たな記憶を書き込む」という実験が行われました。実施したのは、CIAの資金援助を受けたエューエン・キャメロン博士です。

精神科の外来患者に、強力な薬物を与え続け、電気ショックを加えました。その状態で、繰返し同じメッセージを聞かせ続けることによって洗脳を行いました。


​4. 実験4:感覚遮断実験

​「人間の感覚を奪う」実験は、光も音もない真っ暗な水槽に被験者を何時間も閉じ込めたり、視覚・聴覚・触覚を極限まで遮断するヘルメットや拘束具を使用しました。

感覚を奪われると急速に精神のバランスを崩し、幻覚を見始めます。この状態で暗示を行って、マインドコントロールをかける実験が行われました。


​5. 実験5:暗殺者育成実験

特定のキーワードを聞いた瞬間にターゲットを暗殺する。そして任務が終われば自分が何をしたか覚えていない……という暗殺者を作り出す実験が行われました。​

実際に、催眠術と薬物を組み合わせて、ターゲットに銃を向けるところまでは実験が行われていたことが分かっています。


​6. 証拠の隠滅

​1973年、ウォーターゲート事件をきっかけに政府の不正に世間の目が向き始めると、当時のCIA長官リチャード・ヘルムズは、MKウルトラに関するすべての文書の破棄を命じました。これにより、計画の全貌は歴史の闇に消えるはずでした。


​7. 表出した証拠

​しかし1977年、情報公開法(FOIA)に基づく調査の中で、約2万ページに及ぶ関連ファイルが、誤って「財務・会計部門」の保管庫に紛れ込んでいたのが発見されます。

実験データは失われていましたが、資金提供の経理記録が残っていたため、MKウルトラ計画が「実在した事実」としてアメリカ議会で暴露されることとなります。


​8. 著名人の関連

​天才数学者テッド・カジンシキーは、ハーバード大学時代にMKウルトラ実験の被験者になっていました。これが反社会的な人格を形成し、後に連続爆弾魔ユナボマーとなったと言われます。

​小説『カッコーの巣の上で』の作者ケン・キージーは、スタンフォード大学時代にCIAのLSD実験にボランティアとして参加し、その強烈な体験から、ヒッピー文化や幻覚剤カルチャーの火付け役となりました。


​9. さらなる噂

​MKウルトラが世に知れ渡ると、歴史的な暗殺事件の犯人は「CIAに洗脳されていたのではないか?」という疑惑が浮上しました。

​ロバート・ケネディ暗殺犯である、サーハン・サーハンは、 「事件当時の記憶が一切ない」と主張し続けており、弁護士や心理学者は「催眠プログラミングを受けていた」と主張しています。

​ジョン・レノン暗殺犯である、マーク・デイヴィッド・チャップマンに対しては、 サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』を犯行のキーワードとして使われたという説が根強く語られています。


​10. 関係者のその後

​計画のトップであったシドニー・ゴットリーブ局長は、告訴されることもなく、年金生活を送り、ヤギを飼いながら環境保護活動家として静かな余生を過ごしました。

多くの被害者たちは、自分が実験台にされたことすら知らずに生涯を終え、フランク・オルソンら、ごく一部の遺族が後年になって国から和解金を受け取ったのみです。


​11. 後継計画:モナーク・プログラム

CIAは「MKウルトラ計画」の終わりを告げましたが、密かに後継計画が遂行されているという噂が絶えません。

​「モナーク・プログラム」は、幼少期に極端なトラウマを与えることで意図的に「多重人格」を作り出し、裏の人格をマインドコントロールで操るというものです。現在でも、不可解な言動をする有名人たちが、「モナークの犠牲者」という噂があります。


​12. まとめ

​「MKウルトラ計画」は、都市伝説や陰謀論と言われてきたものが、事実であった例です。「まさか自国の政府が?」と目を疑うような内容が実際に行われていたのです。何を信じるのか判断するためには、個人のリテラシーを高める必要がありそうです。

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