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持ち主の気持ちはモノに伝わることを確信したハプニング

    8月に引っ越しを控えているので、少しずつ準備を進めています。

    荷物を積むためのレンタカーを予約したり、持ち物の整理をしたりと、やることはいたくさんありますが、不安よりもワクワクで胸がいっぱいです。

    今回の引っ越しは、フランスに移住してから2回目となります。大きな荷物といえばスーツケースくらいしかなかった1年半前と比べて、今では家具や家電が増えた我が家。

    ベッドやドレッサーなどは分解できるので大丈夫なんですが、問題は洗濯機。「どうやって3階から運ぼうか…」と夫とふたりで悩んでいます。

    今のアパートでは洗濯機をキッチンに置くというヨーロッパではよく見かける仕様なんですが、新居では排水管がバスルームに設置されていて、トイレのすぐ横に洗濯機を置くレイアウトになっています。

    普通の洗濯機の幅は60㎝くらいなのですが、壁とトイレの間のスペースが65㎝しかなくて本当にギリギリ。「これは絶対に窮屈だよなぁ」と内見のときに思いました。

    そんな中、今日になって我が家の洗濯機が動かなくなりました。

    軽くパニックになりながらも蛇口や排水口をチェックしたり、リセットをしてみた結果、原因はふたのロックがかからないことだと突き止めた私。ロック自体はちゃんと動くので、洗濯機の動作を制御しているコントローラーの故障です。中古で買っただけあって、寿命なのかな。

    しばらく洗濯ができないことに動揺してしまい、最初に感じたことは「引っ越し直前にトラブル発生だなんて…」でした。

    部品の故障となると、業者さんへ修理をお願いするしかありません。時間もパーツ代もかかってしまいます。

    でも、その次に思ったのは「こんなタイミングってある?」でした。

    本音をいうと、私は引っ越しが決まってから「もっとスリムな洗濯機がほしいかも」と考えていました。なので「私のモヤモヤが洗濯機に伝わったのか⁈」と本気で思い始めています。

    最悪のタイミングだと思ったけど、この故障がもしかしたら新居に合う洗濯機を探すきっかけをくれたのかもしれない。

    中古だったことにもかかわらず状態がよく、フランスにきてからずっと家事のお供をしてくれた洗濯機。私の生活をより便利で心地よいものにしてくれたことは間違いありません。

    でも「新しい家にはなじめないと思う」と言わんばかりに、引っ越し寸前に動かなくなる洗濯機。そろそろ手放してあげてもいいのかもしれない。

    「持ち主の気持ちはモノに伝わる」話はどこかで聞いたことがありましたが、あながちデタラメじゃなかったのかも。

     
     
    セーヌ川のほとりで暮らす28歳。部屋づくり・余白づくり・暮らしづくりについて書いています。だれもが「おうちが一番好き」と言える世界を見たいから、研究職をやめてインテリアデザイナーになりました。

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