
「まじか ホンマ昔ばなし 〜まじかなおバカ ~誕生編〜中学生編~」
「まじか ホンマ昔ばなし 〜まじかなおバカ 〜誕生編〜幼稚園・小学生・中学生編〜」
むか~し、むかし……といっても、これ実は実話。 「まじかなおバカ」の、本当の話です。 むずかしいことは、別のところで。
ここでは、「まじかなおバカ」が「まじかなおおバカ」になっていく本当の話を、ただ笑っていただければ、それで十分です・・・
「まじか ホンマ昔ばなし 〜まじかなおバカ 〜誕生編〜」
まじか ホンマ昔ばなし
【第0話】
むか~し、むかし、あるところに幼稚園に通う男の子がおったそうな。
その子はアパートに住んでいて、隣の同い年の男の子と仲良くしていたそうな。
ある時、その子の部屋で遊んでいた時、2人同時に、おしっこに行きたくなったそうな。
でも、トイレは1つ。
そこで仲の良い2人は、「一緒にベランダに出てすればいい!」という名案を思い付いたそうな。
そしてベランダに出てみると、外は快晴でぽかぽか陽気。
しかもアパートの部屋は、最上階の5階。
2人は、なんとも言いようのない解放感のなか、一緒に、気持ちよ~く、用をたしたそうな。
「また今度、しようぜ!」と言い合って、家に帰ったその翌日・・・
母親「あんた、ベランダから〇〇〇〇したん?(怒)」
どうも、下の方の階に住んでる人がお布団を干していたらしく・・・山ほど苦情を言われたそうな。
「まじか ホンマ昔ばなし 〜まじかなおバカ 〜幼稚園・小学生・中学生編〜」
まじか ホンマ昔ばなし
【第一話】
むか~し、むかし、あるところに小学6年生の子がおったそうな。
ある時、社会科の農業の授業で「農家さんに伺って調べる」グループ学習があったそうな。
喜び勇んで飛び出していく他の班を横目に、その子は「まず質問項目を決めよう」といい、
そうして農家を訪ねたその子は、可愛い子供たちを前にして喜んでいるおばあちゃんに、
小6の子「いま、授業で農家さんのことを調べているんですが、教えてもらっていいですか?」
農家さん「いいよいいよ、なんでも聞いておくれ」
小6の子「じゃあ、まず、年間の収入を、農業と農業以外にわけて教えてもらえますか?」
農家さん「えっっっ・・・・・・、まぁ、だいたい●●万円くらい・・・💦」
小6の子「じゃあ、つぎに、年間の支出を、教えてもらえますか?」
農家さん「えっっっ・・・・・・、まぁ、だいたい●●万円くらい・・・💦」
小6の子「じゃあ、残るのは●●万円しかないですね。農業って、儲からないんですね・・・」
農家さん「・・・そうだねぇ・・・💦」
まじか ホンマ昔ばなし
【第二話】
むか~し、むかし、あるところに小学1年生の子がおったそうな。
当時は駄菓子屋で2枚10円で売っている「仮面ライダーカード」が流行っていて、
カードの裏面に「あたり」があると貰える「カードホルダー」目当てに、みんなこぞって買っていたそうな。
ただ「あたり」のカードがでることはほとんどなく、めったにそれを引くことができなかったそうな。
そんなある時、その子は、残り少ない何枚かのカードを全部買ったが、やっぱり「あたり」はなかったそうな。
すると、駄菓子屋のおばちゃんが、新しい仮面ライダーカードの箱を開け始めたそうな。
その中には、憧れの「カードホルダー」が3つと、「2枚のカードが入っている小袋」のほかに
「透明のビニール袋」に入っている3枚の「2枚のカードが入っている小袋」があったそうな。そこでその子は
小1の子 「おばちゃん、その『3枚』ってなぁに?」
おばちゃん「これが『あたり』のカードじゃよ。このビニール袋をあけて、他のカードの中に入れるんじゃよ。」
小1の子は、おばちゃんが『あたり』のカードを入れるところをじっと見てました。
そしてその子は、おばちゃんが『あたり』のカードを入れた3か所の近くのカードを3枚くらいずつ買いました。
すると、なんということでしょう! 買ったカードの中に、『あたり』のカードが3枚とも入っておりました!
