
【回復の記録⑥】 鎧を脱いだ夜|相互の解放
回復の記録集|鎧を脱ぎ、愛へ還るまで 6話目。
▶ このシリーズの全体を見る
回復の記録|目次
▶ この物語が生まれた理由
回復の記録|この物語が生まれた理由
▶ 前の物語
回復の記録⑤ 魂が触れた時間|愛の神秘
この記事のためのBGMです。
静かな場所で、呼吸を整えてからお読みください。
満たされた身体の重み
朝から昼まで続いた、長い交わりのあと。
午後はふっと現実に戻って、必要な手続きや買い物を静かに済ませた。
寝不足で、体は確かに限界に近いはずなのに、 心だけが、見たこともないような光で満たされている。
何かを成し遂げた充足感ではなくて、ただ、そこに「在る」だけで満たされているような、不思議な感覚。
あの日までは
間違えたくない、傷つきたくない
と自分を守るために距離を取っていた私が─
あのバレンタインの日から
心の奥に消えない火が灯り、求めることは魂の触れ合いだと知り
求められるようになったのだった──
※この先に、抒情的な親密さを表現したイラストと記録が含まれます。静かな心でお進みください