見出し画像

[都市伝説的考察] 世界に点在する世界樹神話と巨大切株の深掘り 【独自解釈】

​都市伝説界隈を騒がせている「巨大樹の切株説」。世界各地にある縦筋の入った巨岩は、かつての超巨大な木の切り株ではないか、という仮説です。

​しかし、近年では巨石の成分分析から、その説は否定されつつあります。今回は、世界樹の謎を紐解きながら、新しい考察をお届けします。


​1. 世界樹の木とは

​神話において「世界樹」は、天界、地上、地下の世界を「つなぐ柱」として描かれます。​世界の中心にそびえ立ち、秩序を保ち、生命のエネルギーを循環させる存在です。


​2. 世界樹の神話

​世界各地の神話は、それぞれの地で「巨大な木」の伝承を伝えます。

​① 北欧のユグドラシル

​もっとも有名な世界樹です。天界から死者の国までの「9つの世界」を繋ぐ巨大なトネリコの木であり、神々すらもこの木を中心に生活していました。その根本には運命や知恵を司る泉が湧き出ているとされます。

​② インドのアシュヴァッタ

​ヒンドゥー教の聖典に登場する宇宙樹で、「天に根を張り、地に向けて枝を伸ばす」という逆さまの特徴を持っています。高次元にエネルギーの源があるという哲学的な世界観を表しています。

​③ メソポタミアの生命の樹

​古代シュメールやバビロニアの遺跡にレリーフとして残されています。神々と人間を繋ぎ、王権や生命の象徴ともされました。これがのちに、神秘主義カバラの「セフィロトの樹」などへと発展していきます。

​④ 中国の扶桑

​東の果てにあるとされる、2本の幹が支え合って立つ巨木です。「10個の太陽(または火の鳥)」が宿り、交代で空へ昇っていたとされています。のちに日本の異称を「扶桑国」と呼ぶようになりました。


​3. 世界に点在する切株

​「世界樹の切り株」ではないかと噂されている場所が世界中に実在します。

​① デビルズタワー(アメリカ)

​ワイオミング州の平原に現れる高さ約386mの巨岩。側面には無数の垂直な筋が刻まれ、その姿はまさに「巨大な切り株」です。先住民の間では聖なる山として崇められています。

​② ロライマ山(ベネズエラ・ブラジル・ガイアナ国境)

​ギアナ高地にある、周囲を断崖絶壁に囲まれたテーブルマウンテン。現地のペモン族の神話では、この山は「生命の木を、神が倒した切り株である」と語り継がれています。

​③ ガラホン(スペイン・カナリア諸島)

​なだらかな森の中に垂直にそびえ立つ岩柱(ロケ・デ・アガンドなど)。太古の巨大な幹の芯だけが石化して残った跡だと、ヨーロッパの都市伝説界隈で囁かれています。

​④ その他

​南アフリカの円筒形の巨大岩や、世界各地に点在するフラットトップ・マウンテン(卓状台地)。これらも切り株の跡だと言われています。


​4. 切株ではなく柱状節理

​地質学的には、これらが「植物の化石」である可能性はゼロです。

​デビルズタワーなどの縦の筋は、マグマが冷えて固まる際に収縮して柱状に割れる「柱状節理」という現象です。成分を調べても、玄武岩などの「鉱物」であり、有機物は一切含まれていません。科学の結論としては「100%岩」なのです。


​5. 私の考察

​ここまでの「科学的な事実」と「神話の共通点」を踏まえた上で、私なりの新しい考察をお話しします。この考察は、「自然の岩なのだから神話は関係ない」という話にメスを入れるものです。

​① 樹木とは

​私の考察では、そもそも植物ではなく、巨大な岩を『木』と呼んでいた、つまり比喩だったと考えています。

これらの岩には「柱状節理」の模様があり、まるで木のような見た目でした。現代でこそ成分を分析して「岩」だと断定できますが、昔は外観で判断するしかなかったのです。

つまり、そもそも岩だったのです。

​② 天板の形状とは

​岩の頂上は、「平らな天板」をしています。科学では、自然侵食やマグマ影響と結論付けています。本当でしょうか?

それらの説明であれば、山のような、もっと曲線的な状態になるの方が自然です。現物はまるで、何かでスパッと切断されたような形状に見えます。

​③ 切断された理由とは

​切断とたとすれば、その理由は何でしょうか?それは岩の高所に含まれていた、「資源」を取り出すことが目的だったと考察します。

岩は元々は、もっと高かったのですが、切断面より上にあった「資源」を取り出したのです。その「資源」は希少性の高い特別なものだったはずです。

​④ 知恵を授ける者とは

​神話の中には、神や知恵を授ける者が現れます。彼らは決まって高い場所にいます。彼らこそ岩を切って「資源」を取り出した張本人でしょう。人間と距離を置くために、簡単には到達できない高所に拠点を置いたのです。

人間より遥かに高い知識や技術を持っていました。その目的は「資源」にありましたが、決して人間に対して敵対せずに、その知識を分け与えることもありました。

​⑤ 鳥とは

​各神話では、世界樹に現れる鳥がいます。これは生物の鳥ではなく、切断作業に使われた飛行装置だと推察します。

この飛行装置は、直接切断または測量やスキャンに使われました。飛行機などが無い時代、古代の人々は、これを「鳥」に例えました。

⑥ 龍や蛇とは

神話には龍や蛇が描かれます。空ではなく、地上または地下に現れるのが特徴です。私は、巨大樹の地下調査に使ったものだと考察します。蛇腹状のダクトのようなイメージです。

それが汲み上げた水を出すのか、岩石を出すのか、彼らが出入りするのかで、人々の見え方は違ってくるでしょう。


​6. まとめ

​​巨大樹伝説が世界に点在する理由は、彼らが「資源」を求めて世界中で作業を行なったからです。彼らが求める「資源」は、決まって巨大樹のような形状をした岩にありました。

これらの神話は、人々が目の当たりにした記録です。当時存在したもので表現されるため、今の私たちにとっては少し突拍子のない話に聞こえてしまいます。

この考察で「彼ら」の正体は明らかにしていません。これは、神話だけでは解明が難しいものです。古代文明人なのか、宇宙人なのか、未来人なのか、はたまた高次元の生物なのでしょうか……。

いいなと思ったら応援しよう!