小1の子 「おばちゃん! 『カードホルダー』3つとも頂戴!」
おばちゃん「・・・」
その後、その子は、開いている箱のカードを買うのをやめて、おこずかいをため、
「新しい箱」をあける所を待ってから買うようにしました。
だけど、1箱の中に小袋は100枚もはいっているので、
「新しい箱」をあける所にであう事はめったにありませんでした。
それでもその子は待ち、2回ほど、同じ手で『カードホルダー』をゲットしていきました。
すると、おばちゃんは、新しい箱を開けてカードを差し込んだ後、カードを混ぜるようになりました。
これでは、さすがに3枚すべての『あたり』カードを追いかけることはできません。
あきらめかけたその時、その子は、ふと思いつき、得意げにしているおばちゃんに言いました。
小1の子 「おばちゃん! 箱ごと全部頂戴! 『あたり』カード3枚入ってるよね!
だから『カードホルダー』も3つとも頂戴! あ、あとこの箱も貰っていい?」
おばちゃん「・・・」
その後、2回ほど、同じ手で箱買いをすると、開いている箱があるのに、おばちゃんが言いました
おばちゃん「今日は買いたいのかい?」
小1の子 「おこずかいがたまったから買いたいけど、開いてる箱があるから・・・」」
おばちゃん「いいよ、あんたなら、箱ごと売っちゃる」
そういうと、おばちゃんは、下から封を開けていない新品の箱を出して、売ってくれるようになり、
おばちゃんとその子は、めちゃめちゃ仲良くなりましたとさ。
まじか ホンマ昔ばなし
【第三話】
むか~し、むかし、あるところに小学2年生の子がおったそうな。
その子は、担任の先生が大好きで、休み時間でもよくお話ししてたそうな。
そんなある時の冬休みに入る前に、恒例の『大掃除』の時間があったそうな。
大掃除もほぼ終わりかけたころ、先生はその子を呼んで、こういったそうな。
「〇〇君、ちょっと来て」
何かと思いつつ先生の机の所に行くと、先生は
「〇〇君、プリント好きやろ、これ全部あげる! 問題を解いてもいいし、裏紙に使ってもいいよ!」
といって、一番下の大きな引き出しから、高さ30センチにもなるプリントの山を取り出しました。
その子は「先生ありがとう!」と言って、泣きたくなるくらい思いプリントの山を、喜んで持って帰りました。
大人になって考えると、ただ「いらない物の処分に利用されただけ」だということに気が付いたそうな・・・
まじか ホンマ昔ばなし
【第四話】
むか~し、むかし、あるところに小学3年生の子がおったそうな。
その時代、男の子は、夏には真っ黒に日焼けすることが流行っておったそうな。
ただ、その子の家は貧しく、夏休みに海に連れて行ってもらうこともできなかったそうな。
その子は、なんとかして「真っ黒に日焼けしたい」と思い、
「そういえば、何で夏になったら日焼けするんだろう」と考えた結果、
「夏は暑いから日焼けするんだ!」と考え、
押し入れから「冬用の厚い掛布団」を引っ張り出して、
「暑い~」と言いながら、2~3時間その掛布団にくるまったのち、母親に
「黒くなった?」と嬉しそうに聞き、
汗だくの掛布団と、母親の冷ややかな視線に囲まれることになったそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第五話】
むか~し、むかし、あるところに、ゲッターロボが好きな小学生の子がおったそうな。
ゲッターロボとは、東映動画製作のロボットアニメで、写真のゲットマシンと呼ばれる
3機の飛行機様の乗り物が合体し、空中用、地上・地中用、海中用の3種のロボットに変化して
敵と戦うというロボットアニメだったそうな。
ある日、初めて写真のゲットマシンのプラモデルが発売になった日、
その子は、喜び勇んでいつもの駄菓子屋さんに買いに行き、全種類かってきたそうな。
嬉しさのあまり、家に帰るなり3つとも組み立てたその子は、
ワクワクしながら、ゲットマシンのイーグルとベアーを、アニメの通りにくっつけたところ・・・
「あれ? 合体できない・・・」
同じように、ゲットマシンのベアーとジャガーを、アニメの通りにくっつけてみても・・・
「あれ? 合体できない・・・ え? 不良品?」
「もしかしたら、3つ同時じゃないと、合体できないのかな?」
と思い、2つしかない手で、なんとか3つ同時に合体させようとしたが・・・
「あれ? 合体できない・・・ え? 本当に不良品? もしかして偽物?」
と考えながら、その後も、アニメの通りの全部の組み合わせを試したけど・・・
そこで改めて箱を見て、初めてその子は気が付きました。
