[都市伝説的考察] 「幽霊だけど質問ある?」2ちゃんねるに現れた幽霊
2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)のオカルト板に立てられた伝説的なスレッド「幽霊だけど質問ある?」をご存知でしょうか?亡くなった方がネットに書き込みをし、ネット民たちが質問している内容です。
プラットフォーム規約や著作権の観点から、スレッドの原文を掲載することはできませんが、その内容を紹介していきます。
1. 幽霊の書込み
スレッドは「幽霊だけど質問ある?」から始まります。最初は、冷やかしや中二病だというレスがつきますが、スレ主は「誰もいない部屋でPCの前にいたら、なぜかネットに繋がって、試しに打ってみたら文字が打てた」と答えます。キーボードに触れているわけではなく、頭の中で強く念じると、その感覚が伝わって文字になっていくと言うのです。

2. 幽霊の感覚
生きている頃の感覚は、死後にはほとんど失われてるようです。「風の感触も、温度も、痛みもない。お腹も空かない。」とスレ主は語ります。ただ、生きている人間がご飯を美味しそうに食べているのを見るのは、なぜか懐かしい気持ちになるみたいです。
3. 幽霊の居場所
スレ主がいる場所は、生前の自分の部屋でした。下のリビングでは、母親が昔の自分の写真立てを持って泣いています。それを見下ろしますが、「声をかけても届かないし、触れてもすり抜けちゃう」のです。どうしようもなく、申し訳ない気持ちで、胸が締め付けられると語ります。

4. 成仏しないのか?
「なぜ成仏しないのか?」というネット民の問いに対し、スレ主は「成仏の仕方がわからない」と答えます。この家や、自分が死んだ場所の周辺から離れようとすると、ゴムのように引き戻されてしまうため、ずっと同じ場所でぼーっとするしかなかったと明かされます。ネットで話せたとこで、気がまぎれていると言うのです。
5. 他の幽霊たち
「他の幽霊はいないのか?」との問には、遠くの交差点にずっと同じ方向を向いて立っているおじさんや、病院をうろつく人のような「他の幽霊」を見かけることはあるといいます。しかし、お互いに意思疎通ができるわけではなく、そこに「影」があるのがわかる程度で、話しかけても反応しないようです。結局みんな孤独であると語られます。

6. 幽霊の能力
壁は「気づいたら通り過ぎている」状態で、物理的な障害はないようです。ただし、空を自由に飛べるわけではなく、足は地面から数センチほど浮いているような感覚があるものの、行動範囲は歩き回れる範囲に限られているのだと言います。
7. 動物の幽霊
「ペットの幽霊に会えるのか?」という質問に対し、公園で犬の形をした白い影を見かけることがあると答えます。楽しそうに駆け回って、ふっと消えるようです。「お前の犬も、きっとそばにいるはずだ。形は見えなくても温かい気配を感じるはずだ。」と、ペットを亡くした住民に寄り添うような優しさを見せます。

8. ネット民の亡父
「亡くなった父親に伝えてほしい。」というネット民の願いに対し、スレ主は直接探すことはできないとしつつも、「遺された家族が思い出してくれたり、話題にしてくれたりすることで、幽霊は自分が忘れられていないことに気づく。きっと今、後ろで聞いてくれているよ。」と答えます。このやり取りを通じて、幽霊とネット民の間に、温かな絆が生まれていきます。
9. 最後の時
スレ主は「文字を打つ力が重くなってきた。」「頭の中が白くなって意識が薄れていく。」と、存在を維持できなくなる兆候を訴え始めます。「ずっと一人ぼっちで寂しかったけれど、最後にみんなと話せて楽しかった。」と言い残し、スレ主からのレスは途絶えます。そして、スレッドは幕を閉じます。
10. まとめ
2チャンネルには、「幽霊の書込み」は何度かあったようです。もちろん、冷やかしや偽物も多数あったと思います。今回のケースも真偽を確かめる方法はありません。
今回のスレ主は、トラックに巻き込まれて交通事故で亡くなったようです。痛む暇もなく「気がついたら、道路の真ん中に自分の体が転がっていて、周りに人が集まっていた。救急車の音が遠くで聞こえていた。」ことで、「あ、俺死んだんだな」と、冷静に理解したと語ります。
その後、死んだことで「考えること、誰かを想う気持ち」が、しばらくは残ることが分かったと言うのです。
そして、スレ主の「死ぬのは怖くて当然だよ。俺だってもっと生きたかったし、やりたかったこといっぱいあった。」という言葉が突き刺さった話でした。