「あ、プラモデルって、合体しないんだ・・・」


まじか ホンマ昔ばなし
【第六話】
むか~し、むかし、あるところに、星が好きな小学5年生の子がおったそうな。
ある日、「今日は部分日食が見られます」とTVで見たその子は、
前に「月食」を5分ごとに観察してノートに記録していたこともあり、
「何とかして、部分日食を観察したい」
と思って太陽を見ましたが、まぶしすぎてよく見えません。
日食観察用の眼鏡なんてない時代、観察するには「ガラスに煤をつける」しかありませんでしたが、
準備もしてなかったので、急にそんなことはできません。
持ち物を色々と試したのですが、しょせん小学生の持ち物、なかなか適当なものが見つかりません。
でも、ついにその子は、絵の授業で使っている「黄色のバケツ」で、何とか見えることをみつけました。
喜び勇んで、部分日食の初めから5分ごとに観察してノートに記録し始めてから、およそ30分後、
黄色いバケツを通して日食をみた後に、バケツを外して周囲をみてみると・・・
そこには「紫色」に染まった世界が、まるで魔界や異世界のように広がっていたそうな・・・
えっっっとおもいつつじっとしてると、2~3分でもとに戻ったそうな。
「これは、目に良くないのかも・・・」と思いつつも、
結局、日食が終わるまで観察をやめられなかったそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第七話】
むか~し、むかし、あるところに、〇〇な小学5年生の子がおったそうな。
その子が通っている小学校には、写真と似たような遊具が2つあったそうな。
写真と違うのは、中心部分がただ1本の棒という、シンプルな形だったそうな。
いつもは、男子も女子も、中心部分から横に伸びる棒にまたがる子と、
外側の輪の部分を持ってぐるぐる回す子を交代しながら、特に男子は
「いかに早く回せるか」を競いながら、「目が回る~」といって楽しんでいたそうな。
そんなある日、ふとその子が
「これ、ゆっくり回したらどうなるんだろう・・・」と思ったそうな
少しずつ回すスピードを落としてみると、
「カメが歩くスピード」くらいになった時、突然「ガクンガクン」と派手に揺れだし、
乗っているみんなが
「痛い、痛い、止めてー!」と言ったそうな。
その子はすぐに止めて、「大丈夫?」と言ったものの、
「もっとゆっくり回したらどうなるんだろう・・・」と思ったそうな。
そして、もう一度回し始める時に、じわりじわりとスピードを上げてみると、
「蟻が歩くスピード」くらいになった時、突然、
「ブーン」という音とともに、しびれるような感覚が手に伝わってきたそうな。
と同時に、上で棒にまたがっている子たちが、
「きゃはははは! くすぐったい~~~! 止めて~!」
という大きな声が聞こえてきたそうな。
その子は、その後も、何度も何度もためし、そのたびに、
「きゃはははは! くすぐったい~~~! 止めて~!」
といわれては止め、ついにその回し方を習得したそうな。
普段は真面目だけど、実はドSなその子は、その後も
「きゃはははは! くすぐったい~~~!」
という声を、「喜んでる」ととらえたが、その子以外は誰もその技を習得できず、いつしか
「あの回し方、やって~!」と頼まれるようになり、昼休みになると
「きゃはははは! きゃはははは! くすぐったい、くすぐったい~~~!」
という男子と女子の声が、校庭中に響き渡るようになったそうな。
ただその子は回す役ばかりだったので、それがどんな感じなのかわからず、
大人になって「大人のオモチャ」というものを知った時に、初めてそれがわかったそうな。

まじか ホンマ昔ばなし
【第八話】
むか~し、むかし、あるところに、アパートの5階に住んでいる小学5年生の子がおったそうな。
ある日、ベランダに綺麗な黄色のインコが飛んできたそうな。
「どうせ、すぐ飛んでいくだろう」と思っていたら、妹がベランダに出て手を出したところ、
そのインコは妹の手のひらから方まで登ってきてじっとしていたので、家の中に連れて入ったそうな。
当時は電話しかなかったので元の飼い主も探せず、結局そのインコを飼うことにしたそうな。
妹がそのインコに「ピッチ」という名前を付け、たいそう可愛がって育てたそうな。
ピッチは鏡が大好きで、かごの中はもちろん、部屋にある母のドレッサーの鏡がお気に入りで、
かごから出すと、すぐドレッサーに飛んで行き、鏡の中の自分を嘴でつつきまわって歩いていたそうな。
ある日、また鏡の中の自分を嘴でつつきまわっている姿をみたその小学5年生の子は、ふと思い立って
ドレッサーの上にあるものをすべて片付け、そのドレッサー(昔の三面鏡)の真ん中の鏡をつついているときに
おもむろに、左右両側の鏡を前にまわして合わせ、ピッチを鏡の世界に閉じ込めてみたそうな。
すると中から、大興奮してあちこちの鏡をつつきまわる音が・・・
手前側をうっすらと開いて覗いてみると、そこには、
「無限に映っている自分(インコ)の姿」と
「それを見て大興奮してつつきまわるピッチ(そのインコ)の姿」が・・・
そのあと、椅子の上に立って、上からのぞいてみると、そこには
回さなくても中のインコが激しく動き回る、とても素敵な万華鏡の世界が見えたそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第九話】
むか~し、むかし、あるところに、「ピッチ」と名付けたインコを飼っている小学生の子がおったそうな。
友達から、「インコを飼うなら、羽を切ってもらった方がいい」とおしえてもらったものの、
かわいそうな気がして、そのままにして飼って、かわいがっていたそうな。
ただ、ピッチはインコ用の餌をほとんど食べず、徐々に痩せていっている感じがしたそうな
ある日、かごの中のピッチに「皮をむいたぶどう」を見せると、急いでやってきて、喜んで舐めたそうな。
そんなある日、今度はかごの中のピッチに「歯で小さく切ったご飯(お米)」を見せると、
喜んで食べ、「もっとくれ!」と催促してきたそうな。
それから、たまに「皮をむいたぶどう」や「歯で小さく切ったご飯」をあげると、喜んで食べるようになり、
気が付くと、羽もきってないのに、6畳の部屋を1週半しか飛べないくらい太ってしまったそうな。
ある日、ピッチをかごから出していることを忘れて窓を開けてしまったところ、ピッチが飛んで行ったそうな。
ベランダから目で追うと、近くにある公園の方に飛んでいく(落ちていく?)姿が見えたそうな。
妹と手分けして公園を探してみると、木の枝にとまっているピッチを見つけたが、何度読んでも降りてこない。
そこでその子は、妹に「ある物」を家から持ってくるように言い、木の下で見張っていたそうな。
妹が頼んだものを持って戻ってきたので、もう一度「ピッチ!」と呼ぶと、
それを見たピッチは一目散に降りてきて、妹の手にとまり、その瞬間に捕獲されたそうな。
その子が妹に頼んだものとは、もちろん「お茶碗に山盛りのご飯」だったそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第十話】
むか~し、むかし、あるところに、宇宙戦艦ヤマトが大好きな卓球部員の中学1年生の子がおったそうな。
ある時、テレビで、見ていなかった「宇宙戦艦ヤマト」の第一作の再放送が、
月曜~金曜の夕方5時から「全26話一挙放送」があると知ったその子は、
「これは見なければ!」と、授業が終わると速攻で家に帰り、ワクワクしながらみていたそうな。
そんなある日の放課後、卓球部の部長から呼び出しを受けたその子は、部長から
部長 「なんで部活に来ないんだ?」
その子「いや、宇宙戦艦ヤマトの放送が毎日あってて・・・」
部長 「お前、部活とヤマト、どっちが大事なんだ!(怒)」
その子「ヤマト!(即答)」
部長 「・・・」
そのまま家に飛んで帰り、喜んで宇宙戦艦ヤマトをみて、卓球部を辞めることにしたそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第十一話】
むか~し、むかし、あるところに、アニメマニアの中学2年生の子がおったそうな。
その時代、映画館は小さく、スクリーンも1つ、多くても2つというところばかりでした。
しかも、新作の映画の封切は「土曜日」で、学校も「半ドン」で午前中だけ授業がありました。
でも、「どうしても初日の最初の上映から見たい」と思ったその子は、母親に
「明日、風邪をひいて学校休むから」といって、徹夜で並ぶことにしました。
もちろん見つかれば補導されるところですが、小さな映画館は小さな商店街にしかなく、
しかも夜8時には、商店街のすべての明かりが消されるため、周囲は真っ暗。
そして当時のやんちゃな子たちは、コンビニもないので、橋の下とかでたむろってたので、
まさかそんな真っ暗商店街の行列の中に「中学生」がいるとは思わなかったのか、
1度も補導員に遭遇することもなく、毎回「初日の最初の上映」から見ることができたそうな。
それにその時代は「全席自由」「入れ替え制なし」だったため、
1枚の上映券で、開演から終演まで1日中、7~8回連続して同じ作品を見続けたそうな。
そしてついには、「映画館に一番乗りしたい」と思うようになり、
前日の金曜日の夕方6時から、まだ開いている映画館の入り口のドアの外で場所取りをして、
映画を見に来た人々から「この子、何してんの?」と、
変な目でみられる、立派なアニメマニアに成長したそうな。
ちなみに、当時はまだ「オタク」という言葉すらなかったそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第十二話】
むか~し、むかし、あるところに、生徒会の整美委員の中学2年生の子がおったそうな。
そして整美委員の仕事の中に、中庭(幅30m✕長さ100m)の芝生や植物の世話があったそうな。
ある日の昼休みに、芝生が一部枯れかけているのを見つけたその子は、水やりをすることにしたそうな。
すると、他の先生方も口を出せない、うるさ型だけど仲のいい体育の先生がきて、
「そんな水やりのやり方だめやろ! 水やりはこうやるんや!」と止めるのも聞かず
水道のホースを、置きっぱなしにしたそうな。しかたなく「暇だな~」と思っていると、
「そういえば・・・」と雑談を始めてきて、他の先生達も通っていく中、2人で喋っていたら、
突然その先生が腕時計を見て、
「いかん! 昼休みも、5時間目も終わってるやん!」って・・・
通っていく先生方も何も言わない、先生方公認の「サボり」になったそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第十三話】
むか~し、むかし、あるところに、生徒会の整美委員長の中学生の子がおったそうな。
秋の修学旅行を楽しみにしていたその子は、同じ部屋に泊まる友達から、
「何か、夜の11時から、『11PM』っていうHな番組があってるらしいぞ!」
と言われ、同じ部屋の6人中、3人が
「就寝時間過ぎるけど、見てみよう!」という話になり、その子は
「テレビのコードを握っておき、もしドアが開いたら引き抜いてテレビを消す」
という役割になったそうな。
夜、電気を消したまま時間を待ち、11時になったら
「♪チャラララ チャラララ~」
という音楽とともに、番組が始まるやいなや、
司会の大橋巨泉さんが、
「え~、今日は金曜日、『釣り』の日ですね!」
あまりに予想外の展開に、3人が
「えぇっっっ!」
と上体を起こした瞬間、ドアが開き、女性の先生の声で
「はい、今動いた3人出て、廊下に正座しなさい!」
予想外すぎる展開にテレビを消すこともできず、
ましてや弁解も抵抗もできるわけなく、2人の女性の先生に、廊下に正座させられた3人は
「生徒会長」「風紀委員長」そして「整美委員長(その子)」。
それがさらに先生の怒りに火をつけ、
「よりによって、あなたたちがそんなことして、どうするの!」
「男の先生だったら、正座ぐらいじゃ済まなかったわよ!」
と、入れ代わり立ち代わり延々と説教されること、3時間・・・
途中から
「いっそ、男の先生にビンタされた方がマシだわ・・・」
と思いつつ、深夜2時過ぎまで、3時間以上も、
正座させられたまま、ただただ説教され続けたそうな。
まじか ホンマ昔ばなし
【第十四話】
むか~し、むかし、あるところに、結束のいいクラスの中学3年生の子がおったそうな。
秋にある「文化祭のクラス展示を何にするか」の話し合いの時間に、その子が
「中学3年で、来年は受験やから、『神社』とかどぉ? 担任の名をとって『松崎神社』とか」
といったら、みんな賛成してくれたらしいそうな。
そこで「祠」「鳥居」「ご神体(担任の石膏像)」に班分けして、夜まで残って作ったそうな。
「何か足りないな~」と思っていたところ、「祠」班が最初に完成したので、
「じゃぁ、『お賽銭箱』作って、段ボールでいいから」というと
「いや、誰も入れんやろ・・・」という意見もあったけど、
「まぁ、時間あるし、神社には必ずあるから」と言って了解してもらい、
自分たちも「鳥居」を作り終わったから・・・と
「じゃあ『おみくじ』作るか」と、「おみくじ箱」と「ほぼ『凶』ばかりのおみくじ」作ったら、
先生方や父兄の方々が・・・
結局、先生とクラス全員分の「ジュース」を買うことができ、終了後にみんなで楽しく「打ち上げ会」
担任からは、「中学の文化祭のクラスの出し物で収入があったの、初めてだわ」と言われたそうな。
ちなみに、「祠」と「ご神体(担任の石膏像)」は、
後日、担任が軽トラで喜んで持って帰って、自宅の庭に置いたそうな